令和4年度 第1回阿倍野区教育会議会議録(令和4年7月28日開催)
2022年9月28日
ページ番号:571655
- 日時:令和4年7月28日(木曜日)13時35分~15時7分
- 場所:阿倍野区役所会応接室
- 出席者
(委 員 等)髙岡議長、大鳥委員、笹川委員、若林委員
(オブザーバー)村上阿倍野区小学校校長会幹事、中西阿倍野区中学校校長会幹事、䕃山常盤幼稚園園長、田伏長楽保育園園長
(市側)山田区担当教育次長、佐藤区教育担当部長、筒井教育支援担当課長、伊村保健子育て担当課長、近藤教育支援担当課長代理 - 議題
1 教育・子育て施策等について
(1)令和4年度阿倍野区教育会議 開催計画
(2)令和3年度阿倍野区教育会議 開催状況
(3)令和3年度阿倍野区運営方針の自己評価
(4)令和4年度阿倍野区教育・子育て施策関係事業
(5)令和4年度阿倍野区運営方針
2 意見交換、その他
○近藤教育支援担当課長代理
定刻が過ぎましたので、ただいまから令和4年度第1回阿倍野区教育会議を開催させていただきます。
本日の会議は、Web開催とさせていただきました。委員の皆様、オブザーバーの皆様にはご協力いただきまして、どうもありがとうございます。事前にマニュアルをお配りしておりますが、会議中はカメラをオン、マイクはオフにしていただき発言される際にマイクをオンにしていただくようにお願いいたします。ご意見がある場合については、挙手ボタンにてお知らせいただき議長から指名された後、ご発言いただきますようよろしくお願いいたします。
まず配付資料を確認させていただきます。
令和4年度第1回阿倍野区教育会議次第。めくっていただきまして、別紙1 阿倍野区教育会議委員名簿。資料1 令和4年度阿倍野区教育会議開催計画。資料2 令和3年度阿倍野区教育会議開催状況。資料3 令和3年度阿倍野区運営方針(教育関連取組み自己評価)。資料4 令和4年度阿倍野区教育・子育て施策関係事業一覧。資料5 令和4年度阿倍野区運営方針(概要・教育関連取組み)。資料6 不登校相談・ひとり親家庭相談のチラシ。資料7 学校体育施設開放事業(中学校体育館)における空調設備(エアコン)の使用について。資料8 阿倍野区通学路安全対策会議について(情報提供)。
以上でございます。資料に不足のある方は挙手ボタンにてお知らせください。大丈夫でしょうか。
続きまして、本日の会議には委員5名のうち現在、3名の皆様にご出席いただいております。本日は、今年度最初の会議ですので、ご出席の皆様のご紹介をさせていただきたいと存じます。お手元の別紙1、委員名簿をご参照ください。委員の皆様、オブザーバーの皆様、お名前をお呼びいたしますのでマイクテストを兼ねて、お一言ご発言お願いいたします。
昨年まで議長をお務めいただいた石橋委員退任により、新たにご就任いただきました阿倍野区地域振興会会長、髙岡委員でございます。
○髙岡委員
皆様、初めまして。阿倍野区地域振興会の会長、髙岡でございます。どうぞよろしくお願い申しあげます。
○近藤教育支援担当課長代理
阿倍野区産業会笹川委員でございます。
○笹川委員
はい、笹川です。よろしくお願いします。
○近藤教育支援担当課長代理
阿倍野区PTAよりご就任いただいておりました松村委員のご退任により新たにご就任いただきました阿倍野区PTA協議会副会長の若林委員でございます。
○若林委員
初めまして、若林です。よろしくお願いします。
○近藤教育支援担当課長代理
なお、本日所用により高市副議長はご欠席と聞いております。
大鳥委員につきましては、現在、出先ということでログインにちょっとお時間がかかっておられるようですので、入られましたら改めてご紹介させていただきます。
続きまして、オブザーバーの皆様をご紹介いたします。
阿倍野区中学校校長会幹事、阪南中学校、中西校長です。
○中西阿倍野区中学校校長会幹事
中西です。よろしくお願いいたします。
○近藤教育支援担当課長代理
阿倍野区小学校校長会幹事、常盤小学校、村上校長です。
○村上阿倍野区小学校校長会幹事
常盤小学校の村上です。どうぞよろしくお願いいたします。
○近藤教育支援担当課長代理
常盤幼稚園、蔭山園長です。
○蔭山常盤幼稚園園長
はい、蔭山です。常盤幼稚園園長です。よろしくお願いいたします。
○近藤教育支援担当課長代理
長楽保育園、田伏園長です。
○田伏長楽保育園園長
長楽保育園園長の田伏と申します。よろしくお願いいたします。
○近藤教育支援担当課長代理
なお、本日ながいけ認定こども園の辰巳理事長におかれましては、所用によりご欠席です。
続きまして、区役所職員を紹介させていただきます。
阿倍野区担当教育次長で阿倍野区長の山田でございます。
○山田区担当教育次長
山田でございます。よろしくお願いいたします。
○近藤教育支援担当課長代理
阿倍野区教育担当部長で阿倍野区副区長の佐藤でございます。
○佐藤区教育担当部長
佐藤でございます。よろしくお願いいたします。
○近藤教育支援担当課長代理
阿倍野区教育支援担当課長、筒井でございます。
○筒井教育支援担当課長
筒井でございます。よろしくお願いいたします。
○近藤教育支援担当課長代理
阿倍野区保健子育て担当課長、伊村でございます。
○伊村保健子育て担当課長
伊村でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
○近藤教育支援担当課長代理
ただいま、先ほど大鳥委員がログインしてくださいましたので、ここで改めて大鳥委員を紹介させていただきます。
阿倍野区PTA協議会会長の大鳥委員です。大鳥委員、マイクテストを兼ねて一言ご挨拶をお願いいたします。
○大鳥委員
はい。大鳥です。よろしくお願いします。
○近藤教育支援担当課長代理
私、本日司会をさせていただきます教育支援担当課長代理の近藤と申します。どうぞよろしくお願いいたします。
なお、本会議は傍聴要領を定め、公開する会議となっております。本日、傍聴はおられませんが、議事録について後日、公表となりますのでどうぞよろしくお願いいたします。
それでは、開会にあたり教育委員会事務局、阿倍野区担当教育次長で阿倍野区長の山田よりご挨拶申しあげます。
○山田区担当教育次長
はい、こんにちは。山田でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
皆様には、日頃から区政の推進に多大なご協力を賜っており、また本日はご多用のところ、阿倍野区教育会議にご出席いただき、誠にありがとうございます。
今年度、初めての教育会議として、新たな委員2名とオブザーバー3名の方々にも加わっていただきまして、区の職員も人事異動がありましたので、今年度はこのメンバーでどうぞよろしくお願いいたします。
感染対策と利便性向上の観点から、6月の「広報あべの」にも出しました「阿倍野区オンライン化宣言」の下、各種会議等のオンライン化を推進しております。新型コロナウイルスは再び感染者数が急増し第7波に入ったとされる中で、本日の会議はオンラインでの開催とさせていただきました。会議での意見交換は対面で行いたいとのお声があるのは承知のうえですが、今後もこの教育会議はオンライン併用の形で実施してまいりますので、そのときの状況や皆様のご都合に合わせまして、ご協力をお願いいたします。
学校園の現場では、この間、陽性者の発生状況により休業リスクもあり、また夏休みに入ってからも日々、感染者の把握、それと対応が必要な状況が続いております。本市では、第6波までの反省をふまえまして、保健所と区保健福祉センターが一体となって、的確な対応に努めているところです。
また、私も各学校を回らせていただいているところですが、子どもたちの元気そうな様子が伺えまして、今年度は総じて1学期中の例年の行事などはおおむね予定どおりに実施できたとお聞きしております。一方で、児童生徒の不登校については、全校に共通する課題であり、オンラインでの授業の視聴や校内での居場所の確保などにも工夫をされながら、子どもたちの心身のケア、ご家庭の支援を含めてこどもサポートネットの活用など、区役所とも連携をいただいているところでございます。
