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第3回大阪市行財政改革検討委員会 会議要旨
1.日時
平成21年2月19日(月)15時~17時
2. 場所
大阪市役所 地下1階 第8共通会議室
3.出席者
(委員)
神野委員長、植田委員長代理、岩崎委員、齊藤委員、津村委員、西村委員
(大阪市)
平松市長、柏木副市長、森下副市長、山本政策企画室長、鍵田情報公開室長、杉本市政改革室長、井上財政局長、宮地市政改革室行財政改革担当部長
4.議題及び議事要旨
議題に入る前に、委員会における検討経過について整理。資料「行財政改革検討委員会における検討経過について」をもとに説明。
(1)次期行財政改革の策定に向けた論点整理等について【資料1~資料6、参考資料1~3】
・関係資料をもとに説明。
(主な意見)
●基本的な方向性に係わる意見
①基本的な考え方
- 構造を変えないで削減するとかしないという話をするのと、協働の仕組みを作る、ある意味での構造を変えた場合どういうふうになっていくのかということの二種類があるので、少し議論して参加と協働をビジョンに明確にした場合もあわせて考えていくことが必要。
②目標・目的
- こういう(世界恐慌が深刻な)時期でも計画は作るべき。ただし、誰もが未来がわからない状況になってきているので、ローリングできるようにしておかないといけない。
- 改革の目的は、あくまでも市民に生活を支えるサービスをどれだけ多く出せるか、できるのであれば、市民の負担を低くするということなので、そのために改革をやるんだという目標を明確にしておくこと。
- 財政については数字が出しやすいが、行政の最終目的は何か、ビジョンにおくのか、別のところにおくのか整理が必要。
●次期計画の内容等について
①財政に係わる意見
- いわゆるPL(損益計算書)というものは、民間では対策を考える場合に利用するもの。対策を考えられるような仕分け(分類)を。管理可能な経費(例えば物件費)、管理できにくい固定的な経費(例えば減価償却費)というふうに。
- 目的との関係で、こういう計算書をこういう形でつくるということを、よく議論して、それが何かを明確にする必要がある。
- 行財政改革というが、基盤となるのは財政である。財政基盤が今どうなっていて、どの程度のお金が使えるのか、あるいはどの程度の金でどういうふうにやっていくのかというところが一つある。優先順位をつけて、何を1番にして、何を10番にするのか、それが企画能力。
- ビジョンを達成するためには、財政がしっかりしていないといけない。
- (貸借対照表を見ると)過去の資産が非常にいいものがあって、しかし今は、流動性が不足しているような状況なので、固定資産を本体から切り離していくことがやはり一番大事なのではないか。ある程度切り離して、民間と競争させながらより効率を上げていくことを今やらなければならない。
- 扶助費の問題は非常に難しい問題。
- どこの地方団体も苦慮し始めている国民健康保険と病院をどうするか。中央政府が決める政策によって揺さぶられてきた現実をどうにか食い止めないといけない。大阪市として努力しないといけない国民健康保険の徴収率は深刻で、失業率と明確にリンクする。基本的なものを立て直していかないとまず無理である。
②政策推進ビジョンに係わる意見
- 住みたくなる大都市大阪ということだが、大阪市に移っている人は結構いる。やはり、職住が接近していて、通勤時間が短い。そこに文化的な味があれば、そういう(住みたくなる)方向にいくのかなと思う。
- 政策推進ビジョンはよくできていて、指標を使いながら政策成果を判断しようというのはいいと思う。
- 防犯、ごみ、駐輪対策は相互に関連し、コミニュテイの復活と貧困や格差の解消と明確にリンクする。
③ 市民協働に係わる意見
- 次の行革では、大阪の行政、市民の皆さんの体質を変えていく漢方薬みたいな形で、少し仕組みを考えていく必要がある。
- 第1ステップとして、ガバナンス改革を地域からやっていく。第2ステップは、いくつかの地域で具体的に検討しながら、プラットフォームを全市的な仕組みとして作っていくようなことが必要ではなかろうか。
- 行動原理として「協働」という概念はすばらしい。市民ということを前面に出すあまり、市民と一緒にやっていれば市政がきちっとなっているということでは決してない。その本質を忘れてはいけない。
(2)市政改革基本方針の中間総括等(報告)【資料7、資料8】
・関係資料をもとに報告。
(主な意見)
- (資料7P8について)地下鉄・バス関係で「さらなる経営の効率化に取り組み」のこの1年間の総括をお願いしたい。
(市長発言)
●政策推進ビジョンについて
- 「大都市」と言うと、何を今頃言っているのか、と言われるが、「大都市、そして一番住みたいまちへ」というのは、その対比を逆に狙った。「大都市」をめざしたのではなく、今も当たり前の大都市で、その大都市が一番住みたいまちへという方向性をめざしてよろしいでしょう、という開き直りをどこかに自分の中に持ちたいということ。「、そして一番すみたいまち」というのが言いたかったということ。
●全体について
- 有益なご意見をいただき、これをどうやって市政運営に活かしていくかというのを絶えずこの委員会に出ると思っている。
- 予算が通ったらすべて終わってしまうという一年が信じられない思いでいた。これは国も同じだと思う。それを変えていくには、基礎自治体の本来小回りのきくべきところから変えていかなければならない。
- そういう意味でも、区役所への権限委譲あるいは区役所を強化しないといけない。権限だけ渡すのではなく、区役所機能を事務的にもきちっと強化する。
- 予算は通ったが、もう一回議会に出して、緊急に召集して、見直す必要があるのではないかということをきちんとやっていかないと、本当の意味での改革は進まないんじゃないかと思う。
- そういうものを、見本として、大阪市が見せることができればと思う。
- 神野先生がおっしゃった「ローリングできる余地をつくっておかなければならない」という部分にも共通していく理念というものを探していきたい。
5.配付資料
【資料1】第2回大阪市行財政改革検討委員会における主な意見
【資料2】中期的な財政収支概算(平成20年10月版)
【資料3】蓄積基金残高の状況
【資料4】平成19年度決算に基づく健全化判断比率
【資料5】「元気な大阪」をめざす政策推進ビジョン(案)概要版
【資料6】地域から市政を変える基本的な考え方
【資料7】市政改革基本方針の中間総括(たたき台)
【資料8】次期行財政改革計画の論点整理に向けて
〔参考資料1〕(平成18年度)市全体のバランスシート
〔参考資料2〕平成19年度決算 財務書類4表(普通会計)
〔参考資料3〕大阪市の特性(Ver0.1)
このページの作成者・問合せ先
大阪市市政改革室 改革方針担当
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