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大阪市水道・高付加価値型技術開発委員会

[2011年11月22日]

大阪市水道・高付加価値型技術開発委員会

水道事業の水準を維持・発展させていくためには、水道を取り巻く目まぐるしい環境の変化を的確に見据えつつ、これに追随、あるいはリードするに足る水道技術の研鑚を図ることが極めて重要であり、常に将来を見通しながら、高付加価値型の技術開発をめざした調査研究を進め、順次これらを実用的な形で今後の施設整備に反映させていくことが、事業経営の効率性・合理性に基づく信頼性の高い水道整備に寄与するものと考えています。
そこで、平成16(2004)年11月30日に学識経験者等有識者を含めた「大阪市水道高付加価値型技術開発委員会」を設置し、産官学連携のもとで調査研究を推進し、水道事業への反映を目指していきます。

第13回委員会 平成23年11月4日
審議中の様子

○審議中の様子

実験施設視察の様子

○最適先端処理技術実験施設の視察の様子(第8回委員会)

基本方針

 以下の方針に基づいて、高い費用対効果を伴う効率的な事業計画の立案に寄与する調査研究を行っています。

  1. 今後の施設整備に伴う建設改良投資に当たり、一定のコスト縮減効果をもたらすことが期待されるもの
  2. 省エネ効果等、ライフサイクルコストを加味したコスト縮減効果をもたらすことが期待されるもの
  3. 既存のハード施設を基盤とし、その機能をより一層高める低コスト型の実用的な技術の導入が期待されるもの
  4. 施設整備に伴う付加価値型環境対策として、次の要因を複合的に満たすものであること
    • 水道局による環境対策への取り組みとして、高いPR効果が期待されるもの
    • 妥当と評価し得る一定の期間で投資費用が回収できるもの
  5. 環境用水等、有効な水需要用途への適用が期待されるもの
  6. 総合的な危機管理対策の充実に寄与するもの
  7. その他、将来における収入の増加等、局事業の効率的な運営に技術的な側面から寄与すると期待されるもの

調査研究体系

調査研究体系図

調査研究の概要

a)救命ライフラインシステムの構築に関する調査研究
  • 目的
    震災後の救急医療活動及び消火活動を支援する救命ライフラインシステムの構築を目指し、大阪市の送・配・給水管ネットワークシステム整備手法の開発に向けた調査研究を実施する。
  • 研究担当者 神戸大学 名誉教授 高田 至郎
  • 研究期間 平成16(2004)年度~
  • 研究テーマ
    (1) 震災リスク評価手法の構築
    (2) 救命ライフラインシステムの構築に向けた施設整備手法の企画・立案
    (3) 「大阪市水道・救命ライフラインシステムモデル事業」における災害医療用水の安定確保方策
b)塩素消毒により生成するカルキ臭の低減に向けた浄水処理技術の調査研究
  • 目的
    水道水の飲用回避につながる主要な要因の1つとして、塩素による最終消毒に着目し、塩素消毒に伴い生成する異臭、いわゆるカルキ臭の低減化、解消という観点から望ましい浄水処理方法について検討する。
  • 研究担当者 京都大学大学院 教授 伊藤 禎彦
  • 研究期間 平成16(2004)年度~
  • 研究テーマ
    (1)オゾン及び促進酸化(AOP)処理によるカルキ臭前駆物質の除去性に関する調査
    (2)イオン交換処理によるカルキ臭前駆物質の除去性に関する調査
    (3)塩素使用量の低減に係る微生物学的リスクの定量評価に関する調査

c)高水準の浄水水質供給システムの構築に向けた浄水処理方式及び水質リスク管理手法に関する調査研究

  • 目的
    飲料水としての水道水利用のインセンティブづくりに寄与することができる、高水準の浄水水質供給システムの構築と高度な水質リスク管理手法の導入を見据え、淀川水質の特性を踏まえた浄水処理プロセス及び総合的な水質管理手法について検討する。
  • 研究担当者 北海道大学環境ナノ・バイオ工学研究センター特任教授 渡辺 義公
  • 研究期間 平成17(2005)年度~
  • 研究テーマ
    (1)新浄水プロセス導入に伴う高度浄水処理の機能向上と多元的な浄水水質供給システムの構築に関するフィージビリティスタディ
    (2)水道水質の総合的なリスク管理のための測定手法の開発
    (3)次世代型浄水システムの構築に向けた浄水処理技術研究計画
d)水道資源を活用した都市環境貢献策の推進に関する調査研究
  • 目的
    健全な水循環に寄与する水道システムを前提としつつ、水道資源を有効に活用した都市環境への貢献策の開発に向けた調査研究を実施する。
  • 研究担当者 大阪大学 名誉教授 水野 稔
  • 研究期間 平成17(2005)年度~
  • 研究テーマ
    (1)市街地におけるクーリングスポットの観点からみた水道施設の機能評価
    (2)水道の都市環境用水への用途拡大による影響予測シミュレーション
    (3)水道システムの都市環境用水への適用に関する実証実験
    (4)住居空間におけるミスト散布による室内環境改善効果の検証

e)水道事業の国際展開に関する調査研究

  • 目的
     水道事業の国際展開に向け、「国際展開の手法」と「具体的な案件形成・実施」について調査研究を実施する。
  • 研究担当者 東京大学大学院 教授 滝沢 智
  • 研究期間 平成21(2009)年度~
  • 研究テーマ
    (1)国際展開手法の研究
    (2)具体的な案件形成と実施についての研究

 

大阪市水道高付加価値型技術開発委員会メンバー(敬称略・平成23年4月1日現在)
  • 有識者
    委員長 神戸大学名誉教授 高田 至郎
    委員  京都大学大学院教授 伊藤 禎彦
    委員  北海道大学環境ナノ・バイオ工学研究センター特任教授 渡辺 義公
    委員  東京大学大学院教授 滝沢 智
    専門委員  大阪大学名誉教授 水野 稔
  • 大阪市水道局
    委員  理事 前田 邦典
    委員  工務部長 山野 一弥
    委員  浄水統括担当部長 宮内 潔
    委員  給配水統括担当部長 山崎 弘太郎
  • 事務局
    大阪市水道局工務部(計画課)

これまでの委員会概要

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このページの作成者・問合せ先

大阪市水道局工務部計画課

住所: 〒559-8558 大阪市住之江区南港北2丁目1番10号 ATC ITM棟9階

電話: 06-6616-5510 ファックス: 06-6616-5519

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