市政改革プラン2.0
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― 67 ― 改革の柱3 改革推進体制の強化 1 人材育成 (3) コンプライアンスの確保 現状と 課題 コンプライアンスの確保のためには、職員のコンプライアンス意識の向上が不可欠であり、これまでの取組により一定の成果をあげることができたもののコンプライアンス違反に起因した不祥事等が依然として発生しており、引き続き、個々の職員のコンプライアンス意識の向上の取組やコンプライアンス確保に向けての組織的な取組を進めていく必要がある。 戦略 ・ 取組の 方向性 職員のコンプライアンス意識の向上や公益通報制度の運用を通じて各所属における違法・不適正な事実に対する主体的な調査や是正・再発防止措置を促すことで、すべての職員がコンプライアンスを意識し、各職場でコンプライアンス違反を発生させないための自律的な取組を促進する。 ①コンプライアンス研修等の実施 ・職員へのコンプライアンスアンケートの結果や発生した不祥事等を踏まえ、課題に対応した適切な研修テーマを設定するとともに、対象者を重点化した研修を効果的に実施。 ・コンプライアンス・ニュースの発行やコンプライアンス推進強化月間の取組などにより、職員のコンプライアンス意識を啓発。 ②公益通報制度の着実な運用 ・公正職務審査委員会における審議の公正性を確保しつつ、さらなる効率化を図るとともに、審議結果に応じて必要な情報を共有するなど同種事案の再発防止を図る。 ③不祥事根絶に向けた取組の推進 ・不祥事根絶に向けた全市横断的・自律的な取組を推進。 目標 コンプライアンスを「意識していない」職員の割合 28年度 3.1%以下 29年度 2.1%以下 (27年度実績 4.1%) ※31年度の目標については、29年度の進捗状況を踏まえて新たな指標を設定予定。 取組スケジュール 28年度 29年度 30年度 31年度 ① ② ③ (凡例) 制度設計等: 実施: 検証・改善しつつ継続実施 検証・改善しつつ継続実施 検証・改善しつつ継続実施

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