今年度最後のランチタイムコンサートは、フルート奏者大升良美さんとピアノ奏者加藤八千代さんによるアンサンブルでした。
当日は大寒前の寒い日にもかかわらず、100人を超える方がお越しくださいました。
幕開けはヨーロッパの名曲モーツァルトの「アンダンテ」から。
続いて、「宵待草」「通りゃんせ」がピッコロ(フルートの仲間で一番高い音の出る楽器)で演奏されました。
「宵待草」は実ることのなかった夏の恋を歌ったもので、聞いていると少しせつない気持ちになりました。
新春にふさわしい「春の海」は普段琴の音色で馴染みがありますが、フルートとピアノで奏でると、少し現代的な「春の海」に。
「春の海」はフランス人ルネ・シュメと宮城道雄が共演したことで世界的に有名になった、というエピソードも面白いものでした。
そして、みなさんお待ちかねの「冬のソナタ」のテーマソング「最初から今まで」がアルトフルートで演奏されると、心なしか韓流スターの恋人気分♪
フルートよりも管が太く曲がったアルトフルートは独特の深みのある音色で、冬のソナタの哀愁が見事に表現されていました。
最後を締めくくるのはハンガリー出身のフルーティスト、ドップラーの「ハンガリー田園幻想曲」。少し長い曲ですが、軽やかで優しいフルートの音色にのって最後まで聞きほれてしまいました。
アンコール曲として「冬景色」も準備してくださり、大合唱のもとコンサートは終了。
「大正区に住んでいてよかったと幸せに思います」「これからも続けてほしい」と来場者からのコメントをいただき、音楽事業が大正区に根付いてきているのを感じて嬉しく思いました。