5．マナーの向上

　今後駐車問題に対する市民や企業の気運の一層の高まりや駐車マナーの定着に向けて、以下の視点から自主活動の一層の活性化を図っていく。　　　　

1. 大阪市と地域住民との協調した取り組み
   　大阪市と地域住民が役割を分担しつつ、協調して駐車対策活動に取り組む。このとき、地域住民の自主活動に必要な支援措置を講じていく。
2. 企業・事業主の取り組み
   　企業・事業主は、マイカー通勤や業務用車両の持ち帰りの自粛、五・十日等の商慣習の改善、共同集配システムの整備等の自主的な活動によって地域社会と連携して駐車対策活動に取り組み、地域社会に貢献する企業を目指すよう働きかける。
3. 交通教育の充実
   　安全教育にとどまらず、成熟した車社会を目指して、子供たちが将来ドライバーとなることを前提として、道路空間の使い方や自動車利用による環境問題なども幅広く教え、自動車の適正な利用の仕方や交通マナーについて習得できるような教育を推進していく。

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