本日の会議では、主に令和3年度の阿倍野区運営方針の評価および4年度の運営方針についてのご意見を頂戴したいと考えております。この教育会議は、区政会議と連動しておりまして、6月9日に区政会議を開催し、3年度の振り返りと4年度事業についてご説明し、ご意見を頂戴したところですが、本日は子ども・教育に特化してご意見を頂戴したいと考えております。委員の皆様には、それぞれのお立場から忌憚のないご意見を賜れば幸いです。本日は、どうぞよろしくお願いいたします。
○筒井教育支援担当課長
それでは議事に入っていきたいと思いますが、まず初めに次第にはございませんが、前年度まで議長をお務めいただいた石橋委員がご退任されたため、議長席が空席となっております。議長職につきましては、例年地域の代表の方にご就任いただいていることもありますので、事務局提案として髙岡委員にお引き受けいただければと考えておりますが、皆様、いかがでしょうか。(全員同意)
ありがとうございます。異議なしということでよろしゅうございましょうか。
皆様、異議がないようですので、髙岡委員、議長をお引き受けいただけますでしょうか。
(異議なしの声)
○髙岡議長
ありがとうございます。
○筒井教育支援担当課長
ありがとうございます。
では、ここからの進行を髙岡議長にお願いしたいと存じます。議長、どうぞよろしくお願いいたします。
○髙岡議長
ただいま、ご推挙いただきまして議長をお受けします髙岡でございます。
私も久しぶりに教育会議に帰らせていただきまして、新しい皆様と共にこの教育会議を盛り上げていきたいと、そう思っております。どうぞよろしくお願い申しあげます。
本日の会議につきましては、15時までの予定で議事進行をさせていただきます。
それでは全ての資料につきまして、事務局からの説明をお願いいたします。
○筒井教育支援担当課長
教育支援担当課長の筒井でございます。資料について、説明をさせていただきます。
できるだけ、皆様方の意見交換の時間を多く取りたいと思っておりますので、説明につきましては主なものに絞って進めさせていただきます。少し長くなりますが、説明を全て先にいたしまして、終わりましてから意見交換、ご質問の時間とさせていただきたいと存じます。Web会議は不慣れでございますが、できるだけ丁寧に進めてまいりたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
ではまず資料1でございますが、令和4年度の教育会議の開催計画案でございます。教育会議につきましては、本日、7月28日が1回目で、4年度の施策や3年度の自己評価について説明をさせていただきたいと思います。2回目は8月下旬から9月の初め頃に開催したいと思っておりまして、事業の具体的な内容などを説明させていただき、5年度の施策、区運営方針についてのご意見を賜りたいと思っております。具体の開催日程につきましては、改めてご相談をさせてください。3回目は12月頃を予定しておりまして、いただいた意見を運営方針素案としてまとめたものを見ていただきたいと思っております。2月から3月頃は、4年度の振り返りなどを予定いたしております。ご協力のほどよろしくお願いいたします。
それと教育会議の下のほうの段には、区政会議と区運営方針についての図がございます。区政会議と連動いたしましての流れをご確認いただければと存じます。どうぞよろしくお願いいたします。
続きまして、資料2をご覧ください。こちらは令和3年度阿倍野区教育会議開催状況でございます。3年度は、3回開催をいたしております。今年度におきましても、先ほど4回と申しましたが、3回の開催とさせていただく場合もございます。
では続きまして、次に資料3をご覧ください。令和3年度の阿倍野区運営方針のうち、教育関連の取組自己評価でございます。説明はポイントを絞ってさせていただきます。
5ページをご覧ください。5ページのほうに自己評価を記載いたしております。教員サポート講習会の開催支援を行うことで、各校の課題解決の取組および学校教育のICT活用の推進に寄与することができました。子どもの体力向上支援事業につきましては、継続実施しておりますが、運動が苦手な児童へ効果的に働きかけることができました。またグローバル人材育成支援事業で英語学習の機会を広く提供することにより、児童生徒への英語学習の意欲が向上いたしました。子どもの生命、身体の安全を確保し、孤立することなく安心して成長できるよう不登校児などの相談支援事業に取り組んだ結果、多くの相談者の不安感、負担感の軽減が図られました。青少年指導員や青少年福祉委員による諸活動に対して継続的な支援を行うことにより、子どもや青少年の健やかな成長が図られていると考えております。
以上が自己評価でございます。
それぞれの取組の詳細につきましては、6ページ以降をご覧ください。ここでは説明のほうは割愛をさせていただきます。
少し飛びますが、次に13ページ、資料4「阿倍野区教育・子育て施策関係事業一覧」でございます。こちらは教育・子育て施策関係事業につきまして、令和3年度と令和4年度の予算額と取組内容につきまして、記載をさせていただいております。予算につきましては、3年度と4年度、あまり変更はございませんが例えば、上から4行目「学校園等支援ボランティア人材募集事業」でございますが、もともとは小学校、中学校の活動が主な対象でございましたが大阪市立の幼稚園に広げ、また昨年度より子どもの育成に係る市民活動、例えば、不登校児の居場所づくりでございますとか、子ども食堂のボランティア募集もできるようにいたしました。昨年度の教育会議でいただきました意見を受けましての取組内容を拡充したものでございます。
次に14ページ、資料5をご覧ください。こちらは令和4年度の阿倍野区の運営方針、教育関連の取組になります。現在、これに沿って事業を進めているところでございます。
次のページ、15ページ「経営課題2」ということで、「子ども・青少年が安心して教育を受け、成長できるまち」と掲げております。めざすべき将来象といたしまして、「ICTを効果的に取り入れた学校教育のサポートと子育てしやすいまちづくりをめざし、保護者、地域、学校園が連携し、子ども・青少年を健やかに育む取組を支援します」といたしております。
「めざすべき成果および戦略」は、大きく分けて2つになってございます。17ページに飛びます。17ページ、2-1「ICTを効果的に取り入れた学校教育の推進」と次、22ページからの2-2「子育てしやすく、すべての子ども・青少年が健やかに育つ環境づくり」でございます。
申し訳ありません。17ページに戻っていただきまして、具体的な取組といたしまして、2-1-1は「学校園の取組支援」ということで、ICTの教育等を推進するにあたり、必要となる知識、技能を習得するための教育サポート講習会などを各学校と調整し、実施していきます。
次に18ページ、2-1-2は「学力・体力等の向上支援」ということで、英語力の向上および異文化への理解促進でありますとか、子どもの運動に対する苦手意識の克服や指導を通じて、運動の楽しさを伝えるといった事業を進めてまいります。この項目の一番下のところに音楽、ちょっと小さいんですけれども「音楽家の派遣」というところでございます。これは昨年までは記載していなかったのですが、人気もあり今年度は拡充いたしましたので、記載をいたしております。今年度は各校一回ずつご利用いただけるように予算を取っております。
続きまして、19ページから伊村保健子育て担当課長より説明をさせていただきます。
○伊村保健子育て担当課長
保健子育て担当課長、伊村でございます。
それでは、私のほうから説明いたします。19ページをご覧ください。具体的取組2-1-3として「不登校児などの相談支援事業」でございます。こちらは学校になじめないなど悩みを持たれている18歳以下のお子様とその保護者の方を対象とする相談支援事業業務でございます。昨年度からオンラインでの相談も開始しておりまして、今年度も引き続き行ってまいります。また、学校に行きづらさを感じておられるお子様方の居場所や、基礎学力の定着をめざしました、学習支援の場につきましても、引き続き区役所3階のスペースで開設します。
次、20ページをご覧ください。こちらからは「子育てしやすく、すべての子ども・青少年が健やかに育つ環境づくり」ということで戦略を立てております。
