ページの先頭です
メニューの終端です。

中央区内小学校対象 盲導犬学習会

2019年11月19日

ページ番号:485393

お話と盲導犬のデモストレーション

中央区では、人権啓発の取り組みとして、区内の小学生を対象に講演と実演を通じて聴覚障がい者や盲導犬について知ってもらうための学習会を社会福祉法人日本ライトハウスに協力をいただき、開催しています。

既に開催した学校では、「盲導犬の仕事とは?」や、「目が不自由ってどういうこと?」などたくさんの内容を学んでもらいました。

盲導犬の紹介

盲導犬の写真

僕(盲導犬)の名前は、ロミー。3歳の男の子。母がゴールデンレトリバー、父がラブラドールレトリバーです。
性格は、ちょっぴり緊張持ちのイケメンボーイ。フガフガ言うのも愛嬌のうち。僕は、優しい人が大好きなので、なでてもらいたいから、つい、みんなのところに行きそうになって、トレーナーに叱られることもあります。
「みなさん、仕事中は、ロミーって呼ばないで、知らんふりしてくださいね」

盲導犬を使っている人や白杖を持っている人はどんな人?

学習のようす

目の不自由な人にもいろいろな不自由があります。
・何も見えない。真っ黒で見えない。真っ白で見えない。
・ぼやけて見える。ゆがんで見える。
・近くが見えない。遠くが見えない。視野がせまい。
・まぶしくて、見えない。
全国で、聴覚障がい者の人は約34万人います。目の不自由な人が、みんな真っ暗で見えないわけではありません。電気がついているか、ついていないかわかる人もいます。皆さんも体験してみてください。目をつむって、手を前にかざすと、暗くなるのがわかりますね。目の不自由な人でも、スマートフォンを使う人もいます。教室からは、なるほどと思ったようで、「へー」という声が聞こえました。

疑似体験眼鏡をかけてみました

疑似体験眼鏡をかけている様子

疑似体験用眼鏡とは、左は黒いプラスチックで覆われて見えないようになっており、右は黒いプラスチックで覆われているが、真ん中に小さい穴が開いている眼鏡です。この眼鏡を先生にかけてもらい、文字を読んでもらったり、歩いたりしてもらいました。体験の結果、文字は、読める。お友達の顔もわかる。でも、見えている範囲がものすごく狭いので、足元が見えない。歩くときにすごく怖くて、ゆっくりでないと怖くて歩けないということがわかりました。このような方も、白杖を持っています。この説明を聞いて、目が不自由でもスマートフォンを使う人がいることがどういうことなのか、わかりました。また、見えないから大きい文字で書いてあげても、それが、見えないという人もいて、小さい文字なら見える人もいるということです。

白杖について

白杖の使用例

白杖は、国から支給され、使う人の身長にあったものを使います。白杖には、ニつの役目があります。一つは、目が不自由ですということを知らせる役目。二つめは、安全に歩くための手段として用いられることです。
使い方は、自分の肩幅より少し広いくらいに左右に杖を振って歩く。これは、ものにあたらないか確認するためです。右足を出すとき、杖は左側に出すのが理想の歩き方だそうです。これは、次に出す足の方向に障害物がなく、安全であるかを確認するためです。
杖を使うことが、歩くために欠かせない大切なことだということがわかりました。
障害物がわかります。段差がわかります。角がわかります。これは、壁が無くなったら曲がり角があるということです。そして、道なりに歩くことができる。目の不自由な人は、まっすぐに歩くことが難しく、必ず曲がってしまうそうです。

