学校園紹介No.1 文の里中学校
2022年12月21日
ページ番号:472171
校長先生にお話しを聞きました!
文の里中学校長 土肥 純平(どひ じゅんぺい)先生
前任校である茨田北中学校での実践
- 道徳教育面からの授業改善。
- 生徒の気づきを深める授業をする中で、教師と生徒が議論。
一方通行のチョーク&トークではなく、「教師と生徒の対話=双方向の授業」をおこなうことで、学びの姿勢が変わり、両者の距離感が縮まる。その結果、学力テストの数値改善。
- 大阪市内で1校のみが文科省の道徳教育研究校に指定。拠点校として8校が指定される。(当時、茨田北中学校は拠点校に指定)
- 研究校、拠点校に指定されると予算が得られ、研究大会への教員派遣旅費や研修会の講師謝礼、道徳関係書籍の購入に充てることができる。
- 全日本中学校道徳教育研究大会、近畿中学校道徳教育研究大会へ教員派遣して、今の道徳教育の最先端を学び、他の教員に伝達。道徳推進教師を中心に、年次研修(新採、2年目、5年目、10年目など)として研究授業を実施。
- これら取組の結果、生徒が考えることを厭わなくなり、全国学力・学習状況調査、チャレンジテストで府平均を上回るようになった。
- 現在は大阪市全体の道徳教育を切り盛りする立場であり、第8ブロックの取組を、拠点校である阿倍野中学校とともに盛り上げていきたい。
文の里中学校
- 部活動が非常に盛ん。体育系のほか、吹奏楽や合唱といった文化系の部活動が非常に盛んである。
- 市の部活動指針(活動時間の制限、休養日の設定)を逸脱しない範囲での活動を大事にしたい。部活動では、タテ・ヨコのつながりができ、目標を持って取り組むことで、数値で計ることができない物事をやり抜く力など、精神面でも生徒が人間的に成長できる。
- 本校のレガシーは読書活動。本校の生徒は本をよく手に取る。図書室の利用状況は他校と比べても非常に盛況である。
- 「読書銀行」…生徒が年間で読んだ本の冊数・ページ数を記録して表彰(学校玄関に表彰者を掲示)。
- 朝学活後、1時間目開始までの時間は読書タイム。
- IT化がすすみ、2030年には超スマート社会が到来するといわれている時代の中、生徒をどう育てるか。時代は変われども、変わらない教育の本質である「活字を読む」ということで、語彙力や読解力などの基礎的な力を確実に身に付けさせたい。
文の里中学校 図書館の様子
- 数値で計れる学力だけでなく、数値で計ることができない能力(いわゆる非認知能力)も高めていきたい。
- 道徳教育に読書活動をミックスさせて、生徒の生きる力を高めることができれば。
- 校長が直接生徒に語りかけることができる全校集会での講話を大切にしていきたい。
- 校長自身が教壇に立ち、道徳の授業を行うことで、より良く生きることについて生徒とともに考える場を大切にしたい。
教育理念
- 頭でっかちの人間になってはいけない。心豊かな人間の育成、自他の尊重(校訓の3つ目)に重きを置き、前向きに物事を考え思いやりのある人間を育成していく。
- 生徒の自尊感情を高めることが重要。生徒の話に耳を傾け、思いを受け止めた上でアドバイスすることで生徒は安らぎ変わる。
- 「人生で最も大切にしていることは出会い」であると考えている。人とのリアルな出会いはもちろんのこと、本などとの出会いも大切にしていきたい。
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