整理番号 | 86F0000572 |
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原語 | 日本語 |
執筆年 | 1977 |
和文標題 | 残土リサイクルの一考察 |
英文標題 | - |
著者名 | 佐々木三男 |
団体著者名 | - |
所属機関名 | 大阪市土木局 |
資料名 | 大阪市土木局業務研究論文集 (1977) |
ページ | PAGE.112‐125 |
ジャンル | 土木事業全般,リサイクル,廃棄物処理 |
抄録文 | 省資源化・再資源化を土木工事において実施するための1方法として,残土の有効利用をあげることができる。そのために必要な一連の調査・研究をさして,残土リサイクルとよんでいる。現行の土質試験法で,残土の性状を知るには所要時間がかかり過ぎる。これが,残土の有効利用にマイナスに作用する。では,残土の有効利用にプラスに作用するところの残土の性状を知る手法は,(1)現場で瞬時に残土の性状が分かり,(2)だれにでもできるという特徴を備えていることが必要になってくる。そこで,残土の再利用対象を「下層路盤用材料」として,土のCBR値を比較的現場で簡易にもとめることができる土の自然含水比,土の粒度割合,乾燥密度でもって予測できないかどうかを統計的手法を用いて分析してみた。その結果,土の力学的性質を土の物理的性質でもって予測することが可能であることが分かった。その予測による値と実測値との相関係数は,最大値で0.795であった |