学校園紹介No.3 阪南小学校
2022年12月19日
ページ番号:476754

校長先生にお話しを聞きました!
阪南小学校長 大西 昌樹(おおにし まさき)先生
阪南小学校
- 児童は穏やかで落ち着いており、きちんと挨拶ができる子どもが多い。良好な家庭環境の中で育っている印象がある。子どもが落ち着いていることで、教員もそれに応じた指導や支援ができ、良い相乗効果が生まれていると思う。
- 標準服のない学校に着任するのは初めてで、最初は違和感があった。服装というのは、一人一人の個性がすごく表れる。
- 阪南小学校の児童数は区内小学校の中で2番目に多い。児童数が多いのでトラブルも多いかと思いきや、けっしてそうではない。みんな仲が良い。
- 共生社会の実現が求められている中で、支援が必要な子に対して、各自が自分なりにできる手助けを考えて自然に行動できている。素直で友達に対して思いやりのある児童が多い。
阪南小学校 校長室前の様子
教育理念
- 物理的なこと、人的なことを含め、教育環境を整えることが大切。指導者側の意識や指導技術、整理整頓された教室など…。
- 教師は子どもの見本。教師がきちんと整理整頓をしていると、子ども達もそうするし、教師の指示に説得力が生まれる。
- 植物などの自然と触れ合う頻度と学力には相関関係があると考える。
- 区役所のふれあい花づくりリレーに参加し、常盤連合花づくり部を中心とした市民ボランティアが育てた苗を校内で大切に育てている。
- 趣味はガーデニング。親の影響で中学生のころから始める。
- 校内の植物の手入れは校長と管理作業員が中心となっておこなっている。
- 四季がある日本に生まれたのだから、子どもたちには季節感を持ってほしい。カレンダーではなく、花を見て、季節を感じることができるような…。
- 阪南小学校は敷地が広い。歴代の校長が、季節に合わせて様々な種類の植栽を行ってきたことがうかがえる。維持管理が必要なことが大変。しっかり世話をして手間をかけることで、立派な花が咲き実を結ぶ。教育と一緒で、時間をかけてていねいに物事を学ばせていくと、子どもからの答えや反応が確実に返ってくる。
- 学校に様々な種類の花や木を植えて育てている。どの時期にどのような花が咲くのかを学んだり、植物に寄ってくる蝶や虫に触れたりするなど、子どもたちが実際に体感し学ぶことができる環境が大切。
80周年を迎えるにあたって
- 記念事業委員会を立ち上げ、記念式典の開催に向けて、地域・PTAの方々に自主的・主体的に進めていただいている。学校に対して愛着を持ち、積極的に取り組まれる方が多く、頭が下がる思い。
- 学校は時代のニーズに応じて、指導として扱うことが増え続ける(防災教育、英語、性教育、食育、キャリア教育など)が、学校で全てを担うことは難しい。防災訓練は地域の防災リーダーの協力を得て行っているし、様々な取り組みを警察・消防や地域の協力を得て実施している。学校の教職員だけで子どもの人格形成が担えるかと言われると限界がある。地域・PTAをはじめ、様々な外部の人材の力を積極的に活かしていくことで、開かれた学校づくりを一層進めていきたい。
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