整理番号 | 00F0000130 |
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原語 | 日本語 |
執筆年 | 1996 |
和文標題 | 下水汚泥を利用した汚泥活性炭の開発 その2 性能向上および機能調査に関する研究 |
英文標題 | - |
著者名 | - |
団体著者名 | 大阪市下水道局 |
所属機関名 | - |
資料名 | 下水道技術報告集 |
ページ | PAGE.247‐257 |
ジャンル | 下水処理,下水道業務管理,リサイクル |
抄録文 | 大阪市では,汚泥の有効利用の一環として,下水処理場から発生する下水汚泥を用いて汚泥活性炭を製造している。前報(平成3,4年度調査分)では,汚泥活性炭は脱臭剤としての利用が可能であることを報告したが,重量当たりの吸着性能や固形物としての強度は市販の活性炭と比較して低く,実用化には性能改善の余地があった。そこで,汚泥活性炭の実用化に向けて,薬品を用いる賦活方法や原料の品質改善,形状の改善等を検討した。その結果,以下のことが分かった。1)薬品賦活の場合,乾燥重量に対する薬品添加率1のとき,塩化亜鉛を用いた場合が最も性能が高い。2)原料に木粉(または廃活性炭)を添加する方法は,確実に性能を上昇させる。3)水溶性高分子または水酸化ナトリウムを添加することにより強度改善が可能である。 |