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木造地蔵菩薩坐像 1躯(全興寺) 

2018年4月12日

ページ番号:430780

木造地蔵菩薩坐像

もくぞうじぞうぼさつざぞう

分野/部門

 有形文化財/美術工芸品[彫刻]

所有者

 宗教法人 全興寺(せんこうじ)

所在地

 大阪市平野区平野本町4

 

紹介

 法量 : 像高 40.8cm

木造地蔵菩薩坐像/写真
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全興寺本堂の内陣向かって右側に安置される。右手に錫杖、左手で宝珠をとり結跏趺坐する坐像である。頭体は三道下で接合し、頭部は前後2材からなる。玉眼像である。体部は前後に材を寄せ、両肩先と膝前に材を補う。現状では古色を呈する。やや目尻が切れ上がる意志的な表情を示し、腹前から膝下にかけての幾重にも連なる、流麗で動きのある衣文が特徴である。製作年代は鎌倉時代、13世紀後半と考えられる。
 

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