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中央区内中学校対象 手話学習会

2019年11月25日

ページ番号:485708

聴覚障がい者のことを知り、手話に興味を持ち、交流してみよう

中央区では、人権啓発の取り組みとして、区内の中学校を対象に、聴覚障がい者や手話への関心を高め、障がいのある人と社会の中で共に生きようとする意欲や、困っている人・周りの人への思いやりの心を育てることを目的に、中央区聴言障がい者協会と中央区手話サークルともしびのたくさんの方に協力をいただき、開催しました。

開催日

手話学習会のようす

東中学校・・・令和元年11月13日(水曜日)
南中学校・・・令和元年10月10日(木曜日)
上町中学校・・令和元年10月2日(水曜日)

一年生を対象にたくさんの中央区聴言障がい者協会の方と中央区手話サークルともしびの方に各学校へ行っていただき、約1時間ほどの学習会を開催しました。

聴覚障がい者とは

聴覚障がい者とはの説明のようす

全国で聴覚障がい者は、約36万人います。聴覚障がいとは、大きく分けて2つあります。耳のしくみを図で見ると「耳小骨」という部分があります。そこが何らかの原因で音が聴こえなくなることを伝音性難聴といいます。音の聞こえ方としては、小さく聞こえるそうです。耳小骨より奥に「蝸牛」という部分があります。ここに原因があるものは感音性難聴といいます。小さい音が聞こえない、音がゆがんで聞こえるため話ことばの聞き取りや聞き分けが難しい、大きい音はうるさく感じる、聞きたい音が選びだせない、などの症状があるそうです。

聴覚障がい者が生活で困ること


音が聞こえないことで、生活するときに困ることがあります。
・学校でチャイムが鳴っても、聞こえません。
・病院で名前を呼ばれてもわかりません。
・夜、寝ている間に火事があってもサイレンの音が聞こえません。
・後ろから車が来ても、わかりません。
・映画で、外国の映画には字幕がありますが、日本の映画は字幕がないものが多いので見てもわかりません。
・電車が急に止まっても、車内の放送が聞こえないので、なぜ止まったのかわかりません。
・災害時、避難所の情報が入ってきません。
・人に声をかけられても、聞こえないから無視をしたように思われてしまう。
このようなことから、孤独で寂しい想いをすることもあります。

コミュニケーション方法

コミュニケーション方法の説明のようす

コニュニケーションの方法は、いくつかあります。
①手話 
ろう者の集団から生まれ、発展してきた「目で見る言葉」です。手や指、体などの動きや顔の表情を使ってコミュニケーションを取る方法です。
②指文字
50音をすべて指の動きで表現します。
③口話
訓練することにより、相手の話を口の形と動き、表情・文脈から読み取ったり、音声言語を発音・発語します。
④筆談(空書)
文字を紙等に書いて伝えます。紙がない時は、空間に書いたり(空書)、手のひらに指で書いたりします。
⑤身振り
手話等がわからない場合、身振りを工夫して伝えることも有効です。
耳が不自由だからといって、みんな手話ができるわけではありません。その人に合ったコミュニケーション方法をとることが大切です。また、口話の場合、例として「たまご」と「たばこ」や「じゅういち」「じゅうに」など、口形は同じです。健聴者の場合、音を聞いて判断します。聞こえない人は、どっちを言っているか口の形だけでは、読み取りにくいものもあるのです。生徒のみなさんにも、友達と向かい合って声を出さずに体験をしてもらいました。

手話を覚えよう

手話を覚えるようす

あいさつや気持ちを伝える手話を教えてもらいました。
特に、「ごめんなさい」や「うれしい」など、手話には表情がとても大切なことも学びました。

交流してみよう

交流のようす

聴覚障がい者と身振りや表情で交流をしてもらいました。まず、生徒のみなさんには、少人数のグループに分かれてもらいました。円になって、椅子に座っている聴覚障がい者の方を囲み、聴覚障がい者の後方に単語を書いた紙を出します。生徒のみなさんには、その紙が見えますが、聴覚障がい者には見えないようにします。
そこで、その単語を生徒のみなさんに身振りを使って表現してもらいます。

