ページの先頭です

願泉寺真宗関係史料 一括(9点)

2019年1月9日

ページ番号:212918

願泉寺真宗関係史料

がんせんじしんしゅうかんけいしりょう

指定有形文化財

歴史資料

所有者

宗教法人 願泉寺

所在地

大阪市浪速区大国

紹介

願泉寺真宗関係史料

 願泉寺は寺伝によればもと天台宗で、飛鳥時代に小野妹子の8男、義持が聖徳太子から無量寿院の号を受け建立されたという。蓮如に27世乗教が帰依し転派、31世定龍は石山合戦に功があり、本願寺派12世門主准如から願泉寺の寺号を受けた。江戸時代には木津の願泉寺として地誌などにも取り上げられる有力な真宗寺院であった。什物の大半が戦災で焼失したが、既に市指定文化財となっている六字名号の他に、慶長4年(1599)准如奥書による五帖一部の御文章、同じく准如が慶長11年(1606)「摂州西成郡□□(木津カ)願泉寺」に下付した、石山合戦の際の本願寺11世門主顕如画像、天文8年(1539)に9世門主証如が裏書した方便法身阿弥陀如来画像など、中世から近世初頭の史料が伝来している。いずれも木津周辺の歴史を考える上で貴重な史料である。

探している情報が見つからない

このページの作成者・問合せ先

大阪市 教育委員会事務局総務部文化財保護課

住所:〒530-8201 大阪市北区中之島1丁目3番20号(大阪市役所3階)

電話:06-6208-9166

ファックス:06-6201-5759

メール送信フォーム