愛犬手帳
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- 31 - 「身体障害者補助犬法」が施行されました 2002年10月1日より「身体障害者補助犬法」が施行されました。「補助犬」は盲導犬、介助犬、聴導犬の総称で、これらのアシスタンス・ドッグの同伴を、電車やバスなどの交通機関、図書館や美術館などの公的施設、ホテルやレストラン、デパートなどが拒む事を禁じる法律です。 法の成立以前は、盲導犬以外の補助犬は法的な整備がないため、ペットとの区別が曖昧でした。ただ、どんな犬でも補助犬として認定されるわけではなく、厚生労働大臣が指定した機関で、補助犬として必要な能力がある事を認定されなければなりません。国民は補助犬使用者に対して、協力をする努力義務を負っています。 盲導犬とは? 視覚障害者が単独で歩行する場合に、左側通行をする、電柱看板等の障害物を回避する、道の角・交差点・階段・段差等を発見し、止まる、等「安全を確保し、効率的に移動する事を補助する」補助犬のこと。 聴導犬とは? 聴覚障害者が生活をする中で必要な音を聞き分けて、知らせる事を訓練された補助犬のこと。また、どこにでも同行 して、聴覚障害者の方々を災害や事故に巻き込まれる危険性を回避することも期待されています。 介助犬とは? 上肢機能の代償として落としたものを拾ったり、手の届かないものをとってくる他、電気等のスイッチ操作、ドアや引き出しの開閉、体位・肢位移動等、肢体不自由者の日常生活をサポートする補助犬のこと。 バリアフリー新時代 助け合う人と犬との幸せな関係 障害者にとって、補助犬は体の一部であるともいえます。今まで外出が困難であったり、生活が不便だった人が補助犬を得ることにより、よりよい生活を送ることができます。この法律は、バリアフリーの掛け声の中で、実際には不自由な生活を強いられてきた障害者の社会参加の機会を保証するためのものです。 補助犬に出会ったら・・・ 補助犬の使用者にとって、大変困るのが放し飼いのペットです。そのような状況でも動揺しないよう訓練されていますが、吠えられたり、攻撃されたりすると恐怖心から、その仕事に少なからず影響します。 また、補助犬は常に使用者を助ける仕事をしています。街角で補助犬を見かけても、目を合わせたり、声をかけたり、触ったりせず、そっとしておきましょう。

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