21ページをご覧ください。具体的取組2-2-1「子育て支援事業」でございます。阿倍野区には、子育て支援に取り組んでいただける多くの各種団体がございます。団体の皆様方とも連携しながら地域で子育てを、安心してできる事業を今年度も取り組んでまいります。コロナ禍でございますので、いろいろなイベントについては少し縮小した形であるとか、新しい取組を考えながら今年度もできる範囲で実施をしてまいりたいと思っております。併せまして、専門家によるカウンセリングについても引き続き行ってまいります。
次、22ページをご覧ください。具体的取組2-2-2「児童虐待防止対策の促進」でございます。令和2年度から開始をいたしました児童虐待防止アウトリーチ事業ですが、今年度も保育園等に2か月に1回程度の訪問をしながら虐待リスクの高い家庭等を早期に発見し、早期に対応を行ってまいります。また、区要保護児童対策地域協議会におきましては、関係機関の皆様と連携して、子どもに関する情報、考え方を共有しながら年間12回の開催を進めてまいります。また個別ケース検討会議につきましても随時開催をしてまいります。
次、23ページをご覧ください。2-2-3として「妊娠期から子育て期までの切れ目のない相談支援」を行ってまいります。周産期ケアの専門家である助産師の専門相談を今年度も引き続き行います。併せて情報発信につきましては、こういう相談事業があるということを、皆様に分かっていただけるよう効果的な周知になるよう行います。また、乳幼児を対象としました心理相談・発達相談につきましても継続して行ってまいります。
以上でございます。
引き続きまして、24ページの資料6をご覧ください。こちらは、「オンラインでも相談できます」としてチラシを作成いたしました。昨年度から不登校相談、またひとり親家庭の相談についてはオンラインでも実施できる体制を整えまして、取組を進めているところでございます。今年度におきましては、もう既に開始をしておりますが、子育ての悩みについてもオンラインを活用して相談をできるような体制を整えました。チラシについてもこのように作成いたしましたので、乳幼児健診であるとか各種事業において、皆様に情報が伝わるように周知をしてまいりたいと思っております。ホームページのほうにも掲載しております。
以上でございます。
○筒井教育支援担当課長
では、ここから次第の2「その他案件」となりますが、続けて説明をさせていただきます。
26ページでございます。資料が7でございます。「学校体育施設開放事業(中学校体育館)における空調設備(エアコン)の使用について」をご覧ください。「学校体育施設開放事業」は、大阪市の24区において大阪市立の小中学校の体育施設を学校教育に支障のない範囲において、地域に開放し地域住民に継続的にスポーツ活動の場や機会を提供するとともに地域住民による自主性・主体的な運営や活動の推進を図ることにより、住民の健康・体力の維持促進、生涯スポーツの振興、生活の質の向上に寄与する目的として実施をしております。阿倍野区では小学校が10校、中学校が5校の学校体育施設開放事業の委員会があり、それぞれで利用調整をされ各種団体が活動をされているところでございます。
阿倍野区におきましては、令和2年度から3年度に中学校の体育館におきましては、防災力の強化といたしまして、災害時の避難所、暑さの対策、また部活動にも活用できるとしてエアコンが設置されました。こちらは大阪市24区での設置となっておるんですけれども、令和4年度につきましては学校体育施設開放事業につきましては、試行期間としてエアコンの使用が可能というふうになっております。令和5年度以降につきましては、大阪市全体の令和4年度の使用実績を調査分析して、その取扱いについて大阪市全体で検討を行っていることであることをご報告をさせていただきます。また令和5年度以降の取扱いが決まりましたら、ご報告させていただきます。
資料7については、以上でございます。
続きまして、27ページ資料8をご説明させていただきます。「阿倍野区通学路安全対策会議について(情報提供)」でございます。阿倍野区の通学路の安全点検につきましては、平成30年度から阿倍野警察署、平野工営所と連携して実施をしております。令和3年6月に千葉県において下校中の児童の列にトラックが突っ込み、5人が死傷するという痛ましい事故の発生を受け、文部科学省のほうから通知があり、本市でも各小学校から提出された資料を基に点検を実施しているところでございます。
阿倍野区では区政会議や教育会議でもご意見をいただいており、全市的な「通学路安全プログラム」の取組に加えまして、区独自の取組といたしまして、「阿倍野区通学路安全対策会議」を開催いたしております。令和3年10月より小会議を合わせまして、5回開催をいたしております。一昨日、7月26日でも資料では予定といたしておりますが開催をいたしております。本日は、こういった会議におきまして通学路の安全対策を行っているということをご報告させていただきました。
口頭になりますが、検討している案件といたしましては2つございまして、1つが丸山小学校の正門前の道路にガードレールがないということと、2つ目といたしまして、晴明丘南小学校区になりますが、南港通沿いに吉野家が開業するにあたり、車の出入りによる通学路の安全対策についてでございます。丸山小学校の正門前については、ハードの取組としてガードレールの設置などは道路幅の関係もあり難しいのですが、ソフト面から警察による交通規制時間帯などの取り締まりや区役所による児童への安全教育を初め、交通ルールの遵守の注意喚起などを行っております。また晴明丘南小学校の吉野家の案件につきましては、警察より道路の白線の引き直しなど可能な対策を実施いたしております。また、動きがございましたら改めて、ご報告をさせていただきます。今年度の通学路の点検を行う中でもこの会議で検討が必要な案件があれば、取り扱ってまいりたいと存じます。
私からの説明は以上でございます。議長、よろしくお願いいたします。
○髙岡議長
ありがとうございました。
かなりの資料のご説明いただきまして、皆様、お分かりいただけましたでしょうか。ちょっと枚数が多ございましたので、そこでチェックをしていただいていると思いますが。資料としては、前もって皆様にお配りしておりますので、今日までにちょっといろいろと目を通していただいていると思います。
これから皆様のご意見、またはご質問がございましたら、恐れ入りますがまた挙手をしていただきまして、ご発言をいただければと思います。会議としては、先ほども申しあげましたように40分ぐらいを目途にしておりますので、それにつきましては意見交換ということで時間的にも30分ぐらいしかございませんが、どうぞ皆様方、ご意見をどんどん出していただければと思います。ご意見がございましたら挙手のほうをお願いいたします。
産業会の笹川さん、ご意見を出していただければありがたいと思います。よろしくお願いいたします。
○笹川委員
はい、産業会笹川です。いつもありがとうございます。
先ほどありました晴明丘南さんの吉野家の件であったりとか、丸山小学校の件とか、これというのは単発でその学校関係者から、そういう申出があったから対応したという話でしょうか。
○髙岡議長
はい、今の通学の関係ですね。それにつきまして今、お話がございました。単発的に学校からお話があったものかということですが、このご説明は。
恐れ入ります。課長のほうからお願いいたします。
○筒井教育支援担当課長
はい、ありがとうございます。
晴明丘南小学校の吉野家の件につきましては、昨年度の教育会議のほうでご意見を頂戴いたしております。また丸山小学校につきましては、区政会議のほうでご意見を頂戴いたしております。
以上でございます。
○髙岡議長
はい、分かりましたでしょうか。はい。
○笹川委員
はい、まずその経緯についてはどこから来たかというのは分かりました。
