整理番号 | 86F0000098 |
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原語 | 日本語 |
執筆年 | 1977 |
和文標題 | 掘削残土の安定処理による再利用についての一研究 |
英文標題 | - |
著者名 | 三瀬貞、山田優、佐々木三男 |
団体著者名 | - |
所属機関名 | 大阪市立大学_大阪市土木局 |
資料名 | 土木学会年次学術講演会概要集 |
ページ | PAGE.484‐485 |
ジャンル | 道路事業,リサイクル,廃棄物処理 |
抄録文 | 土木工事における掘削残土の処分問題には,(1)新たな残土処分地の確保 (2)省資源化,再資源化等の技術開発により排出量および最終処分量を減らすといった姿勢が求められている。後者の具体策の1つとして「掘削残土の再利用」があげられるが,再利用対象によって要求される土の性状は異なり,その性状を試験するのに時間がかかるために,残土を一時仮置するなどの処置が必要となり,これが再利用を遅らせている原因の1つである。本研究では,再利用対象を「舗装材料」に限定し,市内32カ所の道路工事現場から排出された残土を,未処理時のCBR,ならびに粉末生石灰などで安定処理した時のCBRを,フルイ分け試験などの物理試験結果を用いて予測する方法を検討した。その結果,物理試験結果ならびに安定処理材の添加量を変数にして,CBRならびに安定処理時のCBRを予測する式が求められた。さらに,式の精度を高めるべき検討を要する。 |