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「大阪市人権だよりKOKOROねっと」第33号 web版

2024年3月1日

ページ番号:400527

大阪市人権だより「KOKOROねっと」第33号
human rights & diversity magazine
平成29(2017)年6月発行 summer No.33

巻頭特集
大人の発達障がい
発明家「エジソン」も発達障がいのある人だった?!

Diversity Human Interview
障がいがあっても、幸せになれました。
精神保健福祉士・社会福祉士 笹森 理絵さん

人権コラム/働き方改革
長時間労働で体の不調を起こしていませんか?

PRESENT!
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KOKOROねっと33号の表紙の画像。

テーマ 大人の発達障がい

「発達障がい」も個性の1つです。理解とサポートで得意分野をのばそう!


「発達障がい」ってなに?

 みなさんは、近年話題になっている「大人の発達障がい」についてご存じですか。

 発達障がいは一見しただけではわからない場合も多く、その行動や態度から落ち着きのない人に見えたり、自分勝手な人と思われることがあります。また、忘れ物が多かったり仕事の優先順位がつけられない、人付き合いが不器用なことなどから、就職しても能力不足や性格が悪いと誤解を生み、いじめの対象になったり退職を余儀なくされることもあります。

 しかし、発達障がいは必ずしもネガティブなことばかりではありません。その人の得意分野で専門職として活躍されている方も多くおられます。ちなみに、発明家「エジソン」も発達障がいのある人(アスペルガー症候群)だったと言われているそうです。

 その人の特性に応じたサポートと配慮、そして周囲の人の理解があれば、その能力を伸ばすことができ充実した社会生活が送れます。これは発達障がいのある人に限らず、誰でもある得意・不得意にも言えることではないでしょうか。

それぞれの障がいの特性


 発達障がいは医学的には脳機能障がいの一種で、外科や内科の病気と違い明確な線引きや診断がむずかしい場合もありますが、発達障がいと診断される大人は年々増加しています。

それぞれの障がいの特性の重なり方の図解

広汎性(こうはんせい)発達障がい

自閉症
  • 言葉の発達の遅れ
  • コミュニケーションの障がい
  • 対人関係・社会性の障がい
  • パターン化した行動、こだわり

  ☆知的な遅れを伴うものもあります。

アスペルガー症候群
  • 基本的に、言葉の発達の遅れはない
  • コミュニケーションの障がい
  • 対人関係・社会性の障がい
  • パターン化した行動、興味・関心のかたより
  • 不器用(言語発達に比べて)

  ☆知的な遅れを伴うものもあります。

注意欠陥多動性障がい(AD/HD)

  • 不注意(集中できない)
  • 多動・多弁(じっとしていられない)
  • 衝動的に行動する(考えるよりも先に動く)

  ☆知的な遅れを伴うものもあります。

学習障がい(LD)

  • 「読む」、「書く」、「計算する」等の能力が、全体的な知的発達に比べて極端に苦手

(出典)政府広報オンラインの抜粋


※このほか、トゥレット症候群や吃音(きつおん)(症)なども発達障がいに含まれます。
※なお、発達障がいは、複数の障がいが重なって現われることもありますし、障がいの程度や年齢(発達段階)、生活環境などによっても症状は違ってきます。発達障がいは多様であることをご理解ください。

マンガ 私は私のままでも大丈夫!

マンガ1コマめ。大阪はじめの自己紹介。

はじめ:僕は大阪はじめ
    本が大好きなので本屋に就職して半年!

マンガ2コマめ。店長に指示され、働くはじめ。

だけど・・・

ある日の職場

上司 :入荷した本を店頭に並べて
    伝票の確認も頼んだよ
はじめ:はい!

マンガ3コマめ。はじめに問いかける店長。

店長:いつまでかかってるの?

マンガ4コマめ。時間が経ってしまっていたことに驚くはじめ。

はじめ:え!?
    もう一時間?

マンガ5コマめ。床にくずれ落ちるはじめ。

はじめ:面白そうな本をつい読んでしまった・・・

マンガ6コマめ。続けてはじめに問う店長。

店長:伝票はどう?

マンガ7コマめ。驚くはじめ。

はじめ:私に頼まれました?

