南市岡小学校の防災体験学習は、「緊急災害時に、地域の一員として役に立てるこどもを育てる」という目的と、「収容避難場所(小学校講堂)に地域の方が避難されてきたとき」のための訓練を想定して行われているもので、平成7年に発生した阪神・淡路大震災を教訓として、平成14年から取り組まれ、今年で第9回目を迎えました。
当日は、南市岡連合町会をはじめ、消防署、港湾局、警察署、そして区役所からも防災担当者等が参加しました。
はじめに、連合町会長の挨拶と各町会長等の紹介があり、次に地域の防災リーダー隊長による防災用簡易便器など防災用品の使い方や非常食の紹介、そして港消防署から「災害に強いまちづくりと人づくり」の話と、AEDの使い方について、児童参加のもと実演を混じえての説明が行われました。児童をはじめ、参加者が真剣に聞き入り、「使用できる対象者の年齢は」など、いくつかの質問がありました。
つづいて、港湾局職員によるビデオ「津波から命を守るために」の放映と、過去の津波の様子や特徴、避難に際して心がけることなどについての話がありました。
港警察署からは、災害発生時には、安全な場所にどのように避難するか、またさせるかが重要であり、そのために、災害時における互いの助け合いの大切さ(互助精神)が必要であることが説かれました。また、防災に関しては地域・学校・行政の協力、連携が必要であり、小学校の授業において、防災に関わる関係機関が集まり、防災体験学習会として取り組む例はあまりなく、きわめて重要な取組みであると、評価されました。
その後、災害時における区役所の役割と機能、また防災の準備や啓発活動の内容等について説明があり、区役所の災害対策本部との無線交信の様子が参加者に披露されました。
最後に、校庭に準備された救助専用車の見学と性能についての説明、非常食の試食などがあり、学習会が終わりました。
災害時の避難所である小学校の在籍児童の学習会に、連合町会など地域団体や区役所、警察、消防署等が一同に集まり、それぞれの役割と機能を紹介し、防災への関心を高め、意識の高揚を図っていくという取組みは、参加児童は勿論、地域や各関係機関にとっても、大変重要であり有意義な活動である、と思いました。
区役所職員レポーター(地域レポーター)

簡易トイレに興味津々

説明を真剣に聞き入ります

皆で非常食を試食
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