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成覚寺真宗関係史料 一括(2点)

2019年1月9日

ページ番号:74303

成覚寺真宗関係史料

じょうかくじ しんしゅうかんけいしりょう

分野/部門

有形文化財/歴史資料

所有者

宗教法人 成覚寺(じょうかくじ)

所在地

大阪市西淀川区野里2

紹介

成覚寺真宗関係史料のうち方便法身阿弥陀如来画像の写真

 本願寺教団は8世門主蓮如の時代に摂津・河内地域に教化を広げ、後の大坂本願寺となる大坂御坊を開いた。その後を継いだ9世実如の時代である15世紀末からは、在地に勢力が浸透し、拠点となる惣道場が次々に開かれた。本願寺教団は惣道場に本尊となる画像や名号を下付した。
 成覚寺は天文元年(1532)創建と伝える。
 左の方便法身阿弥陀如来画像(ほうべんほっしんあみだにょらいがぞう)は、永正7年(1510)の実如筆の裏書を同伴する16世紀初めの画像本尊。宛所と願主部分は滅失している。修復の際に附されたと考えられる別の裏書には、野里の北東にあたる佃村に下付された本尊と記される。
 在地の歴史資料で中世にさかのぼるものは市内では希少であり、貴重な史料である。

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