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住吉大社周辺地区HOPEゾーン事業

2023年7月24日

ページ番号:116287

※このページは「住吉大社周辺地区HOPEゾーン事業」についてのページです。「大阪市HOPEゾーン事業」全体に関する内容は、下記をご参照ください。

※補助事業は平成27年度で終了しています。

住吉大社周辺の歴史とまちなみ

1800年の歴史を誇る住吉大社と街道、まちなみ


 住吉は古代より海上交通・外交のための港と、海上守護をつかさどる住吉大社を中心に栄えました。住吉大社の創建は約1800年前にさかのぼり、本殿は市内唯一の国宝建築です。
 また「かきつばた」の名所であった浅沢小野は古くからの景勝地で、公家や文化人がこの地で読んだ和歌が万葉集などに残されています。
 中世には熊野詣、伊勢詣の隆盛とともに、熊野街道や紀州街道の交通の要所として発展しました。近世に入り、住吉大社の周辺には農村が形成され、近代以降、だんつう業などの商業活動が活発となり、町家が並ぶまちなみはこの頃の姿を今に伝えています。

住吉大社周辺地区の紹介

旧街道や変化のある道の姿

 由緒ある熊野街道、住吉街道や地区内の通りの多くは、緩やかに曲がっていたり、突き当たり、筋違いなどで道筋が変化に富み、まちなみを面白くしています。また、土道を残した路面や、坂道、路地などにより、ホッとするまちなみとなっています。

伝統的建物

 地区内には、江戸時代から戦前にかけて建てられた、様々な伝統的様式の建物が数多く残っています。このうち一番多いものは町家と呼ばれる建物です。町家の敷地は、間口に比べて奥行きが長く、通りに面して間口いっぱいに主屋を建て、奥には中庭、井戸、土蔵などを配置しています。2階部分が少し低い「つし2階」と「虫籠窓(むしこまど)」と呼ばれる開口部が特徴的です。軒の出は深く、1階の開口部に設けられた格子や駒寄せと呼ばれる柵が、繊細な表情を醸し出しています。

まちなみづくりのテーマ


「住吉の歴史と人が育む 四季に映えるまちなみ」

 住吉の伝統的様式の建物は、日本の風土に合うように知恵をこらし、木や水のぬくもりがあり、繊細で美しいデザインとなっています。
 街道や路地を歩くと、住吉大社の大社林をはじめ境内の豊かな樹林、まちかどの古木や鉢植え、かきつばた苑や卯の花苑など、季節の花や実を楽しめ、歴史や文化を感じる緑が見られます。
 社寺や地蔵堂と鮮やかなのぼり、石灯篭や鳥居、軒の鍾馗(しょうき)さんなど、散歩をしていて心安まる場面もたくさんあります。
 お祭りや花鳥風月を楽しむ年中行事も盛んで、人どうしのふれあいも残っています。
 このような、住吉固有の四季に映えるまちなみを、まちづくりのテーマとしています。

まちなみガイドライン

住吉大社周辺地区HOPEゾーン協議会と協力して「まちなみガイドライン」を策定しました。

「まちなみガイドライン」にはまちづくりのテーマ、基本的な方針、及び修景のポイントといった、魅力あるまちなみづくりの実現に向けた具体的な方策がとりまとめられています。

歴史的・文化的雰囲気を備えたまちなみの魅力を将来に引き継ぐため、建物や塀などの改修や新築の際に「まちなみガイドライン」をご覧ください。

※住吉大社周辺地区のまちなみ修景補助は平成27年度で終了しています。

※協議会は平成27年度で解散しています。


「まちなみガイドライン」は下記のPDFをご参照ください。

まちなみガイドライン





「まちなみガイドライン」の冊子はまちなみ環境グループ窓口で配布しています。

まちなみ修景の紹介

修景事例の一部

まちなみ修景の紹介(集会施設など)

修景事例(集会施設など)

公共施設修景の紹介

公共施設修景の一部

住吉大社周辺地区HOPEゾーン協議会の活動

住吉大社周辺地区HOPEゾーン協議会は、HOPEゾーン事業を地域で主体的に進めるため、住吉大社周辺地区のまちなみに関する見学会や勉強会の開催、HOPEゾーン事業に関する広報活動などを行いました(平成12年12月~平成28年3月)。協議会としての15年間の活動は終了しましたが、地域でのまちづくり活動は継続しています。

協議会活動の紹介

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このページの作成者・問合せ先

大阪市 都市整備局企画部住宅政策課まちなみ環境グループ

住所:〒530-8201 大阪市北区中之島1丁目3番20号(大阪市役所6階)

電話:06-6208-9631

ファックス:06-6202-7064

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