野鳥園臨港緑地

　大阪南港野鳥園は、昭和33年から開始された南港地区の埋立事業において、浚渫土砂が投入された工事中の埋立地に、干潟状の湿地が出現し、シギ・チドリ類などの渡り鳥が集まるようになったことがはじまりとなり、昭和58年に「大阪南港野鳥園」として開園しました。以来、30年間にわたり、行政、NGO、NPO、市民の協力のもと環境保全に努め、野鳥の観察などを通じ、市民が臨海部において自然とふれあえる場所の提供を行ってまいりました。

　しかし、本市の厳しい財政状況から平成24年9月に策定された市政改革プランに沿った見直しを行うこととなり、平成26年3月末をもって、海浜施設条例上の施設としては廃止し、施設の位置付けを変更したうえで、効率的な機能維持を行っていくこととなりました。

　したがいまして、平成26年4月からは、港湾施設の野鳥園臨港緑地として位置付けておりますが、今後も干潟・湿地の環境を保全し、野鳥の観察ができる貴重な環境学習の場として、引き続き市民にご利用いただけるよう管理してまいります。

野鳥園臨港緑地（やちょうえんりんこうりょくち）

住之江区南港北3－5－30

• 開館時間 　午前9時から午後5時
• 閉館日　　　毎週水曜日（祝日の場合は利用可能。但し、元日を除く）、元日
• 利用料　　　無料

• 利用時間 　午前0時から午後12時 （24時間）
• 利用日　　　1月1日から12月31日 （365日）
• 利用料　　　無料

• 利用時間 　午前9時から午後5時
• 利用日　　　展望塔開館日
• 利用料　　　無料

• 平成26年4月から観察指導員（レンジャー）は常駐いたしません。
• 図書室、会議室の利用はできません。

野鳥園臨港緑地では、季節ごとに観察会を実施しています。

観察会等の詳細については、こちら（野鳥園臨港緑地（南港野鳥園））をご覧ください。