意外とそういった案件というのがその2地域だけの話ではなくて、各校園で実は持ってて。意外とまだ表面化していないものであったりとか、学校のほうもそこまで認識できてなかったりとかというケースが結構あるとは思いますので。その一部地域だけの話に置いておくのではなくて、それであれば例えば、この教育会議から発信をしてですね。各学校園にリサーチをかけて、ないかどうかというのはちょっとある程度確認しておいたほうがいいかなと思います。事が起きてから物事を進めるのでは意味がないので、やはり何事も予防であるのかなと思います。ですので、もしできるのであればそういったことをしていただいたほうがいいのかなというふうには。今、たまたまちょっと知っている校園でそういった話も聞いたことがあるので、意外と表面化してないだけじゃないかなというふうに思いましたので、ちょっとお伝えしました。
以上です。
○髙岡議長
ありがとうございます。
今の笹川さんのご意見につきまして、また課長さんのほうから。
○筒井教育支援担当課長
はい、ご意見ありがとうございます。
学校とかも把握していない分というのも恐らくあるのかなというふうに思います。通学路安全プログラムという取組がございまして、こちらの取組で学校さんや地域さんと共に危険な箇所がないかというような点検も行っていっていますので、またそちらのほうでも注意をして案件を拾い上げていければなというふうに思っております。ありがとうございます。
○髙岡議長
よろしいでしょうか。
○笹川委員
はい、分かりました。
○髙岡議長
はい、また後ほどご質問お願いいたします。
それではPTAのほうからご参加いただきました若林芳美様、恐れ入ります。
○若林委員
すみません。
○髙岡議長
何かございましたらお言葉いただけませんでしょうか。
○若林委員
すみません、今ちょっと思いつきません。
○髙岡議長
後にしましょうか。はい、でしたら後からまた振らせていただきます。
それでは同じくPTAのご関係で大鳥さん、よろしくお願いいたします。
○大鳥委員
大鳥です。
○髙岡議長
はい、何かご質問ございますか。
○大鳥委員
はい。学校体育施設開放事業に関して、これ中学校から始まっているということで小学校のほうもこれはまた考えている話なんですかね。
○髙岡議長
はい。まずは1つ、その件でよろしいですか。
今、お話がありましたように現在は中学だけのエアコンということですけれども、小学校というのは対象に入っているのかなということのご質問でございますが。
○筒井教育支援担当課長
はい、今回の中学校については体育館のほうにエアコンのほうが中学校のみですね。大阪市全体についたんですけれども、これは防災対策と申しますか避難所の関係でございますとか。あとクラブ活動とかするときに熱中症対策という観点でつけられてものでございまして、現在のところ小学校の体育館のほうにエアコンがつくという予定は今のところはないんです。
○髙岡議長
ということは、私のほうからお聞きしますが。今中学5校だけということは当然、大阪市内全域相当ありますわね。阿倍野自体は5校ということは、いわば小学校10校についてはまだ今のところ大阪市としての見通しはないということでいいわけでしょうか。
○筒井教育支援担当課長
現在は、はい。小学校のほうは予定がございません。
○髙岡議長
今日も小学校の校長もお見えになっておられますので。分かりました。
大鳥さん、一応そういうことで続きの何かご質問ございますか。
○大鳥委員
一応、小学校も避難所として使われるはずですよね。まあ小学校も子どもたちはクラブ活動ある程度やったりはしているんですけれども何も中学とは変わりないのかなとは思いますけど。それでも中学校だけということに何かあるんですかね。
○髙岡議長
なるほど。ということはなぜ中学校だけなのかと。小学校の数が多いのに、やはりそれだけに収容避難所としているのになぜかということのご質問でございますね。
佐藤副区長様よろしくお願いいたします。
○佐藤区教育担当部長
それでは佐藤からお答えします。
○髙岡議長
副区長のほうから回答させていただきます。どうぞ。
○佐藤区教育担当部長
皆様、聞こえてますでしょうか。私のほうから回答させていただきます。
まず防災対策ということで、緊防債、緊急防災対策の起債をもちまして危機管理室を中心に整備をしてまいったところでございます。当初はもう少し絞って、各区の中でも特定の中学校のみというような形で導入が進められたというふうに聞いておりますけれども、非常にクラブ活動が活発になってくる中学校を対象に、全校に導入という形で改めて整備をされたということで。生徒として非常にクラブ活動が活発になると、そういったところの学校教育の現場を支援するという観点も含めて整備されたということで。実際には小学校のところまでは想定をされていないと、教育委員会の方、あるいは危機管理室の方から聞き及んでおります。よろしくお願いいたします。
○髙岡議長
ありがとうございます。
大鳥さん、一応今のところは納得はしていただけました。
○大鳥委員
一応。ということはクラブ活動をメインにということですね。
○佐藤区教育担当部長
中学校のクラブ活動がやはり非常に小学校に比べて活発であると。そういった現場をサポートしたいというところで。実際に整備できる、可能な費用の限界というところもございまして、まずは中学校において整備し、今のところ小学校に関しては導入予定がないということで聞いております。
○大鳥委員
分かりました。
○髙岡議長
よろしいでしょうか。
今の大鳥さんのご意見というのは大きな問題ですから、やはり小学校ということは当然当たり前だという感覚でお考えいただく、これから進めていただきたいと、そう思います。
何かほかに大鳥さん、これ以外にございますか。
○大鳥委員
特にないです。
○髙岡議長
ありませんか。また後ほど振らせていただきます。
それでは、笹川さん。何かほか、ございますでしょうか。
○笹川委員
今、ちょっとないです。
○髙岡議長
ございませんか。はい、ありがとうございます。
若林さんは、ご準備できましたでしょうか。
○若林委員
すみません、ちょっとこういう場に慣れてなくて申し訳ないです。
○髙岡議長
何でも結構ですけれども。
○若林委員
さっきの通学路の問題。危険なところとかいうのは保護者としては、まず学校に言えばいいという感じですか。
○髙岡議長
なるほど、はい。今のご質問。父兄側として、先生のほうに言えばいいのか。
○筒井教育支援担当課長
そうですね、はい。学校のほうへお話しいただければ、また区役所のほうにも通じますので、よろしくお願いいたします。
○若林委員
はい、ありがとうございます。
○髙岡議長
お母様のほうから、やはりこういうところが危ないということをどんどんとご指摘いただいて学校側のほうにお話しいただければ、区のほうの会議の中にそれが入ってくると。そしてそこで実行されていくという流れになっていくと思いますので、遠慮せずどんどんとおっしゃっていただければ結構かと思います。
○若林委員
はい、ありがとうございます。
○髙岡議長
ありがとうございます。
ほかでしたら、ご質問的なものはございませんか。ここででしたら、高市様のほうから何かお話しいただいているわけですね。ちょっと先にお言葉をかけていただければ。
○事務局眞砂
大鳥さんが手を挙げていました。
○髙岡議長
ごめんなさい。大鳥さん、手を挙げていただいたそうで、先に大鳥さんのお話を聞かせていただけますか。
○大鳥委員
すみません、通学路の話なんですけど。これ多分、去年も同じことを言っているかもしれないですけど。これせっかくこういう会議をしていただいて、いろいろ話はもう大分吸い上げてもらっていると思うんですけど。結局、さっき丸山小学校の正門前にガードレールが道幅が狭いからつけられないという話やったんですけど、こういう道路の法律みたいなものがあって、子どもの命が守られないということが実際起こっているのであれば、これ会議をする意味がないんじゃないのかなと思うので。そういうところをぶち抜いて何かやってもらわないと結局、話は一向に進まないんじゃないかなと思うんですけどね。
○筒井教育支援担当課長
はい、ありがとうございます。
具体にいいますと、丸山小学校の前といいますと、道幅が狭いという問題がありまして。できる方策というのをいろいろ検討はしていっているところでございます。実際に実現するかというのはなかなか難しい問題もあるんですけれども、学校の敷地のセットバックであるとか、何かできる方策はないかということで検討はさせていただいておりますので、またご報告もさせていただきたいと思います。
