【指導者用】普通救命講習実施の手引き
13/21

・19ページをご覧ください。 ・AEDが電気ショックの必要があると判断した場合は、「ショックが必要です。」というメッセージが流れたあと、自動的に充電を開始します。 ・充電が完了すると、連続音やショックボタンの点灯とともに「ショックボタンを押してください」など電気ショックを促す音声メッセージが流れますので、周囲の人に傷病者の体に触れないよう声をかけ、誰も触れていないことを確認してから、ショックボタンを押します。 ・また、AEDの音声メッセージが「電気ショックは不要です。」の場合は、直ちに胸骨圧迫を再開してください。このメッセージは、心肺蘇生が不要だという意味ではないので、誤解しないでください。 ・電気ショックを行ったら、直ちに胸骨圧迫を再開します。 ・以後は、心肺蘇生とAEDの使用手順を繰り返すのですが、AEDは2分間隔で音声メッセージが流れて心電図の解析を行いますので、そのときは音声メッセージに従ってください。 (訓練人形を用いて展示する) ※AEDの使用方法 ・最初に電源を入れているか ・電極パッドを貼る前に注意点を確認しているか ・電極パッドを貼る位置はよいか ・心電図解析・電気ショック時に傷病者に誰も触れていないこと を確認しているか ・メッセージに従って操作しているか ※全体の流れのポイント ・AEDの取り扱いが正しく行われているか ・胸骨圧迫と人工呼吸のタイミングはよいか(胸骨圧迫の中断時間 を短くするように意識しているか) ・胸骨圧迫の手の位置・姿勢・圧迫・テンポ・圧迫解除はよいか ・人工呼吸時の気道確保はよいか を確認してください。

元のページ  ../index.html#13

このブックを見る