【指導者用】普通救命講習実施の手引き
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・20ページをご覧ください。 ・乳児に対する心肺蘇生の手順についても、安全の確認、反応をみる、119番通報とAEDの手配などの手順については成人、小児と同じです。 ・胸骨圧迫の圧迫位置は成人、小児と同じく胸の真ん中ですが、乳児の乳頭と乳頭を結ぶ線より少し足側を目安として、指2本を置きます。 ・21ページをご覧ください。 ・圧迫する強さ(深さ)は、胸の厚さの約3分の1が沈むまで中指と薬指の2本でしっかり圧迫します。 ・1分間に100~120回のテンポで連続して強く、速く、絶え間なく圧迫します。 ・乳児だからといって、こわごわ弱く圧迫したのでは効果が得られません。 ・圧迫と圧迫の間(圧迫を緩めるとき)は、十分に力を抜き、胸が元の高さに戻るようにしてください。 ・22ページをご覧ください。 ・気道確保の方法ですが、頭側の手を倒れている乳児の額にあて、頭を後ろにそらします。 ・このとき、極端に頭を後屈させるとかえって空気の通り道をふさぐことになるので気をつけましょう。 ・次に、足側の手の人差し指と中指であご先を持ち上げます。
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