平成21年度全国体力・運動能力、運動習慣等調査結果 【大阪市の概要】
調査の概要
1 調査の目的
(1)子どもの体力が低下している状況にかんがみ、国が全国的な子どもの体力の状況を把握・分析することにより、子どもの体力の向上に係る施策の成果と課題を検証し、その改善を図る。
(2)各教育委員会、学校が全国的な状況との関係において自らの子どもの体力の向上に係る施策の成果と課題を把握し、その改善を図るとともに、そのような取組みを通じて、子どもの体力の向上に関する継続的な検証改善サイクルを確立する。
(3)各学校が各児童生徒の体力や運動習慣、生活習慣、食習慣等を把握し、学校における体育・健康に関する指導などの改善に役立てる。
2 調査事項
(1)児童生徒に対する調査
ア 実技に関する調査
〈小学校調査〔8種目〕〉
握力、上体起こし、長座体前屈、反復横とび、20mシャトルラン、50m走、立ち幅とび、ソフトボール投げ
〈中学校調査〔8種目〕〉
握力、上体起こし、長座体前屈、反復横とび、持久走(男子は1,500m、女子は1,000m)、20mシャトルラン、
50m走、立ち幅とび、ハンドボール投げ
※持久走か20mシャトルランのどちらかを選択して実施
イ 質問紙調査
運動習慣、生活習慣、食習慣等に関する質問紙調査
(2)学校に対する質問紙調査
学校における体育、保健体育の指導及び特別活動等に関する質問紙調査
3 調査対象
小学校第5学年・特別支援学校小学部第5学年
中学校第2学年・特別支援学校中学部第2学年
調査の参加状況
◇ 小学校 296校 99.0%(全国 87.0%) 特別支援学校小学部 2校 総参加人数 20,485人
◇ 中学校 130校 100.0%(全国 84.3%) 特別支援学校中学部 3校 総参加人数 17,055人
調査の結果
| 小学校 | 人数 | 種目別平均 | 合計 得点 | |||||||||
| 握力 | 上体 起こし | 長座 体前屈 | 反復 横とび | 持久走 | 20mシャトルラン | 50m走 | 立ち幅 とび | ボール 投げ | ||||
| 単位 | kg | 回数 | cm | 回数 | 秒 | 回数 | 秒 | cm | m | |||
| 5年 男子 | 大阪市 | 10,412 | 17.17 | 18.69 | 32.19 | 37.01 | - | 42.96 | 9.45 | 150.89 | 25.33 | 52.13 |
| 全国 | 504,510 | 16.96 | 19.28 | 32.55 | 40.81 | - | 50.08 | 9.37 | 153.64 | 25.41 | 54.19 | |
| 5年 女子 | 大阪市 | 10,073 | 16.52 | 16.85 | 36.23 | 34.52 | - | 31.92 | 9.74 | 141.54 | 14.55 | 52.02 |
| 全国 | 481,976 | 16.35 | 17.65 | 36.62 | 38.48 | - | 38.73 | 9.64 | 145.11 | 14.62 | 54.59 | |
| 中学校 | 人数 | 種目別平均 | 合計 得点 | |||||||||
| 握力 | 上体 起こし | 長座 体前屈 | 反復 横とび | 持久走 | 20mシャトルラン | 50m走 | 立ち幅 とび | ボール 投げ | ||||
| 単位 | kg | 回数 | cm | 回数 | 秒 | 回数 | 秒 | cm | m | |||
| 2年 男子 | 大阪市 | 8,819 | 30.22 | 25.83 | 40.4 | 48.48 | 416.64 | 77.67 | 8.2 | 190.04 | 20.92 | 39.08 |
| 全国 | 453,843 | 29.82 | 26.73 | 42.91 | 50.5 | 396.19 | 83.27 | 8.05 | 194.62 | 21.27 | 41.36 | |
| 2年 女子 | 大阪市 | 8,236 | 24.56 | 20.88 | 43.55 | 42.76 | 314.95 | 52.22 | 9.12 | 162.66 | 13.58 | 45.97 |
| 全国 | 430,199 | 23.98 | 22.08 | 44.39 | 44.56 | 294.25 | 56.35 | 8.9 | 166.02 | 13.4 | 47.94 | |
大阪市の特徴
◇小・中学校ともに、握力で全国平均を上回っているが、その他、多くの種目で全国平均を下回っている。
◇また、小学校においては、特に反復横とび・20mシャトルランで全国平均との差が大きい。
◇中学校女子においては、ハンドボール投げでも全国平均を上回っている。
◇中学校においては、男女ともに持久走・反復横とびで全国平均との差が大きい。
◇体力テストの合計点を5段階で評定した総合評価では、小・中学校ともにA段階の割合が全国平均に比べて少ない。
◇小・中学校ともに、朝食を「毎日食べる」集団は、それ以外の集団に比べて、体力合計点が高い傾向がみられた。また、体育の授業が「楽しい」集団や体育の授業で体の動かし方やうまくなるコツが「わかった」集団は、それ以外の集団に比べて、体力合計点が高い傾向がみられた。
◇1週間の総運動時間を見ると、平成20年度と同様、小学校では、ほとんど運動しない児童が多く、特に女子においては顕著であった。中学校でも同様に、運動する生徒としない生徒の明確な二極化がみられた。
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