材料

• ぶり切り身4切れ
• 大根600g
• 塩適量
• しょうが1片、またはゆずの皮少々
• 酒・みりん・しょうゆ・砂糖、各大さじ2、水 300㏄

作り方

1. 大根は１～２cmの輪切りに。できれば米のとぎ汁で、10分ほど下ゆでをする。
2. ブリは一口大に切り、塩を少々振りかけておく。少し時間をおいて、熱湯にさっとくぐらせて水気を切る。
3. 鍋にの大根と酒、みりん、しょうゆ、砂糖、各大さじ２、水300ccの煮汁を入れて沸騰させる。
4. のブリを入れ、再び沸騰したらアクを取る。
5. 落とし蓋をして中火にし、時々煮汁をかけながら、煮汁が半分以下になるまで煮込む。
6. しょうがの千切り、またはゆずの皮の千切りなどを添えて盛り付ける。

■ブリについて

鰤は青魚に多いＥＰＡやＤＨＡが豊富なので悪玉コレステロールの減少を促しますし、滋養強壮・肝臓強化で有名なタウリンも含まれています。また、マカダミアオイルなどで注目されているパルミトオレイン酸（ＰＯＡ）という成分も含まれます。これは脳への栄養補給を行い、血管を丈夫にして血行をよくするので、低血圧、貧血気味の人におすすめです。

ブリは脂質が多いので、熱湯をくぐらせて脂を落とすと、胃腸の弱い人も安心して食べられます。

出典：健康情報.JPより 健康情報 ＞ 生活療法講座 ＞ 薬膳料理レシピ集

材料

• 白菜の芯の部分100g
• 春雨30g
• 生姜・黒酢・ゴマ油適量

作り方

1. 白菜は千切りにする。
2. あらかじめ戻しておいた春雨を白菜の上に盛り付ける。
3. おろした生姜と黒酢、ゴマ油をあわせてドレッシングをつくり、かけて頂く。

■便秘とニキビに効果あり

最近ドイツでも健康野菜として人気を博している白菜は漢方薬としても用いられています。風邪の治療に白菜の根と白ねぎと生姜と合わせて煎じます。熱、咳によく効き、副作用がないため妊婦にもよくすすめられます。これは漢方の葛根湯と同じくらい風邪の予防効果があります。

漢方的に、白菜は腸の熱をとるといわれ、便秘とニキビに効果があります。便秘やニキビにお悩みの方は週に２～３回白菜を食べると症状が改善されます。

■抗癌作用のあるセレンもたっぷり

白菜は繊維とビタミンが豊富ですが、最近最も注目されている事は他の野菜と比較して大変多くのセレンが含まれていることです

セレンは抗癌作用があり、インスリンの分泌を促進するので糖尿病にも効果があります。しかし、加熱すると効果が減少しますので生で食べてください。

出典：健康情報.JPより 健康情報 ＞ 生活療法講座 ＞ 薬膳料理レシピ集

材料

• ブロッコリー100g
• 調味料A：塩・みりん・化学調味料、各少々
• 調味料B：練り辛し小さじ１～１と1/2、しょう油大さじ１、だし汁大さじ１

作り方

1. 調味料Bをあらかじめ混ぜておきます。
2. ブロッコリーを小房に分けます。
3. で分けたゆで、ブロッコリーをザルにとります。
4. 調味料Aを振って冷ます。
5. 調味料Bに先ほどのブロッコリーを和えます。

ブロッコリー（1株）その他の和え物を紹介

・梅しょうゆ和え

梅干大１個、しょう油大さじ１～２、砂糖少々

・辛子明太子和え

辛子明太子１腹、しょう油、酒少々

・カッテージチーズ和え

カッテージチーズ1/2カップ、マヨネーズ大さじ１、塩コショウ少々

■薬効・効能

ブロッコリーはビタミン類、ミネラル類をバランス良く含んでいます。ビタミンＣはレモンの3.5倍もあります。ビタミンＣは、美肌効果・動脈硬化・ガン・風邪などに有効な成分です。カロチン、ビタミンＢ群、カルシウム、カリウムも豊富に含んでいます。食物繊維も豊富で血糖値を正常に保ちます。カロチンは皮膚や粘膜の抵抗力を強めます。クロムを含んでいるのでインスリンの効果を高め、糖尿病にも効果があります。

また、ブロッコリーにはビタミンＫが含まれています。ビタミンＫはカルシウムの代謝を促し、骨への吸着率を高めます。ビタミンＫは骨粗鬆症予防に欠かせない栄養素です。その他、鉄も含まれています。

