愛犬手帳
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- 3 - 犬は群れで生活する動物 これは犬の祖先と言われるオオカミやコヨーテなど犬科の野生動物の特質と言え、群れから外れることは“死”を意味するとも言われます。群れのリーダーには絶対服従です。 飼い犬は、飼い主一家を群れと見なし、自分自身も群れの一員であろうとします。群れのリーダーや仲間たちを守るという犬の本能は非常に強いのです。「犬は3日飼われたら恩を忘れない」など忠犬にまつわる話が多いのはそのためです。 群れの中に順位がある 群れには必ずリーダーがいて、ナンバー2 、ナンバー3…の 順位があります。犬にとってはその群れのリーダーが誰であるのか、そして自分を含めた群れの構成員のランク付けが非常に重要な関心事になります。飼い犬は家族の中での自分自身の順位についてもしっかり認識しているので、自分より下位の家族の言うことは決して聞きません。 さまざまな習性 マーキング:オス犬が散歩のときに、電信柱やへいなどに何度もおしっこをかける行為で自分のテリトリー(縄張り)を主張しています。メス犬の場合は、自分の発情をオス犬に知らせるためにあちこちにオシッコをします。 穴掘り: 穴を掘って与えられた食べ物を隠したり、夏場の暑いときに穴を掘ってその中で寝たりします。 逃げるものを追いかける:チームプレーで獲物を追い、捕らえていた習性が残っています。 あいさつ:散歩のときにお互いのお尻の匂いを嗅ぎ合うことがあります。強い犬は堂々とお尻の匂いを嗅がせることができます。 服従姿勢:ほかの犬や飼い主に対して、おなかを見せる動作をしたときは、服従や降参と理解してよいでしょう。 2.犬の行動と習性 犬はしゃべることができません。でも、犬を観察していると、うれしいとき、悲しいとき、また怒ったとき、犬がさまざまな感情を体いっぱいで表していることがわかります。また、犬には犬特有の行動や習性があります。これらをよく理解して、犬との生活をより楽しくしましょう。

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