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 一心寺の発祥は、今からおよそ820年前の文治元年(1185)の春。当時、四天王寺の別当職にあった慈鎮(じちん)和尚の招きで、浄土宗宗祖・法然上人がこの地を訪れ、古くは荒陵(あらはか)と呼ばれていた現在地に草庵を設け、「荒陵の新別所」と呼んでしばらくの間滞在したことによる。
 一心寺が賑わいを見せるのは江戸時代。当時商都として発展する大阪には、各地から大勢の人が移り住んだ。故郷を後にした人々は、宗派を問わず納骨を受け付け、施餓鬼(せがき)法要をしてくれる一心寺を、自家の菩提寺として親しみを深めていった。そして納められる遺骨が日を追って増えていったため、それを最も丁重にお祀りしようと「お骨仏」が造られた。初めて造られたのは明治21年。以後は、10年毎に一体、納められた遺骨で阿弥陀仏像が造られる。いまや「一心寺のお骨仏」と言えば、人々のひとつのほこりであり、全国各地はもとより、遠く海外からも納骨される。
 お骨仏の開眼法要は10年に一度、3日間にわたって行われる。お参りする人は十数万人にのぼり、期間中、茶臼山一帯は"一心寺さん"一色に染められる。前回が平成9年だったので、次は平成19年に第13期お骨仏が開眼を迎える。
 また、毎年4月21日には前年度の納骨各家を招いて「定例納骨法要」が営まれる。この時も数万人の人出で賑わう。沿道にはお土産や菓子などの露店が並び、子ども連れでお参りする人も多く、大阪の晩春を彩る風物詩になっている。

 

一心寺
一心寺

一心寺


香煙に浄められたお骨仏

一心寺の定例納骨法要
開催期間4月21日
場所坂松山 一心寺
大阪市天王寺区逢阪2-8-69
電話:06-6771-0444
最寄り駅JR天王寺駅下車徒歩10分
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