愛犬手帳
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- 16 - 3.犬によくみられる病気の知識 犬の代表的な病気をまとめました。犬には犬特有の感染症などがあり、寄生虫にも注意が必要です。病気の治療は早期発見・早期治療が基本です。初期の症状を見落とさず、予防を心がけて愛犬の健康を守りましょう。 定期的なワクチン接種で病気を未然に防ぎましょう。 感染すると命にかかわるかもしれないのが、下表のようなウィルスによる感染症です。いったん感染すると治療が大変難しいものばかりです。 子犬は様々な感染症に対して、親から譲り受けた免疫によって守られていますが、生後50日~100日の間に消えてしまいます。この頃感染の危険性が非常に高くなります。 ワクチン接種は健康状態や免疫力を考えて実施しなければなりません。接種するワクチンの種類、時期は動物病院で相談しましょう。 ジステンパー ジステンパーウィルスによって感染する、犬の代表的な病気です。感染力が高く、空気感染と、感染した病犬から直接うつる場合があります。 1歳以下の子犬に発病することが多く、感染すると発熱や食欲がなくなる、膿性の鼻汁、目ヤニといった初期の症状から、呼吸器系、消化器系にひろがり、激しいセキ(呼吸器)や下痢、脱水(消化器)などの症状があらわれ、てんかん様発作、後躯麻痺等の神経症状を示し、衰弱死してしまいます。また、治っても麻痺など様々な後遺症が残る場合があります。 死亡率の高い感染症です。 アデノウィルス1型感染症 (犬伝染性肝炎) 犬アデノウィルス1型による感染症で、肝炎を主とし、発熱、元気がなくなる、食欲がなくなる、腹痛、嘔吐、下痢、扁桃腺のはれなどが起こり、目(角膜)が白く濁ることもあります。生後1年未満の子犬が感染すると、まったく症状を示すことなく突然死(かかって一晩で死ぬ場合があります)することがあります。

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