マンガ8コマめ。落ち込む店長とはじめ。

店長:・・・・・・一緒に頼んだよ・・・・・
はじめ:・・・・・すみません

マンガ9コマめ。はじめに声をかける同僚。

同僚:またやっちゃったの?
   陳列も上手で知識もスゴイのに

マンガ10コマめ。うつむいて話すはじめ。

はじめ:子どもの頃からなんです
    一つの事に集中すると
    色々忘れたりミスしたり

マンガ11コマめ。同僚に相談するはじめ。

はじめ:この前テレビで見た発達障がいなのかなぁ
同僚:不安なら病院に行ってみたら?
はじめ:そうですね

マンガ12コマめ。発達障がいと診断され戸惑うはじめ。

はじめ:発達障がいと診断されました
 これからもここで働きたいんですが・・・

マンガ13コマめ。はじめを応援する同僚。

同僚:大丈夫!
   ミスの原因がわかって良かったじゃない
   店長とも相談してみんなでサポートするから頑張って

マンガ14コマめ。いきいきと働くはじめと同僚。

そして

はじめ:今日の仕事内容と時間のメモOK!
同僚 :伝票整理は任せて!
    他の手順も貼っておくわ

マンガ15コマめ。万歳するみんな。

みんなが自分らしく 働ける職場をめざして

障がいの特性に気づくことが大切


 発達障がいは、生まれつき情報処理の仕方が異なるために、できること・できないことの差が大きい発達凸凹の状態です。知的障がいがない場合は大人になるまで気づかれないことも多いようです。職場や家庭で日々生きづらさを感じている発達障がいの方も、障がいを理解し特徴に応じた工夫をしていくことで生活がしやすくなります。ご本人や周囲が早く発達障がいの特徴に気づき正しく理解することが大切です。

発達障がいの長所の一例

  • 関心があることへの高い情報収集力と集中力。
  • 感受性があり活動的。
  • 専門的能力が高くクリエイティブ。 
  • 同じことを反復維持する力がある。
  • ルール、マニュアルを守る。

  など

理解とサポート方法の一例

  • 何が得意で何が苦手か、どんな工夫ができるかなど、自分について理解する。
  • キーパーソンに周囲との人間関係などについて相談することで安心できる環境をつくる。
  • 周囲が障がいを理解することで二次障がい(うつ病など)の発症を防ぐ。
仕事の指示の仕方の一例
  • 視覚的な情報とともに具体的に指示する。
  • 作業をパターン化、マニュアル化する。
  • 指示は、肯定形で伝える。
     良くない指示の例「○○はダメ」⇒良い指示の例「○○の方が良い」
  • 指示は一度に1つずつ伝える。

※なお、その方の特性に応じて長所やサポート方法は異なります。

気づきのチェックポイント

  • 落ち着きがない。
  • 飽きっぽい。
  • 場の空気や雰囲気が読めない。
  • 一方的にしゃべり続けることがある。
  • 感情の起伏が激しい。
  • 部屋や机の片付けや整理整頓が苦手。
  • 仕事や旅行の計画が立てられない。
  • 衝動的に行動することがよくある。
  • 何か1つのものにこだわったり興味がかたよる。
  • 普段と違う手順や方法、環境の変化が苦手。
  • 協調性がなく、集団行動が苦手。
  • 人付き合いが上手くできない。
  • 忘れ物が多い。
  • 約束の時間に遅れたり、遅刻することが多い。
  • 読み書きや計算に問題がある。

  など

相談・支援窓口

 まずは身近な学校やかかりつけの医療機関などで相談してください。その他、

  • 各区保健福祉センター(精神保健福祉相談)
  • 各区障がい者相談支援センター
  • 就労に関連することであれば、ハローワーク

などでも相談できる場合もあります。

大阪市発達障がい者支援センター「エルムおおさか」

 大阪市内在住の発達障がいのあるご本人とご家族の皆様が安心して地域で暮らしていくことができるようお手伝いいたします。電話にて相談の申込。(相談は無料)
〒547-0026 大阪市平野区喜連西6-2-55
電話 06-6797-6931 ファックス 06-6797-6934

大阪市発達障がい者支援センター「エルムおおさか」について詳しくはこちら(エルム大阪ホームページ)別ウィンドウで開く

大阪障害者職業センター

 就職や職場復帰をめざす障がいのある方、障がい者雇用を検討している、あるいは雇用している事業主の方、障がいのある方の就労を支援する関係機関の方に対して、相談、支援を行っています。相談は無料。(予約制)
〒541-0056 大阪市中央区久太郎町2-4-11 クラボウアネックスビル4F
電話 06-6261-7005 ファックス 06-6261-7066

大阪障害者職業センターについて詳しくはこちら(独立行政法人高齢・障害者雇用支援機構ホームページ内コンテンツ)別ウィンドウで開く

大阪市障がい者就業・生活支援センター

 就職を希望あるいは既に就労している障がいのある方を対象に、就業生活に関する相談から職場定着までの支援を行い、就業の安定と職業的自立の促進を図ります。大阪市内7か所で相談支援を行っています。まずはお気軽にご相談ください。(予約制)
大阪市障がい者就業・生活支援センターについて詳しくはこちら

データが示す 大人の発達障がいの状況

診断やカウンセリング等を受けるために医療機関を受診した発達障がいのある方の数(厚生労働省)

診断やカウンセリング等を受けるために医療機関を受診した発達障がいのある方の数を3年度ごとに比較したグラフ。

診断やカウンセリング等を受けるために医療機関を受診した発達障がいのある方の数(厚生労働省)

平成14年度 3.5万人
平成17年度 5.3万人
平成20年度 8.8万人
平成23年度 11.2万人
平成26年度 19.5万人

(出典)厚生労働省

ハローワークにおける発達障がいのある方の就業紹介状況(障がい者手帳を所持していない発達障がいのある方)

