第48回大阪市特定団体経営監視会議

• 委員
  山田座長、金井委員、万野委員、田中副市長
• 説明者（説明順）
  ＊株式会社湊町開発センター(MDC)：間渕代表取締役社長、齋藤専務取締役、松下常務取締役
  　 都市計画局：野原企画振興部長、山田開発調整部長、西畑総務担当課長代理　
  ＊アジア太平洋トレードセンター株式会社(ATC)：堀田代表取締役社長、東専務取締役、富永経営戦略室長
  　 経済戦略局：和田立地交流推進部長、松本国際担当課長
  ＊クリスタ長堀株式会社：髙橋代表取締役社長、梶本常務取締役、髙橋管理担当次長、河原総務課長
      建設局：田中総務部長、松原事業管理担当課長
• 事務局
  市政改革室：羽東市政改革室長、加藤総合調整担当部長、西山総合調整担当課長

平成29年度第2四半期決算の状況について

• 株式会社湊町開発センター(MDC)
• アジア太平洋トレードセンター株式会社(ATC)
• クリスタ長堀株式会社

【MDCについて】

（説明）

• 平成29年度第2四半期の経営状況は、賃料収入や駐車場収入の増等により売上高、営業利益、当期純利益ともに前年度同期を上回った。
• 駐車場部門については、長期大口契約の獲得により大幅な収入増につながった。
• 今後も、収入の確保と費用削減に取り組み、経営収支の改善に努めていく。

（意見等）

• 今回の駐車場部門の黒字転換は、これまでの取組の成果であり、評価できる。今後の駐車場運営の手法については、判断基準を明確にした上でしっかり検討を進めていただきたい。
• 将来に向けて利益を確保していくため、施設の老朽化に伴うコスト増と収益向上に向けた対策をセットで考えていただきたい。

【ATCについて】

（説明）

• 平成29年度第2四半期の経営状況は、貸館収入の増加及び、夏休みの大型催事等の好調に伴う駐車場収入、イベント売上金の増加により売上高、営業利益、当期純利益ともに前年度同期を上回った。
• 今後は、施設の老朽化に伴う維持・改修費用の増加を見据え、長期保全計画を見直した上で計画的な施設改修に取り組む。

（意見等）

• 今期の決算内容は、これまでの収益確保やコスト削減の取組が功を奏した結果であり、評価できる。
• 今後、万博やIRの動きを戦略的に取り入れることも検討していただきたい。

【クリスタ長堀について】

（説明）

• 平成29年度第2四半期の経営状況は、賃料収入の減に加え、店舗入替に伴う修繕維持費の増加により売上高、営業利益、当期純利益ともに前年度同期を下回った。
• 一方、テナント売上高は増加していることから、今後もイメージターゲットを意識した営業活動、リーシングを進めていく。

（意見等）

• 施設の目指すべき姿について、仮説検証を繰り返し、ゴールを具体的に設定できるよう検討を進めてほしい。
• にぎわいづくりの取組を充実させるとともに、イメージターゲットに立脚した中長期的な施策を進めてほしい。