■茹で方

調理するときは、まずたっぷりの熱湯に塩を加えてから、ブロッコリーを入れてゆでるのがポイントです。そうすれば、ビタミンＣの損失が少なくてすみます。１分ほどゆでて、食べてみて甘みがしっかり出ていたらざるに取ります。

出典：健康情報.JPより 健康情報 ＞ 生活療法講座 ＞ 薬膳料理レシピ集

材料

• 新じゃがいも800g
• 新たまねぎ200g
• ごま油大さじ２
• 砂糖大さじ２
• 醤油大さじ１と1/2
• だしの素小さじ１

作り方

1. じゃがいもは皮つきのままタワシで水洗いします。たまねぎは薄切りにします。
2. 厚手の鍋にごま油を中火で熱し、じゃがいもを炒めます。
3. 全体に油がなじんだら、いもの頭が見えるか見えないくらいの水を加え、上にたまねぎをのせて、砂糖、醤油、だしの素を入れます。
4. ひと煮立ちしたら火を弱め鍋のふたをし、たまねぎの形がくずれ、汁気がなくなるまで煮ます。（調理時間20～40分：ベターホームレシピ参照）

■新じゃがについて

春先に出回る「新じゃが」が店頭に並び始めました。

「新じゃが」とは、冬に植えつけたじゃがいもを、通常の収穫時期より早く収穫したもので、皮が薄くて甘みが多いのが特徴です。新じゃが特有のみずみずしい風味は皮の周辺にあるので、丸ごと食べましょう。栄養分の流出も防げます。水分が多いため保存可能期間は１週間～10日ほどです。なるべく早く頂きましょう。じゃがいもの効用（東西医学融合研究会通信より抜粋）

■特徴など

• 温性で体を温めるので冷え症に良い。
• 中性脂肪とコレステロールを下げる。
• 粘質成分が胃と腸の粘膜を守る。粘質物質は、関節、肌、免疫にも良い。
• 繊維が多い。繊維は胃腸の痙攣や痛みを緩和する。便秘改善にもいい。
• カリウムが多い。
  じゃがいものカリウムはビタミンＢ、Ｃとの複合体なので、ナトリウムを排泄する働きがある。ビタミンＣは細胞の新陳代謝に関係があり、ビタミンＣがないと内臓がうまく働かなくなる。また、カリウムは心臓の筋肉を強くするのでいいといわれている。
• アルカリ性食品である。体の酸性物質を中和する。

出典：健康情報.JPより 健康情報 ＞ 生活療法講座 ＞ 薬膳料理レシピ集

材料

• 豚ミンチ150g
• キャベツ100g
• 生姜0.5g
• 白ネギ0.5g
• 昆布１枚
• しょうゆ適量

作り方

1. キャベツ、白ネギはみじん切りにし、生姜はおろす。
2. 湯に昆布を入れてだしをとる。
3. 豚ミンチ、キャベツ、生姜、白ネギを良く混ぜ、団子の形にして沸騰しただし汁に入れ、５分程度煮る。
4. お好みでしょうゆをつけて頂く。

■キャベツについて

キャベツは一年を通して出まわっていますが、早春から５月半ばにかけて最もおいしく、葉の柔らかさ、瑞々しい香りは私達の食欲を誘います。春の日差しや大地から伸び伸びとしたエネルギーを受け取ったキャベツは一口食べつごとに私達を元気にしてくれる食べ物です。

実験室におけるマウス実験では、マウスにキャベツを食べさせると白血球が増加してきます。キャベツには強力ながん予防成分であるイソチオシアネートやインドールなどが含まれており、アメリカ国立癌センターは癌を予防する食べ物としてキャベツを推薦しています。

また、キャベツにはビタミンＵ（キャバジン）が豊富に含まれており、胃や十二指腸のただれた粘膜を修復して保護します。肝機能の強化や脂肪肝の予防にも役立ちます。さらに注目なのは、他の野菜に比べてカリウムが多く含まれており、カリウムは血圧を下げる働きがあります。また、カリウムが不足すると疲れやすくなります。

