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平成27年度「全国体力・運動能力、運動習慣等調査」【大阪市の概要】を公表します

[2016年1月26日]

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 大阪市教育委員会では、平成27年度「全国体力・運動能力、運動習慣等調査」【大阪市の概要】をとりまとめました。

 「全国体力・運動能力、運動習慣等調査」は、文部科学省が平成20年度から実施しているものであり、国や各教育委員会が子どもの体力の状況を把握・分析することにより、子どもの体力の向上に係る施策の成果と課題を検証し、その改善を図ることを目的としています。

 平成27年度は、昨年度に引き続き悉皆調査として実施いたしました。

 このたび、保護者や市民の皆様に説明責任を果たすとともに、子どもたちの健康や体力に関心をお持ちいただき、子どもの体力向上にむけてご協力いただくため、調査結果の概要及び分析結果を次のとおり公表いたします。

 今後も、引き続き平成26年度に改訂いたしました「子どもの体力づくり強化プラン」に基づき、子どもの体力向上にむけた取組をすすめてまいります。

※悉皆(しっかい)調査・・・全国にわたるすべての小・中学校において調査を実施

調査結果の概要

1 調査対象者

  小学校第5学年・特別支援学校小学部第5学年

  中学校第2学年・特別支援学校中学部第2学年

2 調査期間

  平成27年4月から7月

3 調査事項

(1)実技に関する調査(新体力テスト)

  • 小学校調査[8種目]

        握力、上体起こし、長座体前屈、反復横とび、20mシャトルラン、50m走、立ち幅とび、ソフトボール投げ

  • 中学校調査[8種目]

       握力、上体起こし、長座体前屈、反復横とび、持久走(男子1,500m、女子1,000m)、20mシャトルラン、50m走、立ち幅とび、ハンドボール投げ

       (注)持久走か20mシャトルランのどちらかを選択して実施

(2)質問紙調査

  • 児童・生徒質問紙調査

  運動やスポーツについて、ふだんの生活について、体育・保健体育の授業について、小学校入学前や現在のことについて、その他等の質問紙調査

  • 学校質問紙調査

  平成26年度の取組について、体育・保健体育の授業について、学校全体の取組について、調査結果の活用について、学校の体育施設について、新体力テストについて、保育所・幼稚園との連携について、平成27年度の部活動についての質問紙調査

4 結果の概要

(1)実技に関する調査

<平成27年度全国調査結果との比較>

  • 小学校では、男女ともに前年度に引き続いて、ボール投げで全国平均を上回った。また、男女ともに握力で全国平均を上回った。他の種目では全国平均を下回った。昨年度、全国平均との差が顕著であった、反復横とび、20mシャトルラン、立ち幅とびの3種目については、反復横とび、20mシャトルランについては、わずかに全国平均に近づいたが、立ち幅とびは、差が広がった。

    (重点種目;反復横とび、20mシャトルラン、立ち幅とび

  • 中学校では、男女ともに握力で全国平均を上回った。女子は、ボール投げで全国平均を上回った。他の種目は全国平均を下回った。昨年度、男女ともに全国平均との差が顕著であった持久走は、男女ともに差が広がった。立ち幅とびは、男子は全国平均にわずかしか近づかなかったが、女子はかなり近づいた。男子の長座体前屈は、少し差が縮まった。

    (重点種目;立ち幅とび、男子の長座体前屈、持久走

 

<総合評価について>

  • 総合評価は、小学校の男子において、横ばい状態が続いている。中学校の男女、小学校の女子においては、A・B段階の割合が高くなってきている。

    ※総合評価とは、合計得点を、年齢別男女別の総合評価基準にしたがって、高い方からAからEの順に5段階で評定した評価である。

 

<大阪市の結果の前年度比較>

  • 小学校では、男子は握力、上体起こし、長座体前屈、反復横とび、20mシャトルランで、前年度の大阪市平均を上回った。50m走は同記録であった。女子は長座体前屈、反復横とび、20mシャトルランで、前年度の大阪市平均を上回った。
  • 中学校では、男子は長座体前屈、反復横とび、立ち幅跳びにおいて、前年度の大阪市平均を上回った。50m走は同記録であった。女子は、上体起こし、長座体前屈、反復横とび、20mシャトルラン、50m走、立ち幅跳び、ボール投げ、体力合計点において、前年度の大阪市平均を上回った。

 

