大阪市都市工学情報2次情報集 [論文情報]
整理番号86F0000051
原語日本語
執筆年1980
和文標題今川,駒川への浄化用水導入事業
英文標題-
著者名松川昭夫、浜田圭一郎、寺本博明
団体著者名-
所属機関名大阪市土木局
資料名土木局業務論文報告集 (1980)
ページPAGE.471‐476
ジャンルアメニティ,河川事業,リサイクル
抄録文大阪市の東南部を流れる一級河川今川,駒川は,元来かんがい用に利用されていたが,周辺地域の著しい市街化や下水道整備が進むにつれて,今ではその役割のほとんどは,降雨時だけの排水となっている。このように固有水源を持たない河川であるため,降雨時以外は水枯れしたまった水が腐敗するなど環境の悪化を来しており,何らかの対策が待ち望まれていた。そこで晴天時に,両河川の上流から一定量の浄化用水を流し「うるおいのあるせせらぎ」を取り戻し,都市内の貴重なオープンスペースとしての河川を復活させることにした。この浄化用水には,平野下水処理場の3次処理水(BOD約5ppm)を使用する。両河川とも現在護岸の改修を進めており,今回の浄化用水導入と合わせて河川環境整備もより一層増進されることになる。このように自然環境に親しむことのできる河川景観の創造は,今後の都市河川のあり方の一つの方向を示唆するものと期待される