【指導者用】普通救命講習実施の手引き
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・次にAEDについて、お話を進めましょう。 ・14ページをご覧ください。 ・AEDを設置している場所は増えており、駅や大型の商業施設にも設置されています。万が一、AEDが必要な場面に遭遇した際に近くに駅や大型商業施設がない場合、どうやってAEDを探す手段があるかわかりますか? ・「大阪府AEDマップ」(osakaaed.jp)というホームページがあります。ここには大阪府下約8400件(平成29年3月現在)のAED設置場所が登録されており、市町村単位で探す事ができ、なおかつ一般の方が使用可能かどうかまで知ることができます。 ・また、全国となりますと、(一財)日本救急医療財団からAEDマップがインターネット上に公開されておりますので、そちらを参照いただければ良いかと思います。(qqzaidanmap.jp) ・15ページをご覧ください。 ・AEDが到着したら傷病者の傍にAEDを置きます。 ・AEDの電源を入れて、あとはAEDの音声指示に従ってください。 AEDによっては、ふたを開けるだけで電源が入る機種もあります。 ・機種によっては電極パッドのケーブルを接続するために、ケーブルのコネクターをAED本体の差込口(点滅している部分)に差し込むものや、すでにコネクターが本体と接続されている機種もありますので、注意してください。 ・AEDの音声指示に従い、電極パッドに書かれている絵のとおりに 傷病者の胸にしっかりと密着するように電極パッドを貼ります。 ・電極パッドを貼る際には注意点が4つあります。 ・16ページと17ページをご覧ください。 ①傷病者の胸が濡れている場合は、電気が水を伝わって流れてしまうために、AEDの効果が不十分になります。 ・乾いた布やタオルで胸や脇を拭いてから電極パッドを貼り付けてください。

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