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迎講阿弥陀如来像 1躯

2019年1月9日

ページ番号:34266

迎講阿弥陀如来像

むかえこうあみだにょらいぞう

分野

有形民俗文化財

所有者

宗教法人 大念佛寺(だいねんぶつじ)

所在地

大阪市平野区平野上町1

紹介

法量:総高 249cm

迎講阿弥陀如来像の写真

 融通念仏の総本山である大念佛寺では毎年五月に「万部おねり」(まんぶおねり)と通称される来迎会の儀式が催される。
 面と装束を付けた二十五菩薩と本尊天得如来(てんとくにょらい)の阿弥陀来迎図の軸が練り歩く。
 本像は来迎会で用いるため特別な構造を持って造像された、迎講阿弥陀如来像と称される像で、像内に人が入って像を被ったまま移動できるようになっている。
 箱式の構造で底板はない。体部の内側は丁寧に薄く内刳り(うちぐり)され黒漆が施されている。
 光背と接合した頭部は体部と容易に分離し、内部は丁寧な加工が施され、頭部だけ独立して用いられた可能性もある。制作年代は江戸時代と考えられる。

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