市政改革プラン2.0
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― 36 ― 改革の柱1 質の高い行財政運営の推進 1 質の高い効率的な行財政運営 (2) 効率的な行財政運営 エ 財務諸表の公表と活用推進 現状と 課題 27年4月から新公会計制度の運用を開始し、同年9月には開始貸借対照表を作成・公表したところであるが、制度の導入目的であるアカウンタビリティ(説明責任)の達成とマネジメントの強化を図るため、財務諸表を作成・公表するとともに、マネジメントへの活用方法について具体の検討が必要である。 戦略 ・ 取組の 方向性 財務諸表の作成・公表については、28年度に初めてとなる財務諸表を作成し、市民にとって分かりやすい形式で決算情報を公表するとともに、市民からの評価にかかる目標設定について検討を行う。また、事業マネジメント等への活用については、各所属が自律的に予算算定や事業の見直しなどに活用できる状態をめざす。 ①市民にとって分かりやすい形式での作成・公表 28年度に初めてとなる財務諸表を作成し公表するが、資産状況や行政コストにおいて勘定科目ごとに内訳を記載するなど、分かりやすい形式でホームページへ掲載する。また、公表した財務諸表が市民にとって分かりやすいものとなっているかについては、28年度にその目標設定等について検討し、経年比較による財務状況の分析が可能となる29年度から市政モニターアンケート等により検証を行う。 ②事業マネジメント等への活用の推進 試行的に取り組んでいるパイロット事業(母子父子寡婦福祉貸付資金事業における未収債権回収、方面体育館事業における施設管理)での活用状況を十分に検証しながらパイロット事業を追加選定し、財務諸表活用方策の検討、検証を行い、施策・事業の見直しにつなげていく。 目標 ※新たな取組であるため、28年度に検討し、当面の目標や評価方法等の方針を決定する。 取組スケジュール 28年度 29年度 30年度 31年度 ① ② (凡例) 制度設計等: 実施: 検証・改善しつつ継続実施 財務諸表の作成・公表 事業マネジメント等への活用 検証・改善しつつ継続実施

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