市政改革プラン2.0
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― 21 ― 4 具体的な取組の方向性 どのように改革を進めていくのか、3つの改革の柱に沿って具体的な方向性と取組内容を設定し、各所属長のマネジメントのもと、PDCAサイクルを徹底しながら改革を進めていきます。 改革の柱1 質の高い行財政運営の推進 改革の柱2 官民連携の推進 改革の柱3 改革推進体制の強化 改革の柱1 質の高い行財政運営の推進 1 質の高い効率的な行財政運営 市民利用施設等におけるサービス向上や、効率的な行財政運営をめざして歳出の削減と歳入の確保を図るとともに、人事・給与制度や外郭団体の見直しなどに取り組みます。 また、「大阪市ICT戦略」に沿ってICTを活用した市民・利用者の視点に立ったサービス向上や業務執行の効率化に取り組むとともに、環境と安全の基盤づくりに向けた取組を推進します。 (1) 市民サービス向上 これまで、市民利用施設におけるサービス向上を図るため、各施設において、臨時開館や開館時間の延長、トイレの改善等のサービス改善策を実施してきました。今後もこれらの取組を推進するとともに、新たな視点も含めたサービス改善策を実施し、利用者満足度の向上に取り組みます。 また、市税にかかるクレジット収納及びWeb口座振替受付サービスの導入など、多様な納税環境の整備を進めます。 (2) 効率的な行財政運営 市民の安全・安心を支える安定した財政基盤の構築に向け、施策・事業の目標の達成度、費用対効果の検証を行いながら、歳出面では、予算編成時にマイナスシーリングを設定することにより各所属長のマネジメントのもと施策・事業の自律的な見直しを促すほか、歳入面では、周辺のまちづくりに寄与する観点にも留意しつつ未利用地の有効活用等を図るとともに、市民負担の公平性・公正性を確保するため、支払い能力のある滞納債務者に対する法的措置の徹底など、未収金対策の強化に取り組みます。

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