ただハードの面というのはなかなか周辺の住民の方のご意見などもございますので、すぐには進まない部分があるかと思いますが、常に注視はしていきたいというふうに考えております。よろしくお願いいたします。
○髙岡議長
ありがとうございます。なかなか納得いかないですよね。
○大鳥委員
納得いかない。
○髙岡議長
いえいえ、これ当然おっしゃるとおりで。やはり何か手を打っていただくことができないものかなと。一つの例を出しますと常盤なんかでしたら、あれだけ幅は広いんですけども。逆に幅が広過ぎて怖いということで、そこでしていただくということで、そこにポールを立てていただいているとか。取りあえずは手を打っていただいているという前向きがあったということが私らにしたら思うんですけども。やはり、今回対策会議という大きな形が組織されておられるわけで、そこから丸山の問題とか晴明丘南の問題が出ているわけですから。大鳥さん、笹川さんがお話しされたように何かあってからでは遅いんだということをお考えいただき、やっぱり何か一つ手を打っていただくのがまずは一番じゃないかと思うんですね。それで一つずつ順序立てていただくと、そして最後にはご希望どおりの流れに行ったら一番いいんだということをやはり前もってとっとと進めていただく。言葉として出してもらうのが、やはりこの対策会議の意味があるのと違うかなと、私はそう思いますけどね。はい。大鳥さん、まだご不満がございますか。
○大鳥委員
ずっと長く髙岡さんはこういう問題に関わっていただいているのも分かっているので。髙岡さんの思いも多分たくさんあると思うんですけど。一応、僕も見守り活動とかもやっているので、その辺子どものことをもうちょっと考えたうえで、そういう法律云々も考えて、会議のほうでも進めていってほしいなと。よろしくお願いします。
○髙岡議長
ありがとうございます。
○筒井教育支援担当課長
ありがとうございます。
○髙岡議長
できるだけ今おっしゃった言葉を今日の会議の一つのメインになってきますので、それも十分これから前向きに考えていただき、しつこいぐらいにどんどんとこれからの会議に質問を出していただいたほうがありがたいかと思います。またよろしくお願いいたします。
どうぞまた何かご意見がございましたら、挙手をお願いいたします。今のところよろしゅうございますか。
笹川さん、どうぞ。
○笹川委員
資料3の6ページですね。具体的取組2-1-1「学校園の取組支援」ということで、ICT教育をするためのサポート講習会をやりますということで、実績。前年までの実績ということで回数はやりましたという形になっているんですけど。去年とかもお話はしたと思うんですが、やっぱり学校園によって例えば、こういうことに長けている先生がいらっしゃる学校園とかは意外と進んでいたりとか、逆にいなかったらなかなか進めにくかったりとかもあると思いますし。ここの実績のところに表れてないのは、実際受けられた教員の先生方がちゃんとそれで勉強になったというか、非常に役に立ったかどうかということが一番大事だと思うんですけど、そういったことというのは区役所としては、ある程度意見というのは、ご意見とかはある程度吸い上げができているのでしょうか。
○髙岡議長
ありがとうございます。いかがでございましょうか。
○筒井教育支援担当課長
受けていただいた方の生の声みたいな部分でございますよね。はい、ちょっとなかなか実態としてちょっと吸い上げられてない部分があると思いますので、また今後聞いていきたいと思います。申し訳ありません。
○笹川委員
はい。やっていただかないよりかはやっていただいたほうがいいとは思うんですが、結局のところですね。こういったことというのは、最近でしたら例えば、兵庫県の教育委員会の話も出てましたけど、例えば、教員採用試験の場合ですがね。非常に落ちてて、教員の採用もできないと。兵庫県で確か、平均で5.1倍か何かですね。大阪市のホームページに載ってましたけど、大阪市の場合は平均で確か3.9ぐらいだったですね。大体、それぐらいの数字だったと思うんですが、それだけ教員を志望される学生さんとかが少なくなってしまっている。イコール教員のレベルが下がる。イコール子どもたちに全部それが波及するという形だと思うので。こういったサポートする制度というのは非常に大事じゃないかなと思ってます。ですから教育委員会の本部だけの話じゃなくて、各区の教育会議を中心とした各区でもいろいろと対応はきっちりしていったほうがいいと思いますし、今の生の声ですね。全然役に立ちませんでしたと、そんな話はなかなか言いにくい。先生も言いにくいとは思うんですけど、けど本音の話をちゃんと聞くためにどうしたらいいかということをちょっとお考えいただいて、その意見に対してやっぱりいろんな制度の微調整なり、修正をしていかないといけないんじゃないかなと思います。そうでないと、教育はどんどん落ちる一方ですね。教育というのは非常に、一番の宝ですからその辺はもっと力を入れていくべきじゃないかなというふうには考えます。
以上です。
○髙岡議長
ありがとうございます。
今のご質問ですが
○筒井教育支援担当課長
はい、ありがとうございます。
また今後、実施していく中でそういった生の声なんかも聞いていけるようにしていきたいと思います。そしてこの事業が充実するように努めてまいりたいと思います。ありがとうございます。
○髙岡議長
そのほか、どなたかいらっしゃいますか。
ちょっと後で。ここで先ほど高市先生は今日お休みですが、事前にお聞きしておりますので、事務局ですか。筒井さんのほうからちょっと先生のご意見を代弁していただこうと思います。よろしくお願いいたします。
○筒井教育支援担当課長
はい、ありがとうございます。
高市委員が本日はご欠席ではございますが、幾つかご意見を頂戴いたしておりますので、一部紹介をさせていただきたいと思います。
まず音楽体感授業についてでございますが、今年度拡充をしているところでございますが、学校に登用すると多くの子どもが続けられるというのでいいのではないかというご意見をいただいております。
次に子どもの居場所としましてですが、大鳥さんの子ども食堂がその後学習支援をされているということで不登校などの居場所が増えるといいなと思いました、というようなご意見も合わせていただいています。
そしてもう1つなんですけれども、先ほど笹川委員からもご質問いただいた部分と似ている部分になるんですけれども、教員サポート講習会においてICTを取り入れたというのは今教員のサポートと思いますが、子どもたちへのICTの支援というのはされているのかどうかということを知りたい。一人一台端末が整備されまして、学校現場で使う分には割振りはないと思うんですけど、タブレットを家に持って帰られたときなどはどのようにされているのでしょうかということでございます。
区の事業といたしまして、教員サポート講習会は引き続きICT特別枠というのを設けて支援を行うこととしております。大阪市では、教育ICTビジョンというものがございまして、教員、児童生徒によるICTの積極的、効果的な推進や情報活用能力の育成、学力の向上につなげていくために学校におけるICT機器の活用の方策やICT環境整備の在り方などを令和2年3月に策定はされております。より取組を進めるために、令和4年3月に改定をされたところでございまして、まず具体的には教育委員会より支援がされているところでございます。
各学校におきまして、一人一個端末は活用されているところなんですけれども、お家での活用という部分でよろしければ、村上校長先生、オブザーバーですけれども、どんな感じかというのをちょっとお教えいただいてもよろしいでしょうか。すみません。
○髙岡議長
高市さんからのご質問等の流れの報告というんですか。それは一緒に含めて言うていただいたんじゃないですね。今、一応お言葉として出していただいたということですね、高市さんの。
○筒井教育支援担当課長
はい、そうです。もしよければ、ちょっと村上先生に。
○髙岡議長
振っていただいたということですね。
○筒井教育支援担当課長
はい、状況とか教えていただいて。
○髙岡議長
後ほどまた村上先生にその辺のご意見を聞けばいいわけですね。はい。
ちょっと聞き取りにくかったものですから。皆様、委員の方々は分かっていただきました、今の報告は。高市さんの件。