交流のようす

「ミカン」は、どのように表現すれば、聴覚障がい者に伝わるでしょうか。
形を表したり、皮をむいて食べるようすを表現したり、酸っぱい顔をしたり、通じたときは、とてもうれしい表情でした。そのほか、「水泳」「三輪車」「花」「サル」「スイカ」などたくさんの単語を表現してもらいました。
生徒のみなさんは積極的に工夫を凝らして表現したり、四苦八苦したり、たくさんの笑い声も聞こえ、生徒、先生、聴覚障がい者のみなさんが一体となり、とても素晴らしい交流になっていました。
自分が、手話を知らなくても、通じることを学びました。

交流のようす

こちらの中学校では、伝言ゲームをしました。まず、伝言ゲームに参加したい5人を選びます。選ばれた5名は、前に出て一列に並びます。初めの人、一人だけに単語カードを見せます。例えば、「ゴリラ」という単語を見て、次の人に身振りを使って順に伝えていき、5番めの人は、ホワイトボードにその単語を書きます。
このゲームでは、声を出して伝えること、口形を使うことは禁止です。身振りのみで伝えてもらいました。
すぐに伝わった単語もありましたが、中には伝えていくごとに、身振りが少しずつ変化していき、最後は違う単語になっていたりと,
伝えることの難しさや大切さを学びました。
こちらもみなさんから積極的に手が上がり、とても盛り上がった学習会となりました。

手話でコミュニケーションをするときに大切なことは何か

手話は、目と目を合わせて会話をすることが大切です。耳から音が聞こえる人は、下を見ながらでも話を聞くことができます。手話は、「目で見る言葉」なので、お互いの顔を見ないといけないことです。

また、健聴者の中に、聴覚障がい者がいるグループでレストランに行ったとしましょう。たとえ、健聴者が頼む注文であったとしても、手話を使って注文することも大切です。健聴者は、声で誰が何を注文したのか聞こえます。しかし、聴覚障がい者には聞こえません。お互いの思いやりや心くばりは、とても大切ですね。

生徒さんから感謝の気持ちを込めて

学生のみなさんから感謝のお礼のようす

学習会の最後に、生徒のみなさんが感謝の気持ちを込めて、中央区聴言障がい者協会と中央区手話サークルともしびのみなさんに、お礼のお言葉を手話で伝えてくれました。
生徒のみなさんはこの日のために、手話の練習をしていたようで、とても上手でした。
会場内は、ほほえみがあふれていました。また、生徒のみなさんが会場を出るときに、聴覚障がい者の方に手を振るようすや、「ありがとう」の手話をしている場面もありました。
まるで、ありがとうの「花」がたくさん咲いたようでした。

生徒のみなさんからの感想

  • 目と目を合わせて、手話で交流することが大切だということがわかりました。
  • 私は友達と面白いことがあって笑っていたら、「耳が聴こえない人は、何で笑っているのかわかりません」と言われ、聞こえない人も笑えたらいいなと思いました。簡単な手話を覚えたら、今後も役に立つなと思いました。
  • 今回をきっかけに、これから少しずつ手話ができるようになっていきたいです。
  • 自分なりの表現の仕方でも相手に伝わった。その人に伝えようという気持ちも大事だと思った。
  • この交流はとても楽しかった。身につきました。また機会があればよろしくお願いします。
  • 私が聴覚障がい者だったら、友達みんなが集まって話をしている時、自分だけ何を話しているのかがわからなくて、すごく落ち込んでしまうだろうと思った。
  • 表現力豊かだったところが、すごくわかりやすかった。
  • 楽しかった!身振りがとてもわかりやすかった。私たちは、しゃべって話ができるけど、しゃべらないで物事を伝えて、通じ合うことは、難しかった。
  • 交流をしていくうちに、手話がわかってくるようになりました。手話でお話をするのがとても楽しかったし、言葉で話さなくても、気持ちなどが伝わるということは、とても「すてき」だなと思いました。

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