ハローワークにおける発達障がいのある方の就業紹介状況(障がい者手帳を所持していない発達障がいのある方)を年度ごとに比較したグラフ。

ハローワークにおける発達障がいのある方の就業紹介状況(障がい者手帳を所持していない発達障がいのある方)

平成20年度
新規求職申込件数 562件
就職件数 153件

平成21年度
新規求職申込件数 802件
就職件数 207件

平成22年度
新規求職申込件数 914件
就職件数 282件

平成23年度
新規求職申込件数 1,257件
就職件数 320件

平成24年度
新規求職申込件数 1,910件
就職件数 578件

平成25年度
新規求職申込件数 2,236件
就職件数 759件

(出典)厚生労働省/発達障害者支援関係報告会資料の抜粋

平成27年度 大阪市発達障がい者支援センターにおける年齢層別相談支援件数(計854人)

平成27年度 大阪市発達障がい者支援センターにおける年齢層別相談支援件数の円グラフ(計854人)

平成27年度 大阪市発達障がい者支援センターにおける年齢層別相談支援件数(計854人)

乳幼児期 10%
学齢期 30%
成人期(40歳未満) 44%
成人期(40歳以上) 16%

(出典)「平成27年発達障がい者支援センター事業実施状況報告」
平成28年度第8回大阪市障がい者施策推進協議会  発達障がい者支援部会  資料の抜粋

平成27年度 大阪市発達障がい者支援センターにおける年齢層別就労支援件数(計159人)

平成27年度 大阪市発達障がい者支援センターにおける年齢層別就労支援件数の円グラフ(計159人)

●平成27年度 大阪市発達障がい者支援センターにおける年齢層別就労支援件数(計159人)

学齢期 5%
成人期(40歳未満) 73%
成人期(40歳以上) 22%

(出典)「平成27年発達障がい者支援センター事業実施状況報告」
平成28年度第8回大阪市障がい者施策推進協議会  発達障がい者支援部会  資料の抜粋


 発達障がいの診断やカウンセリングを受ける人の数は年々増え続けています。また、発達障がいのある方で働きたいという人も増加しているのに対し、就職件数は約3割程度となっています。大阪市発達障がい者支援センターでは、大人になってから相談される方の割合が年々増えて平成27年度は60%となっており、相談後に医学的診断を受け就労支援につながる方もいらっしゃいます。一人ひとりに合った工夫を考えるためにも診断・評価を通して自分の特徴を知ることは大切です。

「この“個性”をどう伸ばすか」 それはみんなの理解と支援が必要です!


発達障害者支援法について

 発達障害者支援法では、発達障がいの早期発見後、個人としての尊厳にふさわしい日常生活や円滑な社会生活を営むことができるように、自立・社会参加のための支援を切れ目なく行い、お互いに人格と個性を尊重し合いながら生きる社会の実現を目的としています。

Diversity Human Interview 障がいがあっても、幸せになれました 精神保健福祉士・社会福祉士 笹森 理絵さん

笹森理絵さんの写真

 「片づけられない」「忘れ物が多い」「人間関係がうまくいかない」など、発達障がいの症状は、さまざまな場面で日常生活に支障をきたします。しかし、障がいがあるからといって、決して不幸になるわけではありません。今回は、自分自身にも発達障がいがありながら、発達障がいのある3児を育て、元気いっぱいに自分らしく生きている精神保健福祉士・笹森理絵さんに、障がいのある子どもの育て方やポジティブな生き方について教えていただきました。

片づけられないのは「障がい」?

障がいがわかったのはいつですか?

 30歳過ぎに介護の仕事をしていたときです。「臨機応変に」とか「状況判断でやってください」という指示に職場で自分だけがついていけず、つらくてうつ病になりました。そのとき、『片づけられない女たち』という本を読んでみると、「片づけられないのは“障がい”」と書いてあったんです。わたしがそうだったので、すごく驚いて…。ずっと自分の努力が足りないせいだと思っていたから。専門医の診断で「こんなにひどい症状なのにどうして今までわからなかったの?」と言われ、ショックというより、ホッとしました。

一番困っておられることは?

 対人関係ですね。一見、うまくやっているように見えるのですが、実は、相手とどれくらい距離をもてばいいかわからない。気がつくと距離を置きすぎてしまっていて「そんなことなら、言ってくれたらよかったのに」と言われることが多いです。でも、発達障がいと診断される前は逆でした。余計なことを言って人を傷つけて自己中心的だと言われたこともあります。加減がわからないんです。

仕事でのご苦労は?

 相手の方の社会的立場を考えずに、自分がおかしいと思ったら偉い人に対してもトコトン食らいついてしまい、自分が不利な立場に追い込まれてしまうことがあります。
 今は講演の仕事がメインです。発達障がいの「親の会」でお話した際、お母さん方に「(発達障がいの)子どもの気持ちがわかった」と好評で、それから講演が増えました。職場の複雑な人間関係に悩むことがなくなり、気持ちが楽になりました。

診断がおりて変化はありましたか?