出典：健康情報.JPより 健康情報 ＞ 生活療法講座 ＞ 薬膳料理レシピ集

材料

• きゅうり２本
• 赤唐辛子1/2本
• 油大さじ１
• (A)醤油大さじ１と1/2、砂糖大さじ１、酢大さじ１、塩少々、ごま油大さじ1/2

作り方

1. きゅうりはタテに４つ割りに切り、長ければ半分の長さに切る。
2. 赤唐辛子を水につけてもどし、種を取り、小口切りにする。
3. 中華鍋に油を熱し、赤唐辛子を焦がさないようにゆっくりと炒める。
4. そこへきゅうりを入れ、強火でサッと炒めて、(A)の調味料を加える。
5. 煮立ったらボウルにとり、時々混ぜながら冷まし、２～３時間おく。

■きゅうりについて

最近ではハウス栽培で一年中出回っているきゅうり、でも本来の旬は６月から９月まで。代表的な夏野菜です。きゅうりは古くから渇きを癒し、利尿を促進し、心臓病、腎臓病、尿毒症、高血圧症に効くほか、汁をすり込んだり、スライス片をはりつけると火傷、炎症、打撲傷によいとの記載があります。

また、抗酸化作用があり、がん予防効果が期待できる野菜とのこと。ただし、身体を冷やす作用があるので、胃腸が冷えやすく弱い人は多食は控えてください。

出典：健康情報.JPより 健康情報 ＞ 生活療法講座 ＞ 薬膳料理レシピ集

材料

• かぼちゃ300g（約1/4個）
• 牛乳２カップ
• 塩・胡椒（適量）

作り方

1. かぼちゃ300g（約1/4個）を蒸し器または電子レンジでやわらかくなるまで蒸す。
2. 皮を取り除き、裏ごしをする。
3. 鍋に入れ、牛乳２カップでのばし、塩・胡椒で味を調える。
4. ☆お好みでコンソメスープを加えてもおいしいです。

＠便利アイデア！！

多量のカボチャをまとめて裏ごしして、ラップに小分けして冷凍しておくと、必要に応じて使うことができます。また砂糖を加えて加熱したものを冷凍しておくと、そのままお弁当に入れたり、お料理の添え物にしたり、デザート茶巾包みにしたりと重宝です♪

出典：健康情報.JPより 健康情報 ＞ 生活療法講座 ＞ 薬膳料理レシピ集

材料

• ナス４～５個
• 豚肉100～150g
• しょうが１片
• 赤唐辛子１本
• ごま油小さじ２
• 青じそ適量
• 煮汁(だし100cc、酒大さじ２、みりん大さじ２、味噌大さじ２、砂糖大さじ１)

作り方

1. なすは幅１㎝の縦切。水にさらしてアクを抜き、ザルにあげて水気をとる。豚肉は食べやすい大きさに切る。しょうがはみじん切りにする。
2. フライパンにごま油を熱して豚肉を炒め、火が通ったら、しょうが、赤唐辛子、なすを入れて炒め合わせる。
3. 全体に油がまわったら煮汁を加え、中火でなすが柔らかくなるまで煮る。汁気がほとんど無くなれば出来上がり。盛り付け後、千切りにした青じそを上にのせて香りと彩りを添えます。

■なすについて

☆なすに含まれる、ポリフェノールの一種であるナスニンという成分は抗ガン化作用があり、その値は他の野菜より高いとの研究結果が報告されています。農学博士・大久保良一教授によると「ナスニンという抗酸化物質は眼の疲労を回復する働きもある」ということです。また、なすは体を冷やす効用が高いので、高血圧症やのぼせ症に良と言われていますが、冷え性や妊産婦の方は多食をしないようにして下さい。

出典：健康情報.JPより 健康情報 ＞ 生活療法講座 ＞ 薬膳料理レシピ集

材料

• オクラ
• 長芋
• 納豆
• まぐろ切り身（刺身用）
• ごはん
• ※全て適量

作り方

1. オクラは薄く切り、長芋はすり下ろしておきます。※オクラは、お好みで軽く湯通ししておいてください。
2. まぐろは、小さめに切っておきます。
3. ごはんと材料を器に盛り、醤油をかけて混ぜます。※お好みで、ネギや半月切りしたアボガドを添えても◎

昨今注目されている「ネバネバ」の食品。納豆、オクラ、長芋などがあります。これらのネバネバ成分は特に疲労回復や、この季節の変わり目を乗り切るための体力づくりに最適な食品です。