<全国の結果の前年度比較>

  • 小学校では、男女ともに上体起こしの全国平均が上がってきている。男子の長座体前屈も上がってきている。男女ともに握力とボール投げが下がってきており、男子の立ち幅跳びも下がってきている。
  • 中学校では、男女ともに握力、ボール投げが下がってきている。女子の上体起こし、長座体前屈、持久走が上がってきている。

(2)一週間の総運動時間

  • 昨年度と同様、1週間の総運動時間が0分の児童・生徒は小・中学校ともに多く、中学校においては、二極化が見られた。
  • 1週間の総運動時間が0分の児童・生徒の割合は、小・中学校、男女ともに全国と比べて高かった。特に中学校の女子が高かった。

(3)質問紙調査

  • 「運動やスポーツをすることは好きですか」という問いに対しては、「好き」と答えた児童・生徒の割合は、昨年度に比べて少し上がった。「体育・保健体育の授業は楽しいですか」という問いに対しては、「楽しい」と答えた児童・生徒の割合は昨年度に比べて下がった。
  • 「朝食は毎日食べますか」という問いに対しては、「毎日食べる」と答えた児童・生徒の割合は、全国と比べて低かった。「毎日食べる」児童・生徒は、体力合計点が高く、1週間の総運動時間も多かった。
  • 「テレビやビデオ・DVD」や「テレビゲーム」「携帯電話・スマートフォン」に関しては、平日5時間以上する児童・生徒の割合は、全国と比べて高かった。
  • 「家の人からの運動やスポーツを積極的に行うことを進められる」児童・生徒の割合は、全国と同程度であった。「よくある」児童・生徒は、体力合計点が高く、1週間の総運動時間も多かった。
  • 「体育・保健体育の授業でこれまでできなかったことができるようになったきっかけ、理由」に関しては、小学校では、全国と同様に

     1 「授業中に先生に個別にコツやポイントを教えてもらった」

     4 「先生や友達のまねをしてみた」

     5 「友達に教えてもらった」

     8 「授業外の時間に自分で勉強した」

    と答えた児童の割合が高かった。

     中学校でも全国と同様に

     1 「授業中に先生に個別にコツやポイントを教えてもらった」

     4 「先生や友達のまねをしてみた」

     5 「友達に教えてもらった」 

    と答えた生徒の割合が高かった。

 

  • 「平成26年度に体育・保健体育の授業以外で全ての児童・生徒の体力・運動能力の向上に係る取組を行った」「平成26年度に児童・生徒の体力・運動能力の向上のための学校全体の目標を設定している」学校の割合は小・中学校ともに全国と比べて高かった。
  • 「体育・保健体育の授業の冒頭で、その授業の目標を児童・生徒に示す活動を取り入れている」「体育・保健体育の授業の最後に、その授業で学習したことを振り返る活動を取り入れている」学校の割合は、小・中学校ともに全国と比べて低かった。
  • 「体育・保健体育の授業では、児童・生徒同士で助け合ったり、役割を果たしたりする活動を取り入れている」「体育・保健体育の授業では、児童・生徒同士で話し合う活動を取り入れている」学校の割合は、小・中学校ともに全国と比べて高かった。
  • 「体育・保健体育の授業において、指導上、特に大切にしていること」に関しては、

     1 「体を動かすことの楽しさを実感すること」

     4 「仲間と協力して課題を解決すること」

     6 「運動量を確保すること」  

    と回答した小・中学校の割合は全国と同様に高かった。

    また、7 「規律を守ること」と答えた中学校の割合は全国と比べて高かった。

  • 「体育・保健体育の授業で努力を要する児童・生徒がいる場合、どのような取組をするか」という問いに対して、小学校においては、

     1 「授業中にコツやポイントを重点的に教えている」

     3 「その児童・生徒に合った場やルール等で行えるようにしている」

     4 「児童・生徒の実態に応じ、運動課題を段階的に準備している」

     5 「教員や友達のまねを促している」

     6 「友達同士で教え合いを促している」

    また、中学校においても、

     1 「授業中にコツやポイントを重点的に教えている」

     3 「その児童・生徒に合った場やルール等で行えるようにしている」

     4 「児童・生徒の実態に応じ、運動課題を段階的に準備している」

     6 「友達同士で教え合いを促している」  

    と答えた学校の割合は全国と同様に高かった。

平成27年度「全国体力・運動能力、運動習慣等調査」結果

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