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青湾碑 1基

2019年1月9日

ページ番号:212952

青湾碑 1基

せいわんひ

指定有形文化財

歴史資料

所有者

大阪市(教育委員会事務局)

所在地

大阪市都島区中野町1(毛馬桜之宮公園内)

紹介

青湾碑

 文人画家の大家である田能村直入(1814~1907)は煎茶に造詣が深く、桜宮近くの清冷な水を湛える青湾の地に「青湾茶寮」と名付けた寓居を定め、日々同志とともに煎茶を愛好した。文久2年(1862)春には、「青湾の地」を顕彰する青湾碑を建立した。これを祝って催された「茗讌」と呼ばれる大寄せの煎茶会は、規模・内容ともに従来のものを大きく超えるもので、近代以降の煎茶会の規範となった。「青湾の碑」は裏面に銘があり、大坂の煎茶史と、あわせて青湾の水が煎茶に如何に適したものかを説いている。煎茶史のうえでの文字通り記念碑的な歴史資料である。

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