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電気こんろ

2017年2月1日

ページ番号:144214

調べて、広めて、市民を守る。ロゴ
  IHクッキングヒーターでも天ぷら油火災!

 高齢者世帯の増加、ECO志向、太陽光発電の推進とオール電化住宅の普及等から、IHクッキングヒーターに買い替える世帯が増えています。様々な安全機能を備えており、安全性を追求した製品です。但し、取扱説明書の記載に従って使用すればといった条件を満たした場合です。(写真は、実験の画像です。)

天ぷら油火災の実験画像

「火事を知る!」

 先日、ある共同住宅で発生した火災では、取扱説明書に記載されているメーカー指定の天ぷら鍋を使用していなかったこと。油の量が少なかったこと。調理中にその場を離れたことなどが分かっており、それらが複合して火災に至ったと考えられます。

 実際、取扱説明書に反するとどのぐらい影響が出るのでしょうか。天ぷらを揚げる場合を想定し、次の実験により確かめてみました。
実験想定 想定1 少ない油量で調理をした場合 想定2 「天ぷら」調理以外の設定で調理をした場合 想定3 鍋の位置をずらして調理をした場合 想定4 汚れた鍋で調理をした場合 想定5 鍋底が浮いた状態で調理をした場合 想定6 IH用防汚シートを敷いて調理をした場合 想定7 再使用の油を使って調理をした場合
画像のバナー(想定2)
動画のバナー(想定5)

 実験の結果、次のことが分かりました。
1 油は多めに!
  油の量がメーカーの指定する量以上であれば発火することはありませんが、油が少量であるほど安全装置が正常に作動せず、油が高温となる傾向があります。
天ぷらは「天ぷら」調理設定で!
  調理設定ごとに火力や安全装置の作動プログラムが異なり、「天ぷら」以外の調理設定を選択してしまうと、安全装置が期待どおりに作動せず発火するおそれがあります。今回、少量の油を「炒め」設定で加熱した場合に発火に至りました。
鍋はヒーターの中心に!
  天板の加熱される範囲で鍋の位置がずれたとしても、今回の実験では、安全装置が不作動となることはありませんでしたが、念のため鍋は真ん中に置いてください。
汚れた鍋は使わない!
  鍋底が極端に汚れている状態では、安全装置が正常に作動せず油が高温となりました。
鍋底はピッタリと!

  鍋底に高さ4mmの異物を置き、鍋が浮いている状態又は鍋が変形し、鍋底がクッキングヒーターの天板に正しく接触していない状態で、少量の油を加熱したところ、安全装置が正常に作動せず発火に至りました。

防汚シートには注意して!
  今回使用した防汚シートについては、安全装置に与える影響は無視できるものでしたが、取扱説明書の指示に従ってください。
古い油でも大丈夫!
  新品の油と五度再使用した油の発熱反応を分析しましたが、油の劣化が油の温度上昇に与える影響は無視できるものでした。
実験の写真

火事になるまで

 揚げ物をする時に天ぷら油を加熱すると、温度が上昇していき、何分間か加熱し続けると発火温度に達して発火します。

 IHこんろ(電磁調理器)は、「安全」「清潔」「高火力」「高効率」等の特徴をもっており、さらに安全機能(揚げ物(天ぷら)キーなど)が備えられています。しかし、取扱説明どおりに使用しない場合は、火災となる危険性があります。
天ぷら油は約370℃から390℃で発火します!

「身を守る!」

天ぷら油火災を予防するための鉄則

  IHクッキングヒーターでの天ぷら油火災を予防するためには、
調理中は絶対に、その場を離れない!
                                           という絶対条件に加え、次の事項を必ず守ってください。
天ぷら調理機能を使用すること! 油の量は、取扱説明書で指定されている量以上とすること! 取扱説明書をよく読んで、機能を理解すること!

天ぷら油(電気こんろ)

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天ぷら油に関するその他の火災

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