でしたら取りあえず、ほか委員さんからのご意見がないようでしたら、オブザーバーの先生にお越しいただいていますので、先生のほうにお話を聞かせていただき、また時間がありましたら、恐れ入りますがまた委員の皆様方からお話をちょっと最後に聞かせていただければと思っております。よろしいでしょうか。はい。
それでは、今、どうしましょう。順序から中学の先生から行きましょうか。それとも村上先生、先に行きましょうか。
○筒井教育支援担当課長
そうですね、もしよければ村上先生によろしいでしょうか。
○髙岡議長
阿倍野区小学校の校長会の幹事をやっていただいております村上先生。恐れ入ります。聞こえますでしょうか。今の高市さんの件をお聞きいただいて何か。
○村上区小学校校長会幹事
はい。子どもたちのタブレット、ICTの活用ということでどんなことをやっているのかということでのお話だったと思います。今、子どもたち一人一台の学習端末を持っているわけですけれども、毎朝、朝来るとログインをして自分の心の健康状態、これを晴れ・曇り・雨というような心の天気というのを入力して、それを先生方のほうで集約をして見ることができるようになっています。
授業のほうでは、例えば、理科とか生活科の授業ではカメラを使って観察日記を作ったり、体育の授業なんかでは体育館での活用が多いんですけども、跳び箱やマットをする際に動画を撮ってそれを自分たちで見直しながら活用するという場面もあります。国語や算数のところでは個人の考えをそれぞれ今、皆さん方が見ていただいているようにそれぞれの友達の意見はどうなのかなということを大きな電子黒板に映しながら意見を共有化しているというようなことで活用をしているところです。
進んでいきましたら、プログラミングということ、これを取り組んでいる学校もございます。特に小学校ではプログラミング、スクラッチというソフトを使いながら簡単なゲームを作ることをやっています。教えるんですけれども、子どもたちはそこからどんどん進化していき、私たちでも思いつかないような動きをするゲーム、作品を作ることもあります。
持ち帰りなんですけれども、このコロナ禍においてタブレットを持ち帰らすことがたくさんございました。学校に来られないこともありましたので、双方向、このような形で先生が教室からそれぞれの家庭にいる子どもたちに向けて授業を進めていく。子どもたちのほうからは、その答えを話しするというようなこと。それからこのTeamsのファイル転送の機能を使って、宿題等をお渡しするというようなこともやっておることがありました。まだまだ活用の仕方については工夫の余地があるかと思うんですけれども、2年たちまして、このコロナがあったために子どもたちも先生たちもかなり活用の度合いが進んだのではないかなというふうに思っています。
すみません、雑駁な話をしましたが以上でございます。
○髙岡議長
先生、ありがとうございます。突然振らせていただいて申し訳ございません。
今の先生のご回答、恐れ入りますが事務局のほうではメモにしていただいて、高市様のほうへご報告いただければと思っております。ありがとうございます。
それでは、皆様、はい。
○髙岡議長
先生方のご意見、お話を聞かせていただこうと思います。
阿倍野区中学校校長会の幹事でいらっしゃいます中西先生、よろしくお願いいたします。
○中西区中学校校長会幹事
はい、中西です。こんにちは。
先ほどのICTということで中学校のほうでも5校それぞれ確かに進度の差はあるとは思いますけれども活用は進んでいるというところです。本校でもこの春からやはりコロナの関係で休んでいる生徒を中心にオンライン授業を少しずつ始めているところです。
また、9月からは。先ほども小学校の村上先生からもご指摘のあった心の天気を使った子どもの状況の把握。あるいは相談システムの活用でやはり日々子どもの状況を詳しく知るというようなことで活用を進めていけたらなというふうに思っています。
あと授業でもそれぞれの先生方で工夫して少しずつ活用を進めているというところです。本校よりもっと進んでいるところは他校にはあると思います。本校もやっとこの4月あたりから徐々に進めているというところです。
家に持ち帰りというのも次に進めることができたらいいなという具合に思っていますけれども。モバイルルーターの貸し出し等も一定数は学校に余分がありますし、充電ケーブルなんかも予備の分が幾つかあるんですけれども、持ち帰りになるとやはりその辺が課題になるみたいですので、日々、どのような形で活用することが一番いいのかというのはそれぞれの学校が苦労されているところではないかなという具合に思います。
簡単ですけれども、中学校全体の進んでいる形の報告になるかどうか分かりませんけれども、以上です。
○髙岡議長
先生、ありがとうございました。
またこれからもいろいろとまたご指導いただきますよう、お願い申しあげます。
それでは、常盤幼稚園園長、蔭山先生、お願い申しあげます。
○蔭山常盤幼稚園園長
はい、蔭山です。いつもお世話になりましてありがとうございます。
幼稚園のほうは、今ICTのお話の続きから入ったので。誤解のないよういということなんですけど、幼稚園教育では小学校の前倒しというような教育ではないので、ICTを小学校に入ったらうまく使えるように練習するとか、そういう捉えで幼稚園の中でICTを活用するということを考えていただくと、一般市民の方には間違った捉えだなというところはしっかりとお伝えしたいなとは思っています。
幼稚園教育の中では、あくまでも遊びの中で学ぶということと、体験を通して実感してというようなことを重視しておりますので、その中でツールとしてICTちょっとタブレットで調べてみたとか、先生たちがよその幼稚園の先生たちと子どもたちと一緒に交流するとか、そういうふうな人と関わる手段とか、調べるときの少し手助けになるというような使い方は大阪市立幼稚園のほうではするかもしれないですが、ICTを活用して遊ぶということが目的にはならないというのが市立幼稚園の教育ということなので、うまくまた遊びの中で活用していけるようにということは教師が考えていくというところで頑張っていきたいと思っています。
ただ、教員サポートということに関しまして、教師がICTの活用というのを大阪市立のほうが進めていますので、このたびメールの機能とかシステムがちょっと変わっていくというようなことがありまして、幼稚園の先生たちはなかなか。今まで小中の先生方と違うシステムでありましたので、慣れないものでちょっと戸惑っておりますし。メールアドレスが大幅に変更するとか、そんなこと一つでもちょっと戸惑ったりしながら、ただやっと子ども青少年局のほうが教員にも一人一台のパソコンを配給していただきましたので、まずは教師がそれを使いこなすというか、駆使するというあたりで何とか保育のほうに、自分の資質を高めながら子どもたちに下ろしていけるようにというような感じで今は幼稚園のほうでは進めております。
阿倍野区のほうでも教員の学びの機会ということで、教員のサポートの機会をいろいろと考えていただいて、本当にありがたく思っています。コロナ禍で研究、研修の機会がなかなか薄れてきている中、教員の資質をどうやって高めていったらいいかという先ほどの資質の話が出ておりましたけれども、そういう中で阿倍野区のほうは本当に積極的にどういう課題があって、そこにサポートしていきましょうというふうにしていただいていますので、ありがたいなというふうに思っています。まず現場の実態を聞いていただきまして、そこから課題をというふうに考えていただいていることがうれしいかなというふうに思っていますので、今後も現場がこんなことを困っているとか、教員のこういうふうなところを強化したいとかいうようなことは積極的にお話ししていこうかなというふうに思っておりますので、今後ともよろしくお願いしたいです。
それから教育要領とか幼稚園教育要領とか学習指導要領が変わっておりますが、それが一貫性のある幼少中と縦につながっていく、教育が縦につながっていくというところがとても大事なところでありますので、幼稚園教育を小学校へつなげる。小学校は中学校へみたいなところで講習会の他校種の先生方との連携とか接続というところが大きな目標になってくるかなと思っています。なので他校種間の、うちだったら小学校の先生方と交流して、持続して互いの教育を知って、子どもたちがスムーズに小学校教育に移行していけるようにというような教員のレベルでの連携接続の機会などがあればうれしいなということは常々思っておりますので、そこら辺も区役所のほうで何か考えていただくとありがたいなというふうに一つ思っております。
