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重要文化財(美術工芸品)の指定について~大阪市内の2件の文化財が文部科学大臣に答申されました~

[2016年3月11日]

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平成28年3月11日(金曜日)に国の文化審議会が開催され、重要文化財(美術工芸品)の指定として、大阪市内では2件の文化財が文部科学大臣に答申されました。

絵画の部

漣(さざなみ) 福田平八郎筆 昭和七年 絹本白金地著色 一面

漣(さざなみ) 福田平八郎筆 昭和七年 絹本白金地著色 一面

<大きさ>
 縦156.6cm、横185.8cm

<時代>
近代(昭和7年 1932)

<所有者>
大阪市(大阪新美術館建設準備室保管)

<説明>
・本品は、昭和7年(1932)に発表された、日本画家・福田平八郎(註)の代表作で、大正時代末から昭和時代初期にかけておこった日本画のモダニズムを代表する作品です。
・絹地全面に金箔を押し、その上から白金(プラチナ)箔を押して、その上に群青で波を描き、湖面にきらめく光を表現しています。
・福田が趣味の魚釣りに出かけた際に、水面の美しい動きに気づき、これを描こうとしたのが始まりで、水の動きの実態をつかむために様々な波の動きを観察して写生を繰り返した上で、充分に計算された画面を構成する独自の画風が高く評価されています。
・昭和36年(1961)4月10日に、当時は皇太子妃殿下であった美智子皇后が、皇居外苑の和田倉噴水公園を訪問された際に、この絵をイメージしたスーツを着用されていたというエピソードがあります。


(註)福田 平八郎

 明治25年(1892)~昭和49年(1974)。大分県出身。近代京都画壇を代表する日本画家の一人。文学的な主観性を排除し、自然の一部を切り取って、純粋な造形として表現する画法は、自然観察と絵画的表現を見事に一致させた新しい表現形態として高い評価を得ている。昭和36年(1961)に文化勲章を受章。


歴史資料の部

間(はざま)重富(しげとみ)関係資料  一括

間(はざま)重富(しげとみ)関係資料  一括
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<数量>
 741点

<時代>
 江戸時代後期

<所有者>
 大阪市(大阪歴史博物館が654点、大阪市立中央図書館が87点を保管)

<説明>

・本品は、江戸幕府の改暦事業に従事した、大坂の町人天文学者・間重富(註)に関わる天文観測関係資料です。

・間重富は、西洋天文学の理論で測量結果を検証することにより、当時の天文暦学の発展に多大な貢献をしました。

・本資料群は、天体の測量記録を中心に、著述稿本をはじめとする文書、典籍、観測機器、地図・絵図等で構成され、わが国の天文暦学研究上、学術的価値の高い資料群です。


(註)間 重富(はざま しげとみ)

 宝暦6年(1756)~文化13年(1816)。大坂長堀の質屋に生まれる。家業の傍ら天文暦学を志した。寛政7年(1787)から幕府に暦作御用を命ぜられ、改暦事業の中心的役割を果たした。天文振子時計・子午線観測装置などの改良・製作も行っている。

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このページの作成者・問合せ先

大阪市教育委員会事務局総務部文化財保護課

住所: 〒530-8201 大阪市北区中之島1丁目3番20号(大阪市役所3階)

電話: 06-6208-9166 ファックス: 06-6201-5759

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