 自分は「何が得意で何が苦手なのか」ということを客観的に見て、うまく対処できるようになりました。例えば、衝動的に発言しそうになったら「沈黙は金」と自分に言いきかせる。15年間かけて何でも追求しすぎず、ソコソコでいい、自分を責めないという風に心がけてきました。診断を受けた当時のブログを見返すと、暗い内容だったなと思います。


不登校→ニートになった息子

子育てではどうでしたか?

 子どもが5歳になるまで、自分が発達障がいだということも知らなかったので、手を上げたり、怒鳴ったり、いい育児はできませんでした。自分や子どもに発達障がいがあるとわかってからは、親の会に入って勉強し、環境をうまく整えられるようになってきました。

お子さんは、どんな症状でしたか?

 例えば、二男は、幼い頃からパニックを起こしたり、私に絡んでくる子でした。中2から不登校になり、引きこもりました。中学校の先生の配慮があり、二男が授業や修学旅行などに参加しやすい環境を整えてくださったのは、ありがたかったですね。

その後は?

 卒業後は、ニート状態でした。その時も先生が「子どもさんが自分で進路を選べるようになるまで、信じて待ってみませんか?」とアドバイスしてくださいました。見通しがつかず、いつそんな日が来るかもわかりません。「どうするか早く決めなさい」という言葉が喉元まできていましたが、グっとがまんしました。

変化がありましたか?

 引きこもって4年目に、突然「高校に行きたい、働きたい」って言い出したんです。そして、半年間で中学3年分の勉強をして、夜間の定時制高校に80人中トップで合格しました。先日は、皆勤賞の表彰状をもらって帰って来ました。昼間は仕事。レジで買い物すらできない子だったのに、飲食店で接客の仕事を始めて、もうすぐ1年になります。
 最近、「親が何も言わないでいてくれたから、今の僕がある」とお兄ちゃんに言っていたことを知り、子どもの力を信じて見守ってよかったと思いました。

忙しいでしょうね

 高校に受かってから「これでやっと遊べる」と言っていました。引きこもり中はゲームばかりしていたので、私からしたら4年間ずっと遊んでるように見えてたんですけど、本人にとってはそうではなかったんですね。「暇ほどつらいものはない」なんて言ってましたね。

悲観的にならないで

発達障がいのある人から相談を受けるなかで、気づかれたことは?

 障がいをマイナスにとらえ、悶々(もんもん)として初めの一歩が踏み出せない方が多いので心が傷みます。診断は、絶望するためのものではなく、次につなげるためのもの。自分が生きやすい環境を得るために、何が必要なのかを知る手がかりにもなります。「障がいをどう受けとめるか」によってその後の人生に差が出てきます。障がいがあると、すごく不幸なように世間では思われていますが、そうではありません。発達障がいは、環境にすごく影響を受けるので、自分にとって安心できる環境をつくって、悲観的にならず「こんな感じかな」っていう生活ができるようにすれば、ちょっとは生きやすくなるかなと思います。

発達障がいに限らず、対人関係についてのアドバイスをお願いします。

 自分がこの世に産まれてきたことは奇跡。一度しかない人生、同じ時間を過ごすなら、少しでも面白いと思えるようにする方が、後悔がないんじゃないかなと意識することです。
 私たちは、他の人が自分と同じことを考えているとどこか思っているところがあります。「人と自分は違う」ものだということを前提にコミュニケーションをとること。「そう考える人もいるんだな」「自分とは違うタイプなんだ」、一言でいえば、相手を客観的に「受け入れる」ことではないでしょうか。

 ありがとうございました。

笹森 理絵-ささもり りえ


 1970年、神戸市生まれ。精神保健福祉士・社会福祉士。結婚後、32歳で発達障がい(ADHD、アスペルガー症候群、算数LD、発達性協調運動障がい)の診断を受ける。3人の子どもにも発達障がいがあり、一家の生活を手記に書き、2005年、「NHK障害福祉賞」第1部門優秀賞受賞。現在は、主に学校、地域、医療・福祉団体、親の会などで、発達障がいの理解を広める講演活動を行うほか、地域でピアカウンセラーとして発達障がいの相談員を務めている。旧姓の逸見から「へんちゃん」と呼ばれる。著書に『へんちゃんのポジティブライフ』(明石書店)。『「大人の発達障害」をうまく生きる、うまく活かす』(小学館新書)など多数。

大阪市からのお知らせ

6月は「就職差別撤廃月間」です しない させない 就職差別

~働くのは私! 私自身を見てください~

 昭和50(1975)年に「部落地名総鑑事件」が発覚したことを契機に、大阪府ではすべての職場、すべての企業から就職差別を解消するため、全国に先駆け昭和57(1982)年から本月間を設けています。毎年6月はハローワークにおいて、新規学卒求人票の受理が始まることから各種啓発活動を集中的に展開しています。
 採用面接時に、家族の出身地や職業、思想・信条などについて質問することは、本人に責任のない事項や本来自由であるべき事項で応募者を判断することになり、就職差別につながるおそれがあります。
 就職の機会均等を保障することの大切さについて皆さんのご理解をお願いします。


