内代地域防災訓練が開催されました
2017年6月12日
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平成29年6月4日(日曜日)に内代小学校で開催された防災訓練には、内代地域にお住まいの方53名が参加されました。参加者は災害時に物の下敷きになった方を救出するために必要になるロープワークやジャッキの使い方などを体験されました。
大規模災害時に家族や近所の方の命を救うためには自助・共助が必要です。地域が実施する訓練に積極的にご参加ください。

ロープとロープを結ぶ「本結び」、輪の大きさが変わらず締め付けないために人命救助に使われる「もやい結び」など、今日学んだ結び方は、結びやすくほどけにくく、ほどきやすいことが特徴です。暗がりの中でも結ぶことができるように、参加者は何度も繰り返し練習されていました。

ジャッキは倒れた家の中から人を救出するために役に立つ道具です。持ち上げるものが壊れやすいものの場合は木片や鉄板などをはさみます。持ち上げてできた空間に角材などをはさんで倒れないようにします。「車に積んでいるジャッキも役に立つなぁ」と身近に役に立つ道具があることに気づくよい機会になっていました。

毛布とポールで簡易担架を作って負傷者の搬送訓練です。
持ち上げるときは、もう片方を持つ人と声を掛け合って、息を合わせて持ち上げます。斜面や階段などでは、負傷者の頭が高い方になるようにして運びます。災害救助部長自らが負傷者役となって訓練に参加されました。

担架など道具が見当たらない時の搬送訓練は2人1組で行いました。1人が負傷者の両脇から手を通し負傷者の腕を上から持ちます。もう1人は負傷者の足を交差させ持ちます。2人で声を掛け合い、負傷者を持ち上げます。家庭でもすぐに役に立つ搬送方法に、参加者は真剣に取り組みました。
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