あと幼稚園のほうでは安全パトロールですね。見守り隊の方々がとてもサポートしていただいたり、地域の髙岡さんを初め、地域の方々にいつも守っていただきまして、安全を確保することができております。毎朝、立っていただいたりというお姿をみんな見るだけで安心ということになりますので、特にコロナ禍ですので安全・安心というところにはまた軸足を置いて、保護者に啓発して保護者と共に子どもたちを育てる。
先ほど、通学路の話もありましたけど、幼稚園も本当は車が通ってはいけない時間に通るという、うちの園門の前のところ、とても危ないところがありまして。警察にちょっと言っていかないといけないかなという感じなのですが、先ほどのお話を聞いていて、そういうもやもやしているところも、私たちもちょっとお伝え、保護者も思っていると思うのでお伝えしていく機会がこの場にあるのかと思って、私も勉強になりまして、阿倍野区全体で阿倍野区の子どもたちを守り育てていくという意識が自分の中でも高まりました。
以上です。ありがとうございます。
○髙岡議長
ありがとうございました。よろしくお願いいたします。
それでは長楽保育園の園長田伏先生、恐れ入りますが、お願いいたします。
○田伏長楽保育園園長
はい、長楽保育園の田伏です。
私からは、ちょっと今回初めての参加でオブザーバーとして、どういったご意見をお話しすればいいのかちょっと分からない部分もあるんですけども。資料3と資料5のところで一番初めのところで「重点的に取り組む主な経営課題」ということで、小学校、中学校、男女共運動能力にあまり自信がないと答えた児童の割合が多い。そして運動能力、全国体力運動調査でも全国平均より低いという結果が出ているということで、ここで少しお聞きしたいんですけど、小中学校については区総体として、「とりわけ学力については高水準の力を有し」ということで書かれてあるんですけれども、学力については全国平均よりは阿倍野区は高いということでよろしいでしょうか。僕がちょっとニュースとかで拝見した中では、大阪市平均としては学力も全国平均よりも低かったのではないかと記憶しているんですけど、阿倍野区だけのちょっとデータは分からないので。ただそこまで小学校から中学校、運動能力が低いということはやっぱり就学前の段階でも調べたりとかしてないでしょうけども、体力の差というのが全国平均と比べてあるんじゃないかなというふうにも思うんですね。やはり就学前からの運動、体力づくりというのを区としてめざしていっていただくのもいいのかなと。例えば、ちょっと区全体でマラソン大会を計画してみるとか、そういったことでも運動しようという機会にはなってくるとは思うんですけれども。やっぱり現場でめざしてもらっている中で、家庭格差といいますか、家庭において運動能力がすごい高い子とやっぱりどうしても運動能力が低くて、生活習慣もちょっとままならないといった児童との差がすごい激しいなというふうに感じております。やっぱりそこをもうちょっと大阪市として、全国平均より低くなってくる要因になっているのではないかというふうに感じております。ですので、こういったところを就学前から区として考えていっていただければありがたいかなと思います。
以上です。
○髙岡議長
ありがとうございます。恐れ入ります。
今の田伏様のお話で、中西先生何かございますか。
○中西区中学校校長会幹事
中西です。
体力の問題、体力・運動能力ですね。確かに中学校だけで部活動を活性化することで、あるいは体育の授業等の取組を、やはり増やすことで体力が増強するというようなものでは僕もないと思います。やはり小学校で取り組まれることももちろんですが、やはりキックベースボールや地域の野球ですね。ソフトボールなんかの活性化というのもやはり体力、中学校に来て部活動を続ける、とても大きなモチベーションにはなっていると思いますので。やはりある意味、先ほどご指摘があったように小学校、中学校、もしかしたら幼稚園や保育園、そういうあたりから子どもたちがスポーツを楽しむという、やはりスポーツに親しむというそんな意識がどんどん高まることが必要になるのかなと。確かに各家庭でそれぞれ習い事をされていたり、スポーツでも差があるのは事実ですけれども、今中学校では部活動の活動自体を見直すという取組になっています。今までみたいにやっぱり勝利至上主義ではなくて、生涯スポーツの観点に立って運動を楽しむ部活動というのに切り替えというのが、今後進んでいくと言われていますので。やはりそういう意味で中学校だけに寄らないですし。やはり子どもたちがスポーツを楽しむ環境とか意識とかそれはやはり中学校だけやなくて、様々なところで育てていく必要があるのではないか。その延長線上に体力の向上というのがあるのではないかな。確かに中学校だけ、小学校だけ見るのではなくて生涯スポーツを楽しむという観点に立って、やっぱりそれらを見ていく必要があるのではないかなと思います。すみません。
○髙岡議長
ありがとうございます。
先生、すみません。いろいろお世話になります。これからよろしくお願いいたします。先生は阪南中学の校長先生でいらっしゃいますね。
○中西区中学校校長会幹事
はい。
○髙岡議長
よろしくお願いいたします。
それでは小学校の立場で村上先生、恐れ入ります。
○村上区小学校校長会幹事
はい、ありがとうございます。
体力のことに関してもやはり二極化が進んでいるという先生のお話、私もそのとおりかなと思っています。ただ、PTAのほうではドッチボール大会というのを開催してもらって、そこに向けてとても各校で小学校10校が集まって競い合いをする、そういう場を設けていくということがすごく大事なんかなというふうに思っています。
この場で少し話題がずれるんですけれども、小学校、私の学校として少し課題に思っていることなんですけど、安心・安全、安心して成長できる教育環境の推進ということで、ICTとか体力向上ということもお話があったんですけれども、昨今、本校のほうにはこのウクライナからの難民の子も来るというようなこともあって、外国籍の子どもたちがたくさん来ているような状況になっています。その子たちがまた安心して過ごせるような形。これは教育委員会とも連動しているんですけれども、また区としても通訳のボランティアであるとか、そういう形をまたご支援、いろいろしていただければありがたいかなというふうにも思っています。すみません、ちょっと話が別のほうにずれてしまいましたけれども、課題に思っていることを少し話をさせていただきました。
以上です。
○髙岡議長
ありがとうございます。
村上先生は、常盤小学校の校長でいらっしゃいます。どうぞよろしくお願いいたします。
オブザーバーの先生方からいろいろお聞きしました。ありがとうございます。これからの教育会議におきまして、いろいろご指導いただきますことをどうぞよろしくお願い申しあげます。
時間のほうが迫ってまいりました。最後に委員の皆様方、一言ずつちょっとおしゃべりいただいて終わりたいと思います。
まず笹川さん、一言。何か一言ございますか。
○笹川委員
一言ですか。はい。
今日はWebで残念だったんですけど、極力リアルな会議がこれからもできるようにしていっていただきたいなと思います。
あとちょっと一言、いろいろとPTA関係とかの活動もコロナもありまして、いろいろと活動できなかったりしているところもあるとは思うんですけど、これは各校全体の問題でもあったりもすると思います。やはりPTAというのは学校、家庭、地域を三位一体となってつなぐための役割ですので、各校のPTAが活性化しないとなかなか進むものも進まないと思いますので、その辺のサポートは今日、ご臨席いただいております各学校長先生方も含めまして、区役所の皆様方もサポートしていただきたいなというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。
以上です。
○髙岡議長
ありがとうございました。
それでは大鳥さん、一言何かございますか。
○大鳥委員
