石灰岩 如来坐像龕
[2009年5月10日]

石灰岩 如来坐像龕
(せっかいがん にょらいざぞうがん)
唐時代
田万コレクション
H30.8
弓なりに成形させた石の中央に龕をひらき、如来坐像を配しています。
側面・背面には彫刻が施されておらず、寺院の内壁などにはめ込まれていたものとおもわれます。
本像と近似したすがたの作例のひとつに、西安開元寺に伝来した如来坐像龕があります。
開元寺は唐時代開元26年(738)、玄宗の命により各州府におかれた国立寺院で、本像のしめす様式も開元寺創建時にふさわしいといえます。