整理番号 | 02F0000240 |
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原語 | 日本語 |
執筆年 | 2001 |
和文標題 | 建設業界における廃棄物のリサイクルへの取り組み |
英文標題 | - |
著者名 | 滝田裕久 |
団体著者名 | - |
所属機関名 | 鹿島建設 |
資料名 | 生活衛生 |
ページ | PAGE.29‐35 |
ジャンル | -,リサイクル,廃棄物処理 |
抄録文 | 建設業の廃棄物排出量は全産業の25%を占め,その再利用率向上に向け,業界を挙げて鋭意取組み中である。その取組みを紹介し,資源循環型社会の構築に向けて,建設業界が果すべき役割と取組みを述べた。1995年度における建設廃棄物総量は約9900万トン,その73%がコンクリート塊とアスファルト・コンクリート塊,以下建設汚泥,建設混合廃棄物,建設発生木材となっている。前2者のリサイクル率は70~80%で比較的高いが,以下は十数%程度で,2000年目標には程遠い現状である。建設廃棄物の最終処分量は1990年度に4408万トンであったが,2005年度には1400万トン(1990年度の68%減),2010年度には900万トン(同80%減)に削減する目標を設定し,リサイクルに取組んでいる。業界ではリサイクル推進懇談会において,循環型社会の主導的産業となることを宣言し,積極的に責任を分担する所存である。 |