市政改革プラン2.0
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― 41 ― ・災害時における通信手段の多重化をめざして、広域Wi-Fiネットワークとクラウドの活用による市役所本庁舎と拠点(区役所等)間の情報共有・連絡手段の構築に関する実証調査を行うとともに、地域BWA(※)活用による通信導入試験を行う。 ※地域Broadband Wireless Access(広帯域移動無線アクセス):2.5GHz帯の周波数の電波を使用し、地域の公共サービスの向上等を目的とした電気通信業務用の無線システム ■市民協働の促進 ・市民同士または市民と行政がつながり、様々な地域課題を市民協働で解決するきっかけづくりを推進する。 ・大阪市が保有する各種情報・データを文字情報だけでなく分かりやすくビジュアルで公開するとともに、市民に身近でニーズの高い情報のオープンデータ化を推進する。さらに、市民や民間プログラマーが地域課題の解決をめざしたアプリを開発するハッカソン(※)等の取組と連携し、成功事例を積み重ねていく。 ※ハックとマラソンを掛け合わせた造語で、プログラマーたちが技術とアイデアを競い合う開発イベント ⑤効果的・効率的な行政運営 マイナンバー活用による大阪市への申請・届出手続きにおける証明書添付の全廃に向け、業務フローの検討を進め、証明書添付の廃止による市民の利便性向上に取り組む。 目標 【全体目標】 ●ICTを活用したサービス向上施策における利用者満足度 29年度 70% ※30年度以降の目標は、29年度に策定予定。 ●ICTを活用したサービス向上施策の着手件数 29年度 42件 ※30年度以降の目標は、29年度に策定予定。 【項目別目標】 ①情報インフラの活用(Wi-Fi、IoT等) ・大阪市所有施設におけるWi-Fiの市民ニーズを把握し、施設の目的や市民の利用状況などからより効果の出る施設から優先して整備 ・企業等と共同で実証実験を実施 年間4件 ②積極的なデータ活用の促進(オープンデータ、ビッグデータ) ・オープンデータ専用サイト アクセス数 年間10,000件 データ公開 100件(29年度まで) ・ビッグデータ活用実証実験実施

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