学校園紹介No.7 昭和中学校
2023年1月24日
ページ番号:490953

校長先生にお話を聞きました!
昭和中学校長 森 健(もり たけし)先生
昭和中学校
- 約10年前に昭和中学校で教頭を経験し、現在校長を務めているが、生徒や地域の様子は変わらず落ち着いており、雰囲気も良い。教頭時代は事務作業に追われていたが、現在は校長の立場でしっかりと生徒の様子に目を向けるようにしている。
- 学業にもスポーツにも真面目に取り組む元気な生徒が多い。
- 生徒が将来著名になったときに、自分のことを思い出してトークショーに呼んでくれることを密かに期待し、応援している。
- 生徒には「頭を使って考える」ことを大切にするよう伝えている。校長として全生徒に思いを伝える機会は全校集会や行事の際。その際には、生徒に伝えることを事前に考えて文章に起こし、自分の中で整理してから伝えるようにしている。
- 令和元年のゴールデンウィーク前の全校集会では、宿泊行事やイベント行事前でもあったため、「行事ではしっかりと楽しみ、学ぶときはしっかりと学ぶ」ように伝えた。また「下足番を命じられたら、日本一の下足番になってみろ。そうしたら、誰も君を下足番にしておかぬ。」という、阪急電鉄の創始者小林一三(いちぞう)氏の言葉を借り、これから本格的に部活動が始まる1年生に向けてメッセージを送った。これは、今自分がすべきことにベストを尽くし、全力で行動することで、今後の自分の人生が拓けるから、今自分ができることに頭を使って工夫して取り組んでほしいという意味である。
- 長池小学校が育てた「田辺大根」をいただき、育てている。
- 東住吉区田辺で開催される模擬原爆の慰霊祭に、本校の生徒会が参加させてもらっている。
- 学校元気アップ地域本部事業では、ボランティアコーディネーターの方を中心に、自主学習会やゴーヤの栽培等をおこなっていただき、大変感謝している。
- 自主学習会は、夏休みや定期試験前に実施してくれている。40~50名ほどの生徒が参加しており、わからない問題を学生ボランティア等に教えてもらっている。
- 生徒とボランティアが一緒にゴーヤの栽培を行い、そのゴーヤを使ったカレー作りなどを行っている。生徒はみんなとても楽しんでおり、貴重な体験をさせてもらったボランティアの方々に対して感謝の気持ちでいっぱいである。
ICTの活用
- 教員に対しては、授業の目標を最初に生徒に示して、その目標に向けて必要に応じてICTを活用しながらどのように授業を組み立てていくべきかを考えるように伝えている。
- 本校は学校教育ICT活用事業の拠点校であるが、ICTに馴染みのない教員も多く、最初は戸惑いを示す者もいる。だが実際に使ってみると、効果的に生徒の興味を引き、学習することができるため、便利と感じているようだ。
- 授業50分間無理に使い続ける必要はなく、導入部など部分的、効果的に使用することが大切だと考えている。生徒は比較的タブレットに慣れているように思う。
- タブレットの持ち帰り学習を令和元年9月から実施している。数学、英語の学習ドリルがタブレットに内蔵されており、生徒の自宅での学習履歴が把握できる。始まったばかりの取組みなので、その効果についてはまだ検証できていないが、今後の成果に期待している。
- 「反転学習」に取り組みたいと思っている。暗記等の機械的な学習は予め自宅で行い、授業中は考える時間にあてたいと考えている。

ICT教材を使用して学習している様子
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