産業会の笹川さんからPTAのことを言っていただいたんですけど、ありがとうございます。やっぱりちょっとPTAのほうもみんな事業への参加がちょっと減っているような気もするので、今回中学校の高校合同説明会を区役所でやらせていただくんですけど、ちょっと各単位のPTAの参加が少なくて困っているような状況を各校からちらほら聞いています。今までは多分、こんなことはなかったと思うんですけれども。ちょっと各校のPTAの参加を促すようなことを学校のほうから、中学のほうから言っていただいたほうがいいんじゃないのかなと。完全にPTAだけでやっているよみたいな感じではなくて、学校も応援して
「合同説明会、みんなで一緒にやっていこうね」みたいなことをちょっと言っていただいたほうがPTAの参加もよくなるんじゃないかなというのとか。
さっきのスポーツの話でいくと、ドッチボールとか中学校では駅伝とかもやっていて、駅伝の参加も減ってきているみたいなところもあるので。阿倍野区で、みんなで運動しようとかいうことに関しても、もっとみんなで中学校のほうからも小学校のほうからも参加のほうを促していただくということをしていただければありがたいかなと思います。
よろしくお願いします。
○髙岡議長
ありがとうございました。
それでは最後に若林様、一言だけ何かございましたら。
○若林委員
はい。今回、初めて参加させていただいて、今日皆さんの話を聞いていて、いろいろ勉強させてもらいました。一保護者として、こういう会に参加させていただけるのって貴重な経験だと思っていますので、また次回以降もよろしくお願いします。
以上です。
○髙岡議長
ありがとうございます。
こちらからぱっと振りまして、ご無礼していますが、これから慣れていただきまして、どうぞまた対面で皆様とよろしくお願いしたいと思っております。皆様、いろいろありがとうございます。
それでは時間のほうが迫ってまいりました。最後に区長様のほうから一言、お言葉をお願いいたします。
○山田区担当教育次長
はい、山田でございます。
本日は、限られた時間の中で貴重なご意見、ご議論いただきまして、どうもありがとうございました。
幾つか論点があったと思うのですけれども、まず通学路の安全対策の関係ですが、ちょっと分かりにくかったのかもしれませんが、一部の地域だけではもちろんなく、全地域を対象に「通学路安全プログラム」というのが教育委員会の下で、常にといいますか課題がどこにあって、どういう対策をしていくべきか、そういう基本の仕組みがありますので、そこにぜひ事務的にといいますか、学校を通じてという話もありましたけれども、お話を常にいただくというのがベースにあるかと思います。その上で、この教育会議の場もそうですけれども区政会議でも出てきた案件もございます。とりわけ大きな課題があるところ、それについての通学路安全対策会議ということで、これは私がある意味独自といいますか、阿倍野区として警察署長、それから工営所長との3人とのトップ会議という形で、直接そういう話し合いができる場を作りたくてさせていただいたことでございます。したがいまして、地道な積み上げの中で、とりわけというものをそこに上げていただくとか。あるいは今日も教育会議の中で、今後ぜひ取り上げていくべき、区全体を見た中での大きな課題がある、その典型例の丸山小学校については、ガードレールがない校門の前に。これは課題がずっと続いている問題と思います。それ自体をどうするかございますが、それに向けてできることは何かということを本当に先ほどの警察署長、工営所長とで真摯にですね、ある意味アイデアを出しながら、できることからやっていこうということでございますので、そういうご理解をいただきながら進めていきたいと思っています。
1つ、具体的な対応ができているものもご紹介いたしますと、吉野家の出店の件ですけど。南港通に面して吉野家ができる予定なんですけれども、敷地の東側に道路が一本あり、そこに歩道と車道別の白線をですね、警察署のほうで先日、引いていただいた。そういう対応もやっております。実際に吉野家がどうなるかということでしょうけれども、オープン前の対応としては一定できているといいますか、限界があるとしましてもオープン後にどういう状況になるか、それは晴明丘南小学校の校長先生以下、注視しながら、どういう対策を具体にやっていくべきかということをお聞きして、また警察、工営所、そういったところと継続的に議論していきたいと思っているところでございます。
それからICTの件ですね。複数のご意見、実情についてのお話をいただいたと思います。ICTについては、複数年かけてだんだん進んできていることだとは思いますが、まだまだ道半ばだというふうに思います。私も学校を訪問させていただいている中で、授業を拝見させていただいていますと、やはり授業にICTの活用は進めていただいている状況は見受けられると思っています。黒板の半分はそういったICTで画面を映したりされていますし、ホワイトボードも使いながら、今風の授業を進めていただいています。ですから、恐らく授業を教えるという形としてはそういう形を取られていただいていますし、あとは双方向といいますか、一人一台端末をうまく活用して子どもたちからの意見とか提案とかそういったものをまとめながらやっていくという、そういうところにより発展していく。授業自体を不登校の子どもが家で閲覧ができるという状態は常に作っていただいているようにはなっているというのは聞いていますので、あとは双方向。これは子ども自身の参加の意向というのもあると思いますから、全てそうかは別ですけれども、そういった授業もやっていけるようにということに今後はなっていくんですけれども、そういった中で、我々の教員サポートというのも活用していただけたらというところもあろうかと思っております。
それからもう1点。体力向上の話ですけれども、田伏先生のほうからございました。これまでも小学校、中学校でドッチボールとか駅伝大会をやっているという話もございましたね。それに加えまして、これも2年間できてないんですけれども、11月にはスポーツフェスタの予定をしております。今年は、ぜひ現地開催をしたいと思っています。そういったことも、これは世代を問わず、スポーツに関心を寄せていただく機会やと思います。それから体力向上事業として、小学生対象ですけれども、いわゆる走る、跳び箱を飛ぶとか基本的な、そういうスポーツの基本になるところ、そのコツをプロが教えるという取組ですので。就学前から必要ではないかというご意見もございますけれども、小さいときからそういう基本を学ぶというのはいいかなと思いますので、そういうサポートもしていきたいと思っているところでございます。
すみません、全てにお答えはできていないところではございますけれども、本日の会議としていただいたご意見を整理いたしまして、今後の事業に反映してまいりたいと考えております。今後とも、皆様と共に、子ども、教育に関する課題の解決に、ぜひ進めてまいりたいと考えてございますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
ありがとうございます。
○髙岡議長
ありがとうございました。
時間のほう、5分ほど過ぎてしまいまして、申し訳ございません。
以上をもちまして、本日の議事を終了させていただきます。
委員の皆様方、またオブザーバーの先生方、本当にいろいろと今日はありがとうございます。4年度の第1回目として、これから2回、3回とございます。どうぞ皆様方、ご協力いただきましていろいろとご審議を進めていただきますこと、これからもよろしくお願いいたします。これから、どうぞよろしくお願いします。
議長を降ろさせていただき、事務局のほうへ返しさせていただきます。よろしくお願いいたします。
○近藤教育支援担当課長代理
議長、ありがとうございました。委員の皆様、オブザーバーの皆様、長時間にわたり、ご議論ありがとうございました。
今回もメールでご意見シートをお送りさせていただきますので、本日の会議で伝え切れなかったことなどがあれば、ご提出いただきますようお願いいたします。
以上をもちまして、本日の教育会議を終了させていただきます。
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