盲導犬について


盲導犬候補の子犬は、10カ月間、家族の一員として迎えていただけるボランティアのパピーウォーカーのおうちで、たくさんのしつけをしてもらいます。おしっこのしつけ、散歩でバスや電車などの乗り物の音を知る経験や、どこから触られても大丈夫なように教えることもします。これは、目の不自由な人が、犬の口を開けてみたり、耳を触ってにおいを確認したり、盲導犬の健康状態を調べても嫌がらないようにするためです。それには、人が好きで信頼してもらえるように、小さいときから、たくさんの愛情を与えたり、人の手でなでて、ほめたりかわいがることがとても大切なのです。
そして、一歳になると、訓練所で本格的な訓練をしていきます。
まずは、名前を呼んで、近くに来ただけで誉める。人の左側につくことを教えて、それができれば誉める。少し離れて待つことができれば誉める。簡単なことから少しずつ難しいことにチャレンジしていきます。そして、落ち着いて考えられるようになったら、ハーネスを付けて訓練をしていきます。およそ、半年くらい訓練をするそうです。


盲導犬のロミーに大阪城公園に行ってと言っても無理ですね。盲導犬は、目の不自由な人とともに歩いています。たくさんの訓練を受けて、角は止まること、障害物はよけることなどを学んでいきます。
犬は、一歳でおとなになります。盲導犬になるには、もともと持っている性格がとても大事です。健康で、雷が鳴っても怖がらないことや、知らない場所でもグーグー寝られることも大切なのです。子犬のころは、兄弟ケンカもします。これは、かみつき合うことで、かみついたら痛いことを知る、そして、母犬に「ウー」とうなられて、母犬が怒っていることを知るのです。犬も人間と同じように、たくさん兄弟ケンカをして、怒られて育ちます。

目の不自由な人を見かけたら

白杖や盲導犬を連れて歩いている人の中には、いろんな見え方の人がいます。

目の不自由な人が道を歩いていて、いちばん困ることは 杖を持っていても、信号の色がわかりません。盲導犬を連れていても、犬も信号の色はわかりません。

道で、目の不自由な人に信号の色を教えてあげるとその人は非常に助かります。街でそのような姿を見かけたら「今、信号は赤です。青に変わりました。」と声をかけるだけで、とても助かります。少しの声掛けで、笑顔が生まれる街になれれば、お互いの心がほっこりするのではないでしょうか。

最後に

盲導犬学習会を開催した小学校の子どもたちからたくさんのお手紙をいただきました。ロミーくんに向けたお手紙もありました。

・私は、勉強になったので、目の見えない人を助けたいです。

・これからは、目が不自由な人に、勇気を出して声をかけようと思いました。

・目が不自由な人を安全に導くためのことや、教科書に載っていたこと以外のこともたくさん知ることができました。

・階段をどうやってのぼるかや、いろいろな目の見え方の人がいることなどを学びました。

・私は、将来、訓練士さんみたいになって、盲導犬を育ててみたいと思いました。

・白杖を持っている人を見かけて、危険だったら教えてあげたいと思います。教科書に載っていること以外にもたくさんのことを教えてくれて、本当にありがとうございました。

・これからもし、目の不自由な人が信号で困っているようすを見かけたら、「赤ですよ」「青ですよ」と声をかけるようにしたいです。

・ロミーくんへ。盲導犬の代表として見せてくれてありがとう。愛情あふれるロミーがんばってね!

・ロミーくん、わざわざ私たちのために来てくれてありがとうございます。これからも、お仕事がんばってくださいね!

・ロミーくんには、いろいろなことを教えてもらいました。これからも、たくさん盲導犬のことについて知りたいです。

・ロミーくんのおかげで、盲導犬のことがもっとわかりました。ありがとう。

SNSリンクは別ウィンドウで開きます

  • Facebookでシェア
  • twitterでツイートする
  • LINEで送る

探している情報が見つからない

このページに対してご意見をお聞かせください

入力欄を開く

ご注意

  1. ご質問等については、直接担当部署へお問い合わせください。
  2. 市政全般に関わるご意見・ご要望、ご提案などについては、市民の声別ウィンドウで開くへお寄せください。
  3. 住所・電話番号など個人情報を含む内容は記入しないでください。

このページの作成者・問合せ先

大阪市中央区役所市民協働課市民活動支援グループ
住所: 〒541-8518 大阪市中央区久太郎町1丁目2番27号(中央区役所5階)
電話: 06-6267-9743 ファックス: 06-6264-8283