市政改革プラン2.0
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― 59 ― 改革の柱2 官民連携の推進 1 官民連携の推進 (1) 各事業の経営システムの見直し ウ その他の形態をめざすもの ③ 市場 現状と 課題 中央卸売市場(本場・東部市場・南港市場)においては、近年、事業収入が減少傾向にあり、これまでも業務の民間委託化による人員削減やその他コストの見直しによる収支改善に取り組んできたが、市場の収支状況は、依然として赤字を解消するには至っていないため、管理運営手法を抜本的に見直すことなどにより、収支構造の改善を図る必要がある。 戦略 ・ 取組の 方向性 安全・安心な生鮮食料品を安定的に供給するという公的インフラとしての役割を果たしていくため、民間活力を最大限活用しながら、効率的な管理運営を行う。 ①本場・東部市場への指定管理者制度の導入 先行事例や指定管理者の撤退リスクにかかる対応策についてのさらなる調査を行い、制度導入についての検討を継続実施 ②南港市場将来戦略プランに基づく市場機能の向上と市場運営の効率化 西日本の食肉流通の拠点市場としての役割・機能を今後とも果たしていくための戦略として策定した「南港市場将来戦略プラン」に基づき、施設整備をはじめとする市場機能の向上や市場運営の効率化に向けた取組を実施 目標 【本場・東部市場】管理運営経費の削減に資するため指定管理者制度を導入 ※当面は委託範囲拡大等による業務の効率化にも取り組む。 【南 港 市 場】効率的な運営手法の確立 ※28年度中に基本計画を策定後、基本設計、実施設計・工事に着手。 取組スケジュール 28年度 29年度 30年度 31年度 ① 29年度の進捗状況を踏まえて、 30年度以降の目標については設定予定 ② (凡例) 制度設計等: 実施: 29年度の進捗状況を踏まえて、 30年度以降の目標については設定予定 「南港市場将来戦略プラン」に基づく 施設整備をはじめとする市場機能の 向上も含む 制度導入についての検討 当面は委託範囲拡大等による業務の効率化にも取り組む 28年度中に基本計画を策定後、基本設計、実施設計・工事に着手

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