市政改革プラン2.0
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― 60 ― 改革の柱2 官民連携の推進 1 官民連携の推進 (2) 最適な民間活力の活用手法の導入 ア PFIの活用 現状と 課題 公共サービスの提供手法について、従来の手法にとらわれることなく、公共の責任と負担のもとに引き続き実施する必要性の有無、民間に全部もしくは一部を委ねることによりサービスの質の維持向上や経費の削減につながるか否かといった点を踏まえたうえで、民間でできることは民間に委ね、官が果たすべき役割については市場原理が機能しない部分に限るなど、どの提供主体及び提供手法が最も望ましいのか検討し、事業を推進することが求められている。 戦略 ・ 取組の 方向性 公共施設等の整備・運営等にあたって、民間の資金と創意工夫を活用することにより、効率的で質の高い公共サービスの提供を目的とし、サービス水準の維持と財政健全化の両立を図るうえで有効なPFI手法について、各所属での積極的な検討導入を促す。 ①各所属におけるPFIの導入に向けた検討に資するよう、PFIガイドラインの研修、他都市導入事例の研修などによりPPP/PFI手法に対する職員の理解を促進する。 また、PFIの積極的な検討に向けた支援体制を構築し、PFIの適性があり、なおかつPFIによる実施が有効と判断した事業においては、ガイドライン等に基づきPFIを円滑に導入・実施する。 【28年度の主な取組】 ●海老江下水処理場改築更新事業 28年4月入札公告、11月落札者の決定及び公表 29年1月PFI事業契約・事業開始 ●天保山客船ターミナルの整備・運営 実施方針の策定及び公表、特定事業の選定 ●新しい美術館の整備事業 美術館の運営におけるPFI手法導入に向けた検討 目標 事業の企画を担当している職員のうち、事業手法としてPPP/PFI手法を理解し積極的に検討しようとする職員の割合 28年度 30% 29年度 45% 31年度 80% 取組スケジュール 28年度 29年度 30年度 31年度 ① (凡例) 制度設計等: 実施: 検証・改善しつつ継続実施

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