「プレゼントが当たりました」「選ばれたあなただけに」などと、販売目的を隠したり、有利な条件を強調し、電話などで喫茶店や営業所に呼び出し、長時間にわたる勧誘でアクセサリー、絵画やレジャー会員権、エステティックの会員などの契約をさせる。
「友達のアルバムであなたの写真を見た。付き合ってほしい」などと電話やメールなどで呼び出し、数回デートした後、恋人のふりをして高額なアクセサリーやレジャー会員権、パソコン等の契約を次々とさせる。返済不能の多重債務になり、自己破産というケースもある。
ターミナルなどで「お肌のアンケートに答えてください」「無料でお肌の診断をします」などと呼び止め、喫茶店や営業所に連れて行き、強引にアクセサリーや化粧品、エステティックの会員などの契約をさせる。
商品を買って会員になり、知人や友人を会員にし商品を販売すればリベートがもらえるという商法で、最近はインターネットを利用したマルチ商法も広がってきている。利益を得るために強引な勧誘をした結果、人間関係にひびが入ったり、思うように勧誘できず多くの商品や借金を抱えてしまうことが多い商法。扱われている商品は、健康食品や浄水器、化粧品などがある。
「ご近所でシロアリ駆除をしています。ついでに床下を無料で点検します」と訪問し、あたかも本当に点検したかのように「シロアリがいる。このままにしていたら大変なことになる」と不安をあおるような説明をして、高額なシロアリ駆除・床下換気扇・床下乾燥剤の契約をさせる。屋根、ふとんの「点検商法」もある。
「水道局の方から来ました」と水道局の職員を装って訪問し、蛇口から採取した水に薬品を入れ変色した水を見せ、「こんな水を飲んでいたら病気になる」などと説明し、高額な浄水器を売り付ける「実験商法」を併せた「かたり商法」。その他には、消防署をかたり消火器の販売や大手電話会社をかたり電話機を販売する「かたり商法」もある。
「講座を受けると国家資格が取れる」「資格を取ると就職や転職に有利」などと電話で勧誘し、「はい、はい」という相づちや、「結構です」という断りの返事を、勝手に承諾したととらえて、契約したとみなす商法。さらに、資格商法で「以前受講した講座が修了していないので、受講の義務がある」などと再度契約させる「二次被害」も多く発生している。
商店街等で「日用品を無料であげる」と呼び止め仮設の会場へ誘い込み、日用品等を無料で配って会場の雰囲気を盛り上げ、最初のうちは安い物を早く手を挙げた参加者に無料で渡し、巧みな話術で一種の催眠状態にして、買わないと損をするように思わせ、最後は高額な羽毛ふとんや健康食品、磁気治療器などの契約をさせる。
「在宅サイドビジネスで高収入を」「資格・技術を身につけて在宅ワーク」などとチラシやダイレクトメール等の広告や電話で勧誘し、「内職を紹介するには教材や機器の購入が条件」と説明し、高額なパソコン等の商品を契約させる。しかし、「まだパソコン技術が一定レベルに達していないので仕事をまわせない」などと仕事をあっせんせず、ほとんど収入は得られない。
注文していない商品を一方的に送り付け、受け取った消費者が支払わなければいけないと勘違いして支払うことを狙った商法。福祉目的をうたい、寄付と勘違いさせて商品を買わせることもある。代金の支払いや返送の必要もなく、一定期間経過後は処分することができる。
「お宅の家は目立つ場所にあるので宣伝になる」「カタログに写真を掲載させてもらう」などと訪問し、外壁、ベランダやカーポート等のリフォーム工事を特別に安くするように説明し、実際は高価でずさんな工事が行われる場合がある。
「モニターになると、モニター料より少ないローン支払いになり、差し引き儲かる」などと説明し、巧みな勧誘で浄水器やふとん等を売り付ける。最初の2~3ヶ月間はモニター料を払うが、その内に連絡が取れなくなり、ローン支払いだけが残る。
知人から「着物の展示会に行かないか。小物のプレゼントがある」「着物は見るだけでいい」と誘われ、展示会に行った。2~3人に囲まれて、長時間にわたり強引に勧められ、断りきれずに着物を契約させられた。扱われている商品は毛皮コートや宝石などもあり、「恋人商法」と併せた「展示会商法」もある。
就職商法
「販売員募集」などと求人広告で人を集め、応募者に「販売するためには、商品に愛着を持ってもらう必要がある」などと説明し商品を契約させる。そのうえで、達成できそうもない販売ノルマを与え、退職させ、結局商品のローンだけが残る。扱われている商品は、補正下着や着物、浄水器、ウォーターベッドなどで、最初から商品を売り付けるのが目的。買い付け商法
海外でブランド品をカードで買い付けてくるアルバイトで、最後には支払い義務だけが残る海外ブランド品「買い付け商法」。