就職差別110番

採用面接時等の差別について、相談、関係機関の紹介等を行います。

電話 06-6210-9518 〔平成29年6月14日(水曜日)~16日(金曜日)10時~18時〕

メールrosei-g04@sbox.pref.osaka.lg.jp ※返信先をご記入ください(Eメールでの相談受付は6月中随時)

問い合わせ 大阪府商工労働部雇用推進室
電話 06-6941-0351(内線6761)

採用選考は、人の一生を左右しかねない重要な意味を持っています。
就職の際の採用選考では、次の2点を基本的な考え方として実施することが大切です。

  • 「人を人としてみる」人間尊重の精神、すなわち応募者の基本的人権を尊重する。
  • 応募者のもつ適性・能力を基準としてその人の資質や長所を見いだすことを通じて行う。

 個人情報保護の観点から、応募者より提出された履歴書などの取り扱いに当たっては個人情報の権利利益を侵害しないようにしなければなりません。

問い合わせ 大阪市人権啓発・相談センター
電話 06-6532-7631 ファックス 06-6532-7640

人権の動き 法律施行のお知らせ

「本邦外出身者に対する不当な差別的言動の解消に向けた取組の推進に関する法律」が平成28年6月3日(金曜日)に施行されました。

 この法律は、本邦外出身者に対する不当な差別的言動の解消が喫緊の課題であることに鑑み、その解消に向けた取り組みについて、基本理念を定め、及び国等の責務を明らかにするとともに、基本的施策を定め、これを推進することを目的として定められました。

「部落差別の解消の推進に関する法律」が平成28年12月16日(金曜日)に施行されました。

 この法律は、現在もなお部落差別が存在するとともに、情報化の進展に伴って部落差別に関する状況の変化が生じていることを踏まえ、全ての国民に基本的人権の享有を保障する日本国憲法の理念にのっとり、部落差別は許されないものであるとの認識の下にこれを解消することが重要な課題であることに鑑み、部落差別の解消に関し、基本理念を定め、並びに国及び地方公共団体の責務を明らかにするとともに、相談体制の充実等について定めることにより、部落差別の解消を推進し、もって部落差別のない社会を実現することを目的として定められました。

平成28年度 人権に関する作品募集事業 キャッチコピー

知ることが  心をつなぐ  第一歩

 一般の部優秀賞 青木 輝男さん

各区の取り組みを紹介します

阿倍野区 あべのレポート

 阿倍野区では、ホームページ「あべのレポート」で取り組み事業の報告を行っていますが、その中で平成28年度に実施した人権に関する事業も掲載しており、その一部を抜粋してご紹介します。

あべのレポートNo.3(平成28年7月発行)

「LGBT人権講演会『同性婚』から考える多様な家族のあり方 弁護士夫夫(ふうふ)のカラフルな毎日」を開催しました!6月7日

 同性愛者であることを公表されている弁護士の南和行氏を講師に講演会を開催し、当日は94名の方にご参加いただきました。講演では「性の悩みで自殺に追い込まれる人もいる。多様な性を理解して、みんながありのままでいられる社会にするのが大切だ」と性的少数者(LGBT)への理解の必要性を強調されました。

あべのレポートNo.4(平成28年8月発行)

「第66回社会を明るくする運動『講演と演奏のつどい』」

第66回社会を明るくする運動『講演と演奏のつどい』の写真

 「社会を明るくする運動」は、犯罪や非行の防止と、罪を犯した人たちの更生について理解を深め、犯罪のない地域社会を築こうとする全国的な運動で、7月が強調月間です。その一環として、7月16日に「講演と演奏のつどい」を開催し、約300名の方にご来場いただきました。来場者の方からは「音楽を通じて人権を考えることができてよかった」「作文とても良かったです。昭和中学の吹奏楽もとても良かった」といった声が聞かれました。

あべのレポートNo.9(平成29年1月発行)

「人権週間(12月4日~10日)」

「今、あらためて・・・ 障がい者の人権」の写真

 人権が尊重されるまちづくりを推進するため、より多くの方に人権についての認識と理解を深めていただくことを目的に、各種取り組みを行っており、12月6日には自立生活センター神戸Beすけっと事務局長の藤原久美子さんを講師に人権講演会「今、あらためて… 障がい者の人権」(参加者約40名)を開催しました。また、12月9日には大阪市長居障がい者スポーツセンターのスタッフを講師に体験型講座「阿倍野区障がい者スポーツ・レクリエーションひろば」-障がいのある人もない人も、共にスポーツを楽しもう!-(参加者約110名)を行いました。

