今里小学校区はぐくみネット「水の祭典」
2018年12月20日
ページ番号:117172
大盛り上がりの騎馬戦!
日時:平成21年8月23日(土曜日)9時~13時
- 取り組みの概要
今里小学校区で約30年間続いている地域の水泳大会を訪ねました。スポーツを通じてあらゆる年齢層が集う場をつくり、青少年の健全育成を図ることを目的に実施されているとのこと。かつては地域対抗で実施していたが、参加者数の減少を受け今年度から紅白対抗で実施。子どもから高齢者まで一緒に楽しめる夏のプログラムに一新して開催されていました。
青少年指導員の校下代表(はぐくみネット委員)を中心に企画し、青少年指導員会や子ども会が中心となって実施。各町会はちらしを配布し参加者集め、PTAは事前に親子プールを実施し参加者募集に協力、学校は会場の提供と準備・運営の手伝いと、それぞれが上手く役割分担をしながら運営をされているとのこと。今里地域の青年会(高校生~大学生)のメンバーもボランティアとして参画するなど、地域が一体となって運営されています。
- 見学交流会当日の内容
当日は、幼児から高齢の方まで約70名が参加。全員でラジオ体操をし、体をほぐした後は、プール内に設置したポリバケツめがけてボールを投げ込む「玉入れ競争」や、大きなビートバンに人を乗せて、ゴールまでの速さを競う「カヌーで救助」など、楽しいプログラムが続きます。大人が土台を組み、子どもが騎手となって戦う「騎馬戦」では大盛り上がり。
後半は紅白対抗の25m競争と100mリレーです。「紅組がんばれ!白組がんばれ!」のかけ声の下、年代別で競いあいました。50代・60代の部では、お父さん・おじいちゃん方が見事な泳ぎを披露し、会場からは拍手喝采でした。
イベントの締めくくりは、日本赤十字社の講師による、救助デモンストレーションです。水辺でおぼれた時に、身近にある物(ペットボトルや釣具用品、浮き輪等)を使って助ける救助法を学びました。講師による実演の後は、子どもたちが溺れ役と救助役を体験し、水難事故にあった時の対処法を学びました。
過去に比べると参加者が減少しているとのことでしたが、当日も自宅からふらっと立ち寄られる方もいて、夏の恒例行事として地域に定着した取組みであることがうかがえました。
「子どもたちに短い夏の思い出を」との思いから、各団体がそれぞれに役割分担し、連携しながら事業の企画・運営を行っており、子ども時代に参加していた方が、大人になって運営側にまわるという、人材の継承が上手くなされていることが特徴的でした。
真夏の暑い一日でしたが、子どもからお年よりまで地域の多世代・多団体が一同に介し、楽しみ、汗を流す取組みでした。
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