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「生きた建築ミュージアム・大阪セレクション(全50件)」の選定プレートを建物所有者のみなさまに贈呈しました!

2014年11月13日

ページ番号:288908

「生きた建築ミュージアム・大阪セレクション」に選定された建築物等であることを多くの方に認知していただくため、選定プレートを作成し、各セレクションの所有者のみなさまに贈呈しました。

選定プレート贈呈式

[日時]平成26年10月30日  [式場]綿業会館

選定プレート贈呈式
プレート贈呈式(伏見ビル)
選定プレート贈呈式(スリープカプセル)
ダイビル社長の挨拶

選定プレートのデザインコンセプト

まちの地図に見立てた「生」の漢字をグラフィカルなパターンとして展開。仕上げを変えることで、一枚のプレートを面で分解します。このことによって、本事業が単に建築物等を選定する事業ではなく、多様な建築物の面が重なり、生きた大阪のまち・歴史を生み出していく試みであるということを表します。なお、1948年の創業以来,大阪を拠点に文字文化を牽引してきた株式会社モリサワの協力により、「生きた建築ミュージアム 大阪セレクション」の文字は、株式会社モリサワが1955年に初めて開発した自社書体フォントを使用しています。

 

生きた建築ミュージアム・大阪セレクション選定プレート

生きた建築ミュージアム・大阪セレクションの選定に寄せて

生きた建築ミュージアム・大阪セレクションの選定によせて、生きた建築ミュージアム推進有識者会議 後藤委員より頂いた御寄稿文をご紹介します。

「生きた建築」に寄り添う「生きた文字」  生きた建築ミュージアム推進有識者会議 委員 後藤哲也

 モリサワという会社をご存知でしょうか。文字づくりを手掛けるフォントメーカーとして国内市場シェア第一位を誇る会社です。名前は聞いたことがなくても、毎日どこかできっとモリサワが開発した文字を目にしているはず。紙に印刷されたものだけでなく、液晶モニターや建築物のサインなど、あらゆる場所にモリサワの文字は溢れています。

 そのモリサワが本社を置くのは大阪。1948年の創業以来、大阪を拠点に文字文化を牽引してきたモリサワが1955年に初めて開発した自社書体が「中ゴシックBB1」。写植※1用に設計された中ゴシックBB1は、DTP※2時代に合わせた調整などを経て、オリジナルのデザインを継承しながら、多くのファンを持つ「中ゴシックBBB」へと発展します。

 生きた建築ミュージアムのタイトルには、モリサワの特別な協力を得て、このゴシックBB1を使用しています。高度成長期のはじまりに大阪に生まれ、今もなお、しっかりと時代と寄り添いながら愛される中ゴシックの系譜は、「生きた建築」の考えに通じる「生きた文字」とも言える、大阪が持つ豊かな資産のひとつの象徴だと考えます。

 日本のグラフィックデザインの発展には、早川良雄さんや田中一光さんなど、多くの大阪・関西出身のデザイナーの偉大な貢献がありました。そして、現在でも東京とは少し異なるグラフィックデザインの流れが大阪には存在しています。これには大阪に拠点を置き続け、文字文化、そしてグラフィックデザイン業界に貢献するモリサワの存在が大きいと言えるでしょう。

 生きた建築ミュージアムに選定された建築物には、建物そのものだけでなく、看板や案内図など時代を映すデザインも残されています。建築家とともに建築をつくりあげた大阪のデザイナーたちにも思いを馳せながらそれらを見れば、生きた建築の楽しみ方も幅が広がるでしょう。書体やデザインをレンズに、生きた建築の歴史を覗いてみてはいかがでしょうか。

 

※1写植:写真植字。文字を印画紙に印字して版下を作成するコンピューター導入以前に用いられた方法

※2DTP: DTPDesk Top Publishing。編集、デザイン、レイアウトなどの作業をコンピューターで行うこと。

 

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電話:06-6208-9211

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