 阿倍野区ではこれからも、多くの方に人権について関心を持っていただけるよう取り組んでまいります。

問い合わせ 阿倍野区役所総合企画課
電話 06-6622-9683 ファックス 06-6622-9840

港区 港区のLGBT問題の取り組み

レインボーカフェ3710(みなと)の写真

 港区では、平成28年7月に策定した『大阪市港区まちづくりビジョン』に「世代や性別、国籍、文化、障がいの有無などの違いを認め合い、個性と能力が発揮できる社会をめざす」ことを掲げ、多様性を尊重しあう共生社会づくりの推進に取り組んでいます。
 LGBT問題については、港区では、これまでも講演会の開催や啓発パネルの作成などに取り組んできましたが、平成27年10月から、LGBT当事者とその友人やアライ(協働パートナー)が集まり、多様性を力にできる港区づくりに取り組む「レインボーカフェ3710(みなと)」を毎月第4火曜日の午後7時から、港区民センターで開催しています。区民まつりでのLGBT問題の啓発ブースの出展、LGBT当事者と区民との交流会の開催、LGBTについての啓発パネルの作成など様々な啓発活動に取り組んでいます。また、地域の企業やPTAの研修会に、レインボーカフェ3710に参加しているLGBTの当事者が講師として招かれています。

●参加者の声

 参加して一番うれしかったことは、当事者の方と出会えて「自分だけじゃない」という実感が持てたことです。今は自分の生きづらさと向き合うのが精一杯ですが、話し合いを通じて徐々に色々なことを考えるようになってきました。地域に根ざした活動を続けるレインボーカフェ3710に1人でも多くの方が加わっていただきたいと願っています。

※LGBTはレズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダーの略称で、それぞれの頭文字をとっています。また、身体の性が典型的でないインターセックス(性分化疾患)等、全ての性的マイノリティ全体を指して用いる場合もあります。

※レインボーカフェ3710には、ろう者が参加しているので、コミュニティ通訳者(地域の手話通訳ができる人による有償ボランティア)を配置しています。

LGBTの手話表現パネルの画像

問い合わせ 港区役所協働まちづくり推進課
電話 06-6576-9940 ファックス 06-6572-9512

Information インフォメーション

新着映像ソフト(DVD)をご紹介します

 映像ソフトを用いた人権学習に取り組まれてはいかがでしょうか。さまざまな人権課題について、より認識を深めていただけるようパンフレット・冊子の提供をはじめ、映像ソフトの貸出しを行っています。学習会や研修会などにぜひご活用ください。映像ソフトは、ここに掲載したものの他にもさまざまなビデオやDVDがありますので、大阪市ホームページ「ビデオ・DVDで学ぼう!」をご覧ください。

新着映像ソフト
タイトル  ジャンル
 出産・育児への理解がない
~職場のマタニティ・ハラスメントを防ぐ~
 男女共同参画に関わる課題
 認知症と向き合う 高齢者をめぐる課題
 インターネットと人権
加害者にも被害者にもならないために
 子どもをめぐる課題
 ケータイ・ネットここが心配
犯罪から子どもを守る
 子どもをめぐる課題
 合理的配慮の実践法
~障害のある者、ない者が共に学ぶ~
 障がいのある人をめぐる課題
 外国人と人権
違いを認め、共に生きる
 外国籍住民をめぐる課題
 そんなの気にしない 同和問題
 フェアな会社で働きたい 職場・企業などにおける課題
 LGBTを知ろう さまざまな人権課題
 性的少数者(LGBT)への
セクシュアルハラスメント
 さまざまな人権課題

問い合わせ 大阪市人権啓発・相談センター
電話 06-6532-7631
(月曜日~金曜日 9時~17時30分)
貸出しを希望される方は、まずはお電話でご予約ください。

「地域就労支援センター」をご利用ください

 地域就労支援センターでは、若年者、中高年齢者、障がいのある人、ひとり親家庭の親など就職に向けた支援が必要な方を対象に、求職者が雇用・就労に向けた様々な阻害要因で評価されるのではなく、適性や能力が正しく評価されて採用されるよう、専門の就労支援コーディネーターが一人ひとりに応じて個別のコンサルティングや職業適性検査をはじめ各種支援を行っております。ご相談は来所のほかお電話でも承ります。また、一部の区役所では出張相談も行っております。詳しくは、地域就労支援センターまでお問い合わせください。

問い合わせ 大阪市地域就労支援センター
浪速区木津川2-3-8 A’ワーク創造館内)
電話 0120-939-783(通話料無料) ファックス 06-6567-6891
※問い合わせ可能日、可能時間(月曜日~金曜日 10時~17時)

「子どもの人権110番」強化週間

~平日時間延長と土日の開催~ 秘密厳守

 「いじめ」や体罰、不登校や親による虐待といった、子どもをめぐる人権問題は周囲の目につきにくいところで発生していることが多く、また被害者である子ども自身も、その被害を外部に訴えるだけの力が未完成であったり、身近に適切に相談できる大人がいなかったりする場合が少なくありません。「子どもの人権110番」は、このような子どもの発する信号をいち早くキャッチし、その解決に導くための相談を受け付ける専用相談電話であり、子どもだけでなく、大人もご利用可能です。電話は、最寄りの法務局・地方法務局につながり、相談は、法務局職員又は人権擁護委員がお受けします。相談は無料、秘密は厳守します(インターネットでも相談を受け付けています。)