【納豆】

「ナットウキナーゼ」が含まれています。血栓を溶かすので心筋梗塞・脳梗塞の予防になります。何度もかき混ぜて食べると旨味が増します。

【オクラ】

食物繊維・ミネラル・ビタミンすべて豊富に含まれる万能野菜。整腸作用や糖尿病・生活習慣病予防などの効果が期待できます。

【長芋】

昔から病気の時に食べるとよいとされてきました。スタミナがつき、消化酵素「ジアスターゼ」が胃腸を労わります。

出典：健康情報.JPより 健康情報 ＞ 生活療法講座 ＞ 薬膳料理レシピ集

材料

• さつまいも1本（250～300g）
• ちりめんじゃこ50g
• 砂糖大さじ1/2
• しょうゆ大さじ1
• 水50cc
• ごま油大さじ1
• 黒ゴマ適量

作り方

1. ちりめんじゃこをカリカリになるまで煎り、皿にあげておく。
2. さつまいもを千切りにし、水にさらす。
3. フライパンにごま油を熱し、よく水を切ったさつまいもを炒める。
4. 油が回って色が変わったら、のじゃこ、砂糖、しょう油、水を入れて炒め、水分を飛ばす。
5. 器に盛り、黒ゴマを散らして出来上がり。

■さつまいもについて

☆さつまいもはカロチン、ビタミンB1、B2、Ｃが豊富で視力の低下を防ぎます。夜盲症にも良く効きます。これから増える風邪の予防になり、しみ・そばかすも防ぎます。

☆いも類の中で最も食物繊維が多いのが「さつまいも」。便秘にも効果大で、女性にはうれしい限りです。低めの温度でじっくり加熱すると甘みが増し、ビタミンＣもあまり損なわれません。これからの季節に恋しくなる石焼いもが、一番理にかなった食べ方なのかもしれませんね。

出典：健康情報.JPより 健康情報 ＞ 生活療法講座 ＞ 薬膳料理レシピ集

材料

• ゴボウ10cm程度
• 人参半分
• シイタケ２個
• 新鮮なみかんの皮1g（親指位の量）

作り方

1. ゴボウ、人参、シイタケ、みかんの皮をそれぞれ千切りにして軽く炒めます。
2. ご飯の上にかけてわさび、のり、シャケをお好みで加えて緑茶をかけるとでき上り。

■ゴボウについて

☆風邪をひいてしまった時に体を温め、咳を止め、熱を下げ、体力を回復します。ゴボウの旬は11月から１月です。日本ではゴボウを野菜として食べますが、中国では漢方薬として使用し、例えば風邪の漢方薬『銀翹散』に含まれています。銀翹散は日本では「天津感冒薬」という名前で漢方薬局などで販売されています。風邪によく効きますので、実際に使われている方も多いのではないでしょうか。

近年、ゴボウは体内の有毒物質を排出する働きがあるということで欧米でも注目されており、ゴボウのサラダやハンバーガーが人気をよんでいます。ゴボウには抗菌作用があり、実験でゴボウの煎じ汁は連鎖球菌やブドウ球菌を殺菌し、特に肺炎球菌に対して強い抗菌作用があることが明らかになっています。また、ゴボウには抗癌成分のほか、水虫の真菌を抑え、血糖を下げる成分も含まれています。

出典：健康情報.JPより 健康情報 ＞ 生活療法講座 ＞ 薬膳料理レシピ集

材料

• 大根（500g）
• こんぶ（20g）
• 酒（300ml）
• みりん・しょうゆ（適量）

作り方

1. 大根は3cm位の厚さで輪切りにし、皮をむいて面取りします。
2. 鍋に大根を入れ、かぶるくらいの水でゆで、竹串がすっととおるくらいやわらかくなったら、調味料を入れて味を調えます。お好みでゆずの皮の千切りをのせてもおいしいです。

12月は大根が旬を迎える季節です。霜がおり始めたらおいしくなる大根は家庭料理に欠かせないものですが、薬効の多いことでも群を抜いていて、冷え性やお寝小、ダイエットに効果があります。毎日食すことで１ヶ月後に冷え性などが改善されます。

• 声がかれたとき、おろし汁としょうがおろしを同量混ぜて飲むと声が出るようになる。
• 肩こりのひどい時は、おろしを固く絞って肩に置くと、こりがなおる。
• おろしにしょうゆと湯を混ぜて呑むと、風邪によくきく。

また、大根には脂質や蛋白を分解する酵素があることが実験によって明らかにされており、ラットの実験でも大根を食べたラットの体脂肪が下がりました。冬は脂肪が付きやすい季節ですので、大根はおすすめです。

出典：健康情報.JPより 健康情報 ＞ 生活療法講座 ＞ 薬膳料理レシピ集