愛犬手帳
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- 17 - アデノウィルス2型感染症 (犬伝染性喉頭気管炎) 犬アデノウィルス2型による感染症で、肺炎や扁桃炎など呼吸器病を引き起こします。他のウィルスとの混合感染により症状が重くなり、死亡率が高くなる感染症です。 パルボウィルス感染症 俗に「ころり病」と呼ばれ、伝染性が非常に強く、病犬の排泄物や嘔吐物に触れることで経口感染します。 激しい下痢と嘔吐が特徴で、トマトジュース様の血便が見られ、脱水症状を起こして急激に衰弱します。 子犬が感染した場合は、まれに心筋炎を起こして突然死することがあります。 死亡率の高い感染症です。 犬パラインフルエンザ ウィルス感染症 犬パラインフルエンザウィルスは、単独での感染症よりも犬アデノウィルス2型、犬アデノウィルス1型、マイコプラズマ等、いろいろなウィルスや細菌と混合感染して、気管支炎や肺炎、または一般に「ケンネルコフ」と呼ばれる呼吸器系の疾患を起こすものとして知られています。 伝染性が非常に強く、病犬との接触や、セキやクシャミ等から空気感染を起こすこともあります。気管、気管支、肺に炎症を起こし、激しいセキが特徴です。 レプトスピラ感染症 スピロヘータという細菌が原因の感染症で、腎臓や肝臓が冒されます。病原菌は尿中に排泄され、この病犬の尿と接触したり、汚染された水を飲むことにより感染します。犬以外の動物や人にも感染の可能性があります。 また、治癒しても約1年間は尿の中にスピロヘータを排泄するので、他の犬に感染させる恐れがあります。 症状には2種類のタイプがあります。 黄疸出血型:黄疸の他に嘔吐、下痢、歯茎からの出血、血便などが見られます。 カニコーラ型:突然の下痢と嘔吐で始まり、腎臓が冒されるため尿の量が少なくなり、尿毒症により死亡することもあります。 コロナウィルス感染症 腸炎を引き起こす感染症です。下痢や嘔吐が主症状です。パルボウィルスと混合感染すると症状は一層重くなります。コロナとパルボをいっしょに予防することが重要です。

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