フリーダイヤル 0120-007-110(ぜろぜろななのひやくとおばん)
強化週間 平成29年6月26日(月曜日)~7月2日(日曜日)
受付時間 8時30分~19時
 但し、7月1日(土曜日)・2日(日曜日)は10時~17時
 この期間外も平日8時30分~17時15分は開設
相談内容 いじめ、不登校、体罰、児童虐待など子どもの人権問題
相談担当者 人権擁護委員、法務局職員
問い合わせ 大阪法務局人権擁護部 電話 06-6942-9496
「法務省 子どもの人権110番」について詳しくはこちら別ウィンドウで開く

6月1日は「人権擁護委員の日」

人権擁護委員による特設人権相談所を開設します 秘密厳守

 日常生活において「これは人権問題ではないだろうか?」と感じたり、「法律ではどうなっているのか分からなくて困っている」ときなど、お気軽にご相談ください。

6・7月の開設予定
6月1日(木曜日) 大阪市役所 1階市民相談室
6月16日(金曜日) 港区役所東淀川区役所旭区役所阿倍野区役所
7月21日(金曜日) 西区役所天王寺区役所西淀川区役所住之江区役所
7月28日(金曜日) 社会福祉法人豊里学園(大阪市旭区太子橋1-16-24
※その他の区役所の開催日については次の問い合わせまで
料金 無料
時間 大阪市役所は10時~16時
   区役所及び社会福祉法人豊里学園は13時30分~16時
問い合わせ 大阪市市民局ダイバーシティ推進室人権企画課
 電話 06-6208-7611 ファックス 06-6202-7073

「人権擁護委員」をご存知ですか?

 人権擁護委員制度とは「人権擁護委員法」に基づき、基本的人権を擁護するために設けられた国の制度です。法務大臣より委嘱を受けた人権擁護委員が、人権侵害があった場合には、その相談相手となり、適切な処置を講ずることによって救済を図るなどの活動を行っています。

 現在、約14,000名(大阪市の委員定数は内95名)の人権擁護委員が全国の各市町村に配置されています。

人権コラム 働き方改革1 長時間労働で体の不調を起こしていませんか?

 「ワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)」という言葉は、すでに一般的に広く浸透しているかと思います。しかし、仕事の量だけでなく質、個人の尊厳や生活の安定、家族や地域社会との関わりなど、仕事と生活が互いに相乗効果を生み『働きがいがあり生活が充実しているか』といった観点から、改めて今後の働き方や生活スタイルについて、全3回にわたり考えてみましょう。今回は、仕事と健康面に関しての情報をお伝えします。

過重労働とは

 時間外労働が2〜6カ月平均で月80時間または月100時間を超えると、労使間で定めた時間外労働の範囲を大幅に超える状態となり「過重労働」とみなされます。
 2016年度総務省の労働力調査によると、雇用者の7.8%が週に60時間以上働いているようで、週5日勤務として計算すると、1日12時間勤務(残業4時間)ということになります。このような過重労働が続き、仕事のノルマや責任もかかってくると、健康被害(虚血性心疾患、脳血管疾患、精神障がい、過労死など)の危険性が高まると言われています。

仕事が忙しいときほど健康が大切

 「残業続きで会社と自宅の往復だけの毎日で、気づけば身も心も疲れきっていた。」それでは仕事にも身体にもよくありません。
 長い時間働いていると、多くの仕事をしている感はありますが、実のところ、体力や気力が低下し、あまり仕事がはかどっていない場合があります。仕事に集中する時間と休憩や仕事後のプライベート時間に疲れやストレスを解消したり、自分のスキルアップの時間をつくるなど、仕事の充実と生活を充実させるオン・オフをつくることで、より健康的で質の高い仕事ができるのではないでしょうか。


長時間労働の削減に向けた企業の取組

 今年の2月から「プレミアムフライデー(月末金曜は、少し早めに仕事を終えて、ちょっと豊かな週末を楽しみませんか?)」が始まりました。2月時点では、導入・実施した企業は3%との報道もあり、まだまだ自分には関係ない話だと思われる人も多いでしょう。
 しかし、ノー残業デーやフレックスタイム制など働き方の改革をする企業も増えつつあります。
 長時間労働削減のために必要なことは、仕事の効率をあげ生産性を高めること。そして、付き合い残業や早く帰ることへの罪悪感をなくすこと。これは、企業にとっても働く人にとってもメリットがあることです。

長時間労働の削減・年次有給休暇の取得促進に向けた企業の取組

長時間労働の削減・年次有給休暇の取得促進に向けた企業の取組のグラフ

●長時間労働の削減・年次有給休暇の取得促進に向けた企業の取組

ノー残業デーの徹底 67.8%
時間外労働の事前申告制 67.0%
働き方・休み方改革に向けた業務の効率化 55.2%
年休取得率・取得日数向上目標の設定 53.0%
長時間労働抑制に関する数値目標の設定 51.9%
フレックスタイム制の活用 47.8%
日本経済団体連合会調査(複数回答・抜粋)

大阪市人権啓発・相談センター

専門相談員による人権相談

ひとりで悩んでいませんか?
 大阪市にお住まいの方で、人権に関することでお悩み、お困りのことがあれば、お気軽にご相談ください。まずはお電話を!
 専門の相談員が対応します。

相談専用電話番号 06-6532-7830(なやみゼロ)
相談専用ファックス番号 06-6531-0666
相談時間 月曜日〜金曜日/9時〜21時
     日曜日・祝日/9時〜17時30分
※土曜日、年末年始(12月29日~1月3日)・施設点検日は休業
※人権相談の受付は、相談時間終了の30分前までです。

 電子メールによる相談もできます!

