市政改革プラン2.0
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― 66 ― 改革の柱3 改革推進体制の強化 1 人材育成 (2) 働きやすい職場環境づくり イ 5S、標準化、改善、問題解決力向上の推進 現状と 課題 「市民サービスの向上」及び「業務執行の効率化」には、一人ひとりの職員がチャレンジ精神を育み、継続的・自律的に改革・改善を進めていくためのスキル向上を行うこと、また、職員同士が互いを尊重し、知恵を持ち寄り、職場力(チームワーク)による課題解決を推進するための意識改革が不可欠である。 しかし、現状は、全庁的に個人情報漏えいなどの不適切事務件数が増加している。また、職員の業務改善提案数も低迷しているなど、現場のノウハウを活かしつつ適正な業務執行を行うための基盤整備が不十分である。 戦略 ・ 取組の 方向性 「5S活動」(※1)や「標準化」(※2)を実践し、適正な業務執行を行うための基盤整備を行うとともに、「標準化」をベースに、現場のノウハウを活かす改善活動や市政課題に適切に対応するOJTによる実践的な問題解決手法の活用を通じて人材の育成を進め、予算や業務執行にかかるムダを排除し、職員が市民のために生み出す付加価値の最大化を図る。 (※1)5S活動:5S(整理・整頓・清掃・清潔・しつけ)を徹底し、ムダを取り除き、業務執行の効率化を図る。 (※2)標 準 化:作業要領書などの整備を徹底し、作業効率を向上させるとともに、担当者間ムラ及び変化点(引継ぎや制度改正など)リスクの低減を図る。 ①「5S活動」・「標準化」の実践 ・「5S活動」・「標準化」にかかる実践的な研修を実施し、職員の理解、スキル、職場力の向上に取り組む。 ・各所属において、研修内容に基づき、「5S活動」・「標準化」に取り組むとともに、全所属共通のチェックシートなどにより自律的に進捗状況を把握し、活動を推進する。 ・「5S活動」・「標準化」の取組に関し、全庁的に進捗管理を行う。 ②改善活動・問題解決力向上の推進 ・改善活動・問題解決力の向上にかかる実践的な研修を実施し、職員の理解、スキル、職場力の向上に取り組む。 ・各所属では、研修内容に基づき、改善活動に取り組むとともに、職員の問題解決力・企画力の向上に向けて、OJTによる実践的な問題解決手法の活用に取り組む。 目標 自身の職場で5Sが徹底されていると感じている職員の割合 28年度 30% 29年度 40% 31年度 60% 取組スケジュール 28年度 29年度 30年度 31年度 ① ② (凡例) 制度設計等: 実施: 制度設計 研修等実施 活動実施 検証・改善 制度設計 検証・改善 研修等実施 活動実施 研修等実施 活動実施 研修等実施 活動実施

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