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人権啓発事業に関するお問い合わせ

 人権相談のほか、人権に関するパンフレットの提供や人権啓発ビデオ・DVDの貸出しも行っています。
 研修会などにぜひ、ご活用ください。

電話番号 06-6532-7631
ファックス番号 06-6532-7640
開設時間 月曜日〜金曜日/9時〜17時30分
※土日・祝日・年末年始(12月29日~1月3日)は休業

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  • 4色カラー
  • 最低価格:25,000円から
  • 発行部数:20,000部
  • 配付先:市役所、区役所、市営地下鉄駅構内など
  • 申込締切:第34号(9月1日発行):7月21日(金曜日) 

広告に関する問い合わせ先

大阪市人権啓発・相談センター
電話 06-6532-7631 ファックス 06-6532-7640

大阪市人権啓発・相談センターの情報はこちら

編集後記

 今号はアンケートで皆さまからご要望の多かった「発達障がい」を特集テーマに取り上げました。32号のアンケートでは、スペシャルインタビューの中島ヒロトさんの写真を見て初めてKOKOROねっとを手に取ったという方や、特集テーマへの感想、今後の希望テーマなど様々な感想・ご意見をいただきました。皆さまのご意見を参考に、今年度も「ダイバーシティ(多様性の受容)」を基本テーマとして、様々な情報を発信していきたいと思います。ご期待ください!市民局フェイスブックやホームページも是非ご覧ください。

プレゼント付きアンケート!!

アンケートに答えて「Quoカード」をゲットしよう。No.33 (終了しました)

質問1
この情報誌を、どこで入手されましたか?
(その他の場合は具体的な場所をご記入ください)

  1. 駅構内
  2. 市・区役所
  3. 図書館
  4. 学校、職場
  5. 大阪市ホームページ
  6. その他(                        )

質問2
この情報誌のなかで興味・関心を持った記事はありましたか?
(複数回答可)

  1. 巻頭特集(P.1〜4)
  2. ヒューマンインタビュー(P.5〜6)
  3. 大阪市からのお知らせ(P.7)
  4. 各区の取り組み(P.8)
  5. 人権コラム(P.10)
  6. その他(                          )

質問3
あなたは、人権に関心がありますか?

  1. 関心がある
  2. すこし関心がある
  3. あまり関心がない
  4. 関心がない

質問4
この情報誌を読んで人権への理解に役立ちましたか?

  1. とても役に立った
  2. 役に立った
  3. あまり役に立たなかった
  4. 役に立たなかった

質問5
この情報誌を読んで人権に興味・関心がわき、次号も読んでみたいと思われましたか?

  1. ぜひ読みたい
  2. どちらかといえば読みたい
  3. どちらでもよい
  4. 読みたいとは思わない

質問6
今後もこのような情報誌を発行したほうが良いと思いますか?

  1. そう思う
  2. どちらかといえばそう思う
  3. どちらかといえばそう思わない
  4. そう思わない

質問7
この情報誌を読んだ感想やご意見、今後掲載してほしい内容やご要望をお書きください。

右のはがきまたは携帯電話などからも応募できます。

アンケートの答えとはがき表面に必要事項(ご住所・お名前・年齢)をご記入の上、はがきについてはキリトリ線にそって切り取り、ポストに投函してください(切手不要。応募はいずれかお1人1回)。抽選でQuoカード(10名様に2000円相当)をプレゼントします。なお、当選発表は商品の発送をもって代えさせていただきます。

応募期限:平成29(2017)年8月31日(木曜日)

※個人情報の取扱いについて・・・はがき及びウェブサイトのアンケートで取得しました個人情報は、大阪市個人情報保護条例等の法令に基づき適切に取扱います。

◆次回のKOKOROねっとNo.34は、平成29(2017)年9月発行の予定です。

主な設置・配付場所:市役所、区役所、大阪市営地下鉄駅構内、市立各図書館等

大阪市人権だより KOKOROねっと
human rights & diversity magazine
平成29(2017)年6月発行 /Summer No.33

【発行】大阪市人権啓発・相談センター
    〒550-0012 大阪市西区立売堀4-10-18
電話 06-6532-7631  ファックス 06-6532-7640
【制作協力】株式会社 アド・エモン

〔法務省委託事業〕

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  1. こちらはアンケートのため、ご質問等については、直接担当部署へお問い合わせください。
  2. 市政全般に関わるご意見・ご要望、ご提案などについては、市民の声へお寄せください。
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このページの作成者・問合せ先

大阪市人権啓発・相談センター
住所: 〒550-0012 大阪市西区立売堀4丁目10